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【王道ギターの風格】レスポールを使用するギタリスト

ギブソン社のレスポールは、フェンダー社のストラトキャスターと並び、エレキギターの代表的モデルとして世界中で愛用されています。

元々はその名を冠されたレス・ポールさんというジャズギタリストのアーティストモデルですが、楽器としての構造や搭載されているハムバッカーと呼ばれる高出力のピックアップが、ロック系のオーバードライブサウンドと相性が良く、その魅了から使用するギタリストも少なくありません。

最初の製造は1952年であり、半世紀以上経った2020年代の現代からすれば、少し”古めかしい”ルックスに映るかもしれませんが、同時に”これぞエレキギター”といった風格も感じます。

そんなレスポールを愛用していることで有名なギタリストをピックアップしました。

【王道ギターの風格】レスポールを使用するギタリスト(1〜20)

Les Paul

Les Paul & Mary Ford Show: World Is Waiting For The Sunrise
Les Paul

その名のとおり、今や世界的にスタンダードなギターであるギブソン社のレスポールを生み出したミュージシャン。

実は本名はレスター・ウィリアム・ポルスファスで、レス・ポールとは芸名であったことをご存じでしたでしょうか?

いまやロックギターの代名詞ともなっているギターの生みの親であると同時に、世界初となる多重録音によるレコードを発表したりなど、彼がいなければ現代の音楽シーンは現在のような進化はなかったかもしれませんね。

ミュージシャンとしても開発者としても世界の音楽シーンに多大な影響を与えた人物です。

John Sykes

Blue Murder – We All Fall Down
John Sykes

ブラックのレスポール・カスタムをメインに演奏するイングランド出身のギタリスト。

シン・リジィやホワイトスネイクといった世界的な大物バンドへの参加や、自身が立ち上げたバンドであるブルー・マーダーでの活躍で有名なHR/HM系のミュージシャンです。

また、ソロ・プロジェクトであるサイクスではギターだけでなくボーカルやシンガーソングライターとしても活動し、その多才さでロック界に名を轟かせました。

レスポールの乾いた音色から繰り出される重厚なリフとテクニカルなギターソロがトレードマークのギタリストです。

PATA

X JAPANのギタリストとして、ギターをプレイしている人ならもちろん知っているであろうPataさん。

彼はギブソンコレクターで、ビンテージもののレスポールを何本も所有しているとのことです。

トラディショナルな見た目で速弾きをこなすギタリストとして、やはりチェックしておきたいギタリストです。

Randy Rhoads

‘Crazy Train’ from “Thirty Years After The Blizzard” DVD
Randy Rhoads

オジー・オズボーン・バンドの初代ギタリストとして活躍しながらも、ツアー中の飛行機事故により25歳という若さでこの世を去った伝説的ギタリスト。

ハードロックやメタルといった激しい音楽にいち早くクラシカルな要素を取り入れ、1970年代から1980年代にかけてロックギターの進化を担ったギタリストの1人です。

ランディ・ローズさんと言えば水玉のフライングVのイメージが強いですが、実は一番長く使用していたのがギブソンのレスポールでした。

後世に多大な影響を残した楽曲やギタープレイの多くは、レスポールから生まれたものも多いのかもしれませんね。

Zakk Wylde

OZZY OSBOURNE – “No More Tears” (Official Video)
Zakk Wylde

Ozzy Osbourneさんのバンドに、一番長く在籍していたと言われていて、Black Label Societyのギターボーカルとして活躍する、Zakk Wyldeさん。

渦巻きカラーのレスポールが印象的なギターですね。

ヘヴィな音楽にレスポールの重厚な音が、とても合っています。