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【難易度低め】フランツ・リストのおすすめのピアノ曲【中級】

フランツ・リストといえば19世紀における代表的なピアニスト兼作曲家の1人であり、ニコロ・パガニーニに影響を受けたという超絶技巧でも知られていますよね。

パガニーニのヴァイオリン協奏曲を主題として編曲した『ラ・カンパネラ』や『ハンガリー狂詩曲 第2番』といった代表的な作品は高度なテクニックが要求され、比較的易しいとされる有名な『愛の夢 第3番』も実際に弾くとなると上級レベルです。

それでもリストの曲をどうにか弾いてみたいという中級者レベルの方に向けて、今回の記事ではマイナーな作品も含めてリサーチ、リストの作品としては難易度が低めな楽曲を集めてみました。

ピアニストとしてレベルを上げたい方も要チェックです!

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【難易度低め】フランツ・リストのおすすめのピアノ曲【中級】(1〜10)

「変イ長調 – Allegro grazioso」すべての長・短調の練習のための48の練習曲 第9番Franz Liszt

フランツ・リストが1826年に手掛けた初期の練習曲集の第9番は、のちの名作へとつながる重要な足跡となる楽曲です。

流れるような優美な旋律と即興的な間合いが特徴で、変イ長調の柔らかな響きがロマンチックな雰囲気をかもし出しています。

右手の繊細な装飾音やテンポの揺れなど、表現力を磨くための要素がたっぷり詰まっており、単なる指の訓練にとどまらない深い音楽性を味わえます。

派手なテクニックよりも、歌うようなメロディを美しく響かせたい方にオススメの1曲です。

ペダルの使い方や和音の移ろいを意識しながら、若き天才が描いた夢見るような世界をじっくりと楽しんでみてくださいね。

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    巡礼の年 第3年 第2曲『エステ荘の糸杉にI:哀歌』Franz Liszt

    F. LISZT – Aux Cypres de la Villa d’Este 1: Threnody S.163/2 (Zoltan Kocsis)
    巡礼の年 第3年 第2曲『エステ荘の糸杉にI:哀歌』Franz Liszt

    本作は、ローマ近郊のヴィラ・デステにある名木に触発されて1877年に作曲された、静かながらも深い思索に満ちたピアノ独奏曲です。

    華麗な技巧で知られるロマン派の巨匠が晩年にたどり着いた、陰影の濃い内省的な世界が広がっています。

    『哀歌』というタイトルが示すように、ためらうような和音の進行や低音域の重みが、喪失感や祈りのような語られない感情を見事に表現しています。

    派手な超絶技巧を必要としないため、和音の響きや音色にじっくりと向き合いたい方にオススメです。

    老境の作曲家が見つめた風景と心象を想像しながら、静寂のなかでその深遠な響きを堪能してみてはいかがでしょうか。

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      愛の夢 第2番『私は死んだ』Franz Liszt

      リスト: 愛の夢-3つのノクターン,S.541,R.211 2. 第2番「私は死んだ」 Pf.ミハイル・カンディンスキー:MikhailKandinsky
      愛の夢 第2番『私は死んだ』Franz Liszt

      フランツ・リストの『愛の夢』といえば、フェルディナント・フライリヒラートの詩『おお、愛しうる限り愛せ』に曲をつけた第3番が有名ですが、ドイツの詩人ルートヴィヒ・ウーラントの詩に曲をつけた第2番『私は死んだ』も、非常に美しい隠れた名曲です。

      流れが美しい第3番と異なり、切々と思いをかみしめるように進んでいくのが、第2番の特徴的な部分。

      音1つ1つの響きを意識しながら弾いていく必要があるため、音を追うことは比較的簡単ですが、ごまかしが効かない難しさがあります。

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        【難易度低め】フランツ・リストのおすすめのピアノ曲【中級】(11〜20)

        巡礼の年 第2年:イタリア 第3曲『サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ』Franz Liszt

        「小さな歌」を意味するタイトルが付けられた、フランツ・リスト作曲のピアノ曲集『巡礼の年 第2年:イタリア』の第3曲。

        重々しい前曲から一転し、明朗で軽快なメロディが続く、非常に親しみやすい楽曲です。

        1858年に出版された本作は、17世紀の芸術家サルヴァトール・ローザの名が付けられていますが、リストが載せた歌詞はジョヴァンニ・ボノンチーニの作とされています。

        リストの作品のなかでは比較的短く、音を追うのは難しくありませんが、古風な歌の気品や軽妙なユーモアを保ちながら弾くのがポイント。

        リストの曲で表現力を磨きたい方にもピッタリの1曲ですよ!

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          子守歌 S.174 R.57Franz Liszt

          Berceuse, S. 174/R. 57a: Berceuse, S174a/R57a (1st Version)
          子守歌 S.174 R.57Franz Liszt

          フランツ・リストといえば、情熱的でロマンチックな音楽や、人間業とは思えない超絶技巧の楽曲を思い浮べる方が多いはず。

          しかし『子守歌 S.174 R.57』は、リストらしい甘い雰囲気はありつつも激しさは一切感じられず終始穏やかに進んでいく、心地よい眠りに導いてくれるような美しい楽曲です。

          音数は少なく譜読みしやすいですが、穏やかな流れを意識しなめらかに演奏するためには、指先をしっかりコントロールすることが重要です。

          正しい手のフォームで、1音1音を大切にしながら演奏しましょう。

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            旅人のアルバム 第2部:アルプスの旋律の花々 7c. Allegro pastoraleFranz Liszt

            Liszt – Allegro pastorale (from Album d’un voyageur, S.156) – Cyprien Katsaris Piano
            旅人のアルバム 第2部:アルプスの旋律の花々 7c. Allegro pastoraleFranz Liszt

            フランツ・リストがスイスを旅した際の体験や自然の風景を音楽で表現したとされるのが、ピアノ曲集『旅人のアルバム』の第2部『アルプスの旋律の花々』に収められた『7c. Allegro pastorale』です。

            1840年にパリで出版された初期作品集の一つに収められており、のちに有名な『巡礼の年 第1年:スイス』の第3曲へと発展していく原型でもあります。

            軽やかな進行感を備えた牧歌風の曲調で、超絶技巧よりもニュアンスの制御や歌い方が求められます。

            透明感のある音色やテンポの呼吸を大切にしながら、アルプスの自然を感じさせる素朴なメロディを紡いでみてください。

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              巡礼の年 第1年:スイス 第9曲『ジュネーヴの鐘 』Franz Liszt

              旅の終着点で感じる静かな余韻を美しく描いた、アルバム『巡礼の年 第1年:スイス』の最後を飾る夜想曲です。

              1835年からの滞在体験が背景にあり、推敲を重ねて1855年に出版された歴史をもっています。

              夜の静けさのなかに響く遠くの鐘の音や、水辺の穏やかな空気が、柔らかな和音と歌うようなメロディによって見事に表現されています。

              華麗なテクニックよりも、音の響きを繊細にコントロールすることが求められる本作。

              ペダルをていねいに使い、濁りのない透明な音色を響かせることがポイントです。

              激しいフレーズよりも、心安らぐ詩的な旋律をじっくりと弾き込みたい方にピッタリな作品といえるでしょう。

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