【歌いやすい】男性が歌うとかっこいい女性の曲
「女性の曲は歌いづらい……」よく耳にする言葉ですが、実はそうとは限りません!
女性の楽曲が難しいと感じる理由は、男性と女性の声域の差によるもの。
要するに、キーさえ合わせてしまえば、女性の楽曲でも関係なく歌えるんです。
しかし、女性は男性に比べて広い音域を持っていることが多いため、そういった意味では女性歌手の楽曲は男性にとってやや歌いづらいといえるかもしれませんね。
そこで今回は、男性にも歌いやすい女性アーティストの楽曲のなかでも、特にかっこいい曲調のものをピックアップしました。
ボーカルの専門的な知識や技術についても触れているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
【歌いやすい】男性が歌うとかっこいい女性の曲(1〜10)
愛を伝えたいだとかあいみょん

大切な人へ伝えきれない切ない気持ちを、巧みな言葉選びで表現した男性目線の楽曲です。
2017年5月にメジャー2ndシングルとしてリリースされた本作は、あいみょんさんによって描かれた男性目線の歌詞で多くの共感を呼び、KTS鹿児島テレビ「ナマ・イキVOICE」エンディングテーマにも起用されました。
恋愛の気持ちを素直に表現できない男性の葛藤を見事に描写した、思いを伝えられずに悩んでいる方の心に響く1曲。
男性らしい深みのある声で歌えば、あいみょんさんの歌唱とはまた違った味わいを出せるでしょう。
怪物YOASOBI

独特なエレクトロサウンドと激しいポップフックが印象的な楽曲。
アニメ『BEASTARS』第2期のオープニングテーマとして書き下ろされました。
自分自身との葛藤や、他者を守りたいという強い意志が歌われており、聴く人の心に深く響く内容となっています。
本作は2021年1月にリリースされ、同年のBillboard JAPANのダウンロード・ソング・チャートで初登場3位を記録。
同年4月には、ストリーミング累計再生回数が1億回を突破するなど、大きな話題を呼びました。
鈴木雅之さんはじめ、さまざまな男性アーティストによるカバーバージョンがYouTubeにアップされていますので、参考にしてみてくださいね。
春を告げるyama

yamaさんのはかなくも力強い歌声が、現代を生きる若者の孤独や葛藤を鮮やかに描き出している本作。
SNSを通じて生まれる人間関係のもろさや、演じ続ける自分への違和感など、心の奥底にひそむ感情を丁寧に描写した歌詞は、多くのリスナーの共感を呼んでいます。
2020年4月にデジタル配信された本作は、アルバム『the meaning of life』のボーナストラックとして収録。
Billboard Japan Hot 100で最高7位を記録するなど、着実な支持を集めています。
透明感のある声質とメロディアスなサウンドは、男性が歌唱するのにも適しており、カラオケで心地よく歌える1曲です。
【歌いやすい】男性が歌うとかっこいい女性の曲(11〜20)
Mプリンセス・プリンセス

失恋して傷ついた女性の繊細な心情を歌い上げた、プリンセス プリンセスの名曲。
静かなピアノから始まり、徐々に感情を解放していくように楽器が重なっていく壮大なバラードです。
富田京子さんが自身の経験をもとに紡いだ言葉には、失恋の痛みと前に進もうとする勇気が表現されています。
1988年11月にリリースされたアルバム『LET’S GET CRAZY』に収録され、翌年には『Diamonds』のB面曲として改めて世に送り出された本作は、その普遍的な魅力から、徳永英明さんや山崎まさよしさんなど、数多くのアーティストによってカバーされています。
女性ボーカルの曲に挑戦する際は、男性アーティストによってカバーされているかどうかも、歌いやすい曲を選ぶポイントになりそうですね。
残響散歌Aimer

切なさと力強さが交錯する、心に響く1曲。
繊細な感情表現と圧倒的な歌唱力で聴く者を魅了します。
アニメ『鬼滅の刃 遊郭編』のオープニングテーマに起用され、2021年12月に配信リリースされた本作は、ビルボード・ジャパンソングスチャートでダウンロードとストリーミングの1位を獲得するなど、圧倒的な支持を集めました。
自分の道を切り開く強さと、過去の葛藤を乗り越える勇気を歌った歌詞は、多くの人の心に響きます。
男性が歌う場合は、ぜひ、Aimerさんの感情表現を大切にしつつ、ご自身の解釈も反映させながら歌ってみてください。
きっと、ただ音を追うよりも感情移入しやすく、歌いやすさも増すはずです!
紅蓮華LiSA

ストレートで力強い歌詞と、迫力のあるサウンドが印象的な1曲。
困難に立ち向かう勇気と、自分自身を変える力を歌い上げる歌詞は、多くの人の共感を呼んでいます。
テレビアニメ『鬼滅の刃』のオープニングテーマに起用され、2019年7月にリリースされた本作は、アニメファンだけでなく、幅広い層に支持される人気曲となり、2019年の『第70回NHK紅白歌合戦』でも披露されました。
力強さを求める方や、困難を乗り越えたい方にオススメの1曲。
LiSAさんの歌唱力を存分に堪能できる本作は、男性が歌っても格好よく決まること間違いなしです!
丸ノ内サディスティック椎名林檎

ジャジーなアンサンブルと独特なメロディーラインが印象的な、椎名林檎さんの『丸ノ内サディスティック』。
1999年にリリースされたアルバム『無罪モラトリアム』に収録されています。
椎名林檎さんがボーカルをつとめる東京事変でも度々カバーされているほか、シドのマオさんやスキマスイッチなど男性アーティストにもカバーされています。
リズムが少し難しいところではありますが、ノリがつかめれば一気にかっこよく歌えるようになりますよ!
自分の歌いやすいキーに調整して、リズムにのってかっこよく歌ってみましょう。