【難易度低め】フランツ・リストのおすすめのピアノ曲【中級】
フランツ・リストといえば19世紀における代表的なピアニスト兼作曲家の1人であり、ニコロ・パガニーニに影響を受けたという超絶技巧でも知られていますよね。
パガニーニのヴァイオリン協奏曲を主題として編曲した『ラ・カンパネラ』や『ハンガリー狂詩曲 第2番』といった代表的な作品は高度なテクニックが要求され、比較的易しいとされる有名な『愛の夢 第3番』も実際に弾くとなると上級レベルです。
それでもリストの曲をどうにか弾いてみたいという中級者レベルの方に向けて、今回の記事ではマイナーな作品も含めてリサーチ、リストの作品としては難易度が低めな楽曲を集めてみました。
ピアニストとしてレベルを上げたい方も要チェックです!
- 【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選
- 【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】
- 【上級者におすすめ】ピアノ発表会で挑戦したいクラシックの名曲
- 【難易度低め】ラフマニノフのピアノ曲|挑戦しやすい作品を厳選!
- 【最高難度】ピアノの魔術師・リストが手掛けた難しい曲を厳選
- 【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!
- 【ピアノ発表会】大人のピアノ発表会におすすめ!聴き映えする名曲を厳選
- 【初級~中級】難易度が低めなショパンの作品。おすすめのショパンの作品
- ブラームスのピアノ曲|難易度低め&挑戦しやすい作品を厳選!
- 【難易度低め】聴いた印象ほど難しくない!?ドビュッシーのピアノ曲
- 【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち
- 【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲
- 【クラシック音楽】全曲3分以内!短くてかっこいいピアノ曲まとめ
【難易度低め】フランツ・リストのおすすめのピアノ曲【中級】(11〜20)
巡礼の年 第1年:スイス 第9曲『ジュネーヴの鐘 』Franz Liszt

旅の終着点で感じる静かな余韻を美しく描いた、アルバム『巡礼の年 第1年:スイス』の最後を飾る夜想曲です。
1835年からの滞在体験が背景にあり、推敲を重ねて1855年に出版された歴史をもっています。
夜の静けさのなかに響く遠くの鐘の音や、水辺の穏やかな空気が、柔らかな和音と歌うようなメロディによって見事に表現されています。
華麗なテクニックよりも、音の響きを繊細にコントロールすることが求められる本作。
ペダルをていねいに使い、濁りのない透明な音色を響かせることがポイントです。
激しいフレーズよりも、心安らぐ詩的な旋律をじっくりと弾き込みたい方にピッタリな作品といえるでしょう。
献呈Schumann=Liszt

ロベルト・シューマンが結婚式前夜に妻クララに贈った歌曲集『ミルテの花 op.25』を、ピアノの魔術師フランツ・リストがピアノ独奏用に編曲したものが、このシューマン=リストの『献呈』です。
編曲されたクラシック作品の中には、独特のアレンジが加えられて原型をとどめていない作品も数多くありますが、こちらの作品はシューマンが作曲した歌曲を忠実に再現しつつ、リストらしいピアニスティックな表現が加えられており、非常に上品な作品に仕上げられています。
原曲の歌曲を聴いてから弾くと、より演奏のイメージが明確になりますよ!
旅人のアルバム 第1部:印象と詩『詩篇』Franz Liszt

1830年代後半のスイス旅行の体験をもとに作曲され、1842年10月に刊行された全集版の第1部を締めくくる小品です。
16世紀の作曲家による賛美歌のメロディをベースにしており、静かでめい想的な雰囲気が漂う音楽となっています。
派手な技巧を必要とする華やかな作品とは異なり、祈るような穏やかな和音と美しいメロディが特徴です。
テクニック面でのハードルは比較的低いため、これから少しステップアップして奥深い表現力に挑戦してみたいという方にピッタリな1曲といえるでしょう。
教会に響き渡るような荘厳で澄んだ音色を思い浮かべながら、内面的な感情を込めて丁寧に弾いてみてくださいね。
超絶技巧練習曲 ヘ長調『風景』 Poco adagioFranz Liszt

1852年に出版された練習曲集の第3曲。
派手な技巧が目立つリストのイメージとは少し異なり、静かな歌や柔らかな分散和音によって、豊かな自然や美しい情景を描き出しています。
中間部でやや動きが増すものの、最後はもとの穏やかな雰囲気へと戻っていきます。
この楽曲は技術的な難易度が比較的抑えられているため、挑戦しやすい部類に入ります。
しかし、メロディを自然に浮き上がらせるコントロールや、和声の色彩変化を表現する力が求められるでしょう。
そのため、ただ指を動かすだけでなく、響きのなかに感情の移ろいを込める練習をしたい方にオススメです。
美しい響きを確かめながら、詩的な世界観を表現してみてくださいね。
「ト短調 – Molto agitato」すべての長・短調の練習のための48の練習曲 6番Franz Liszt

15歳という若さのフランツ・リストが1826年当時に完成させた、全48曲からなる壮大な練習曲構想の一つとして作られたピアノ独奏曲です。
若いエネルギーにあふれた焦燥感や、短調ならではのひりひりとした緊張感がダイレクトに伝わってくるドラマチックな曲調が魅力。
後年の壮大な作品に比べると、楽譜のつくりが比較的シンプルかつ短くまとまっているため、情熱的な世界観に少しステップアップして触れてみたいという方にもピッタリです。
テンポが速く激しい感情の動きが要求されますが、単なる指の運動で終わらせず、心から湧き上がる感情を思いきり音にのせて響かせてみてくださいね!


