【歌いやすい】男性が歌うとかっこいい女性の曲
「女性の曲は歌いづらい……」よく耳にする言葉ですが、実はそうとは限りません!
女性の楽曲が難しいと感じる理由は、男性と女性の声域の差によるもの。
要するに、キーさえ合わせてしまえば、女性の楽曲でも関係なく歌えるんです。
しかし、女性は男性に比べて広い音域を持っていることが多いため、そういった意味では女性歌手の楽曲は男性にとってやや歌いづらいといえるかもしれませんね。
そこで今回は、男性にも歌いやすい女性アーティストの楽曲のなかでも、特にかっこいい曲調のものをピックアップしました。
ボーカルの専門的な知識や技術についても触れているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
【歌いやすい】男性が歌うとかっこいい女性の曲(21〜30)
Discord-disco十明

映画『すずめの戸締り』のテーマソングを担当したことで、全国的な人気を集めるようになった彼女。
当時の楽曲だけを知っている方は、キレイな声で美しいメロディーを歌う歌手といった印象をお持ちかもしれませんが、実際の彼女は違います。
非常にかっこいい楽曲が多く、なかでもこちらの『Discord-disco』は特に男性にオススメしたい楽曲です。
ノイアーなジャズのテイストとゴシックな雰囲気に包まれた本作は、野太い低音をお持ちの男性に特にオススメ。
ウィスパーボイスを効果的に取り入れながら、ダークに歌い上げてみてください。
My landscapeBiSH

伝説的なアイドルグループ、BiSH。
それまでにはなかった破天荒なキャラクターと、アイドルらしさを持ちながらも、どこかにかっこよさや深さを感じさせる音楽性が印象的なアイドルグループですね。
そんな彼女たちの作品のなかでも、特に男性にオススメしたいのが、こちらの『My landscape』。
音域はやや広い作品ではありますが、メインボーカルを担当しているアイナ・ジ・エンドさんの歌い方が男性的なので、本家に寄せて荒っぽい歌い方をすれば、広い音域の問題も解消できるでしょう。
特に大サビ前の叫びの部分は、シャウトをかけるというよりも心から叫ぶといった感じに歌ってみてください。
【歌いやすい】男性が歌うとかっこいい女性の曲(31〜40)
情熱UA

90年代を代表する名曲『情熱』。
言わずとしれたUAさんの名曲ですね。
女性によるカバーも多い本作ですが、男性にとっても非常に歌いやすい楽曲です。
ブラックミュージックの要素を多分に含んでいるため、日本人にとってはややリズムが取りづらいかもしれません。
しかし、高音部分が少なく、男性の野太い声でかけるシャウトとも相性が良いので、総合的には男性向けの楽曲と言えます。
Cメロの音程が取りづらいという方は、ぜひライブバージョンを聴いてみてください。
わざと音程を外して、アレンジをかけるUAさんを見て、ヒントが得られるかもしれません。
Seasoniri

邦楽R&Bシーンで注目されている女性シンガーソングライター、iriさん。
スムーズなR&Bを多くリリースしている彼女ですが、その流れるような音楽性を支えているのは、なんといっても低音部分の響きではないでしょうか?
彼女は女性ボーカルとしては声がかなり低い方で知られています。
そのため、男性にとってかなり歌いやすい女性ボーカルと言えるでしょう。
なかでも、こちらの『Season』は特にオススメです。
サビ終わりの裏声のパートが難しいと感じる方は、ハーモニーの低音部分で歌ってみてください。
全体としては低音にまとめられた音域の狭い、非常に歌いやすい作品と言えます。
退屈な夜はブギーを浜田マロン

退廃的な雰囲気を持ったジャズでコアな音楽マニアから高い評価を集める女性シンガーソングライター、浜田マロンさん。
長年にわたってブレることのない枯れたジャズを聴かせてくれるアーティストですね。
そんな彼女の作品のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『退屈な夜はブギーを』。
昭和初期の音楽性とEGO-WRAPPIN’のようなオシャレなジャズがミックスされた名曲ですね。
広くはない音域に加えて、昭和歌謡に通ずるボーカルが特徴なので、50代以上の男性にとっては特に歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
Tot MusicaAdo

人気シンガー、Adoさん。
正直、彼女の楽曲に歌いやすい作品はほとんどありません。
しかし、この『Tot Musica』は別です。
もちろん、基礎的な歌唱力は必要ですが、本作はAdoさんの楽曲のなかでも特にシャウトが多い作品です。
ただのシャウトではなく、低音をひびかせるタイプのシャウトなので、むしろ男性こそ歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
ただし、無理にシャウトを出そうとするのは、気張っているときの声に聴こえてしまうので要注意です。
中高音の延長線上としてシャウトが自然に出るように練習してみてください。
Glitter IllusionGLIM SPANKY

ブルースロック、サイケデリックロック、ガレージロックなどを得意とするロックユニット、GLIM SPANKY。
ボーカルの松尾レミさんのハスキーで枯れた歌い方に憧れる男性も多いのではないでしょうか?
そんな彼女たちの作品のなかでも、特に歌いやすいのが、こちらの『Glitter Illusion』。
喉を適度に締めるエッジボイスという発声を多用すれば、本家のような枯れた歌い方ができます。
キレイに歌う必要がない楽曲なので、男性にとっては歌いやすい楽曲と言えるでしょう。