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【王道ギターの風格】レスポールを使用するギタリスト

ギブソン社のレスポールは、フェンダー社のストラトキャスターと並び、エレキギターの代表的モデルとして世界中で愛用されています。

元々はその名を冠されたレス・ポールさんというジャズギタリストのアーティストモデルですが、楽器としての構造や搭載されているハムバッカーと呼ばれる高出力のピックアップが、ロック系のオーバードライブサウンドと相性が良く、その魅了から使用するギタリストも少なくありません。

最初の製造は1952年であり、半世紀以上経った2020年代の現代からすれば、少し”古めかしい”ルックスに映るかもしれませんが、同時に”これぞエレキギター”といった風格も感じます。

そんなレスポールを愛用していることで有名なギタリストをピックアップしました。

【王道ギターの風格】レスポールを使用するギタリスト(1〜10)

PATA

X JAPANのギタリストとして、ギターをプレイしている人ならもちろん知っているであろうPataさん。

彼はギブソンコレクターで、ビンテージもののレスポールを何本も所有しているとのことです。

トラディショナルな見た目で速弾きをこなすギタリストとして、やはりチェックしておきたいギタリストです。

Randy Rhoads

‘Crazy Train’ from “Thirty Years After The Blizzard” DVD
Randy Rhoads

オジー・オズボーン・バンドの初代ギタリストとして活躍しながらも、ツアー中の飛行機事故により25歳という若さでこの世を去った伝説的ギタリスト。

ハードロックやメタルといった激しい音楽にいち早くクラシカルな要素を取り入れ、1970年代から1980年代にかけてロックギターの進化を担ったギタリストの1人です。

ランディ・ローズさんと言えば水玉のフライングVのイメージが強いですが、実は一番長く使用していたのがギブソンのレスポールでした。

後世に多大な影響を残した楽曲やギタープレイの多くは、レスポールから生まれたものも多いのかもしれませんね。

John Sykes

Blue Murder – We All Fall Down
John Sykes

ブラックのレスポール・カスタムをメインに演奏するイングランド出身のギタリスト。

シン・リジィやホワイトスネイクといった世界的な大物バンドへの参加や、自身が立ち上げたバンドであるブルー・マーダーでの活躍で有名なHR/HM系のミュージシャンです。

また、ソロ・プロジェクトであるサイクスではギターだけでなくボーカルやシンガーソングライターとしても活動し、その多才さでロック界に名を轟かせました。

レスポールの乾いた音色から繰り出される重厚なリフとテクニカルなギターソロがトレードマークのギタリストです。

【王道ギターの風格】レスポールを使用するギタリスト(11〜20)

奥田民生

奥田民生「イージュー★ライダー」OFFICIAL MUSIC VIDEO
奥田民生

人気ソロアーティストの奥田民生さんも、メインギターとしてレスポールを使用しています。

愛用している1959年製のヴィンテージレスポールのレプリカモデルが、2015年に奥田民生モデルとして、レスポール社から発売され話題になりました。

平沢唯(アニメけいおん)

日本で最も有名で、人気のある女性ギタリストかもしれない、アニメ「けいおん」のギターボーカル平沢唯もレスポールを使っています。

初心者ですが、ヴィンテージギターを所有。

「ぎーた」という名前をつけてかわいがっています。

Gary Moore

Gary Moore – Still Got The Blues (Live)
Gary Moore

北アイルランド出身の、ギタリスト、歌手である、Gary Mooreさんもレスポール愛用者として知られています。

トゲのないフロントピックアップの音で、長いサスティンの効いたギターソロを気持ちよく聴かせてくれる曲です。

真島昌利

真島昌利/アンダルシアに憧れて
真島昌利

ブルーハーツ、THE HIGH LOWS、クロマニヨンズと3つの伝説的バンドに所属し、日本のロック史に名を残すギタリストの、マーシーこと真島昌利さんもメインギターはレスポールです。

おおらかで骨太なサウンドとハスキーな声のバランスは絶妙。