【DUBってなに?】初心者向けDUBミュージック特集!
洋楽を少しでも聴く方ならダブステップやダブワイズという言葉を聴いたことがあると思います。
しかし、ダブという言葉の意味がイマイチ分からないという方も多いのではないでしょうか?
ダブというのは、ジャマイカから派生したジャンルの1つで、簡単に言ってしまえばリミックスのことです。
今回は発祥の地であるレゲエのダブ、そしてエフェクトに重きを置いたダブワイズとダブステップの3つのジャンルを中心に紹介します。
各楽曲の解説もしているので、EDMに明るくない方はぜひ最後までチェックしてみてください。
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【DUBってなに?】初心者向けDUBミュージック特集!(6〜10)
MafiaNEW!Dub Syndicate

深く沈み込むような音の世界に浸り、日常から解放されたい。
そんな気分のときにぴったりのUKダブの名曲です。
イギリスで活動したダブ・シンジケートは、プロデューサーのエイドリアン・シャーウッドさんとドラマーのスタイル・スコットさんを中心に、レゲエの枠組みを壊す実験的なサウンドを追求しました。
この楽曲は、地を這うようなベースラインや空間をねじ曲げる強烈なエフェクトなど、聴く者の意識を異次元へと誘う音響効果が満載。
7分を超える演奏時間に身を委ねれば、音の迷宮をさまようような感覚に。
1989年発表の名盤『Strike the Balance』に収録された本作を聴きながら、一人静かに夜を過ごしてみてはいかがですか?
Merry UpNEW!Glen Brown

「リズム・マスター」の異名を持つジャマイカの音楽家、グレン・ブラウンさん。
彼がプロデューサー兼メロディカ奏者として才能を発揮したのが、このインストゥルメンタル作品です。
本作は、キング・タビーさんによる深く揺らぐエコー処理が施され、まるで水中にいるかのような不思議な浮遊感を味わえます。
陽気なメロディの中にどこか切なさが漂う音色は、聴く人の心を優しく包み込むでしょう。
1972年当時に7インチ盤として制作され、後にコンピレーション盤『Rhythm Master Volume Two』にも収録されました。
日常の喧騒から離れたい夜、音の波に身を委ねてみてはいかがですか?
Jacqueline DubNEW!Hugh Mundell

21歳という若さでこの世を去ったジャマイカの伝説的シンガー、ヒュー・マンデルさん。
彼が1982年1月に発表したアルバム『Mundell』に収められた、深淵なダブ・トラックです。
プロデューサーのヘンリー“ジュンジョ”ローズさんとルーツ・ラディクスさんが作り出す強固なリズムの上を、サイエンティストがミックスした音の断片が浮遊します。
特定の女性への想いが込められた原曲の歌声が、エコーの中で幻想的に響く様に心を奪われた方も多いのでは?
キング・タビーのスタジオで生み出された本作は、まさに音の実験室。
部屋を少し暗くして、体を揺らしながら音の魔法に浸ってみてはいかがですか?
Rockers DelightNEW!Jah Shaka & Aswad

1980年代のUKダブシーンを体感できる名コラボレーションです。
ジャマイカ出身のサウンドシステム・キング、ジャー・シャカさんと、ロンドンが誇るアスワドが見事に共演。
深く沈み込むベースの上を、幾重にも重なるエコーが漂い、アスワドの洗練されたコーラスが幻想的な音の渦を生み出します。
本作は1985年頃にアルバム『Jah Shaka Meets Aswad in Addis Ababa Studio』の一曲として公開された作品で、後にグラミー賞にもノミネートされるアスワドの演奏力が光ります。
部屋の明かりを落とし、音の波に身を委ねながら、心ゆくまでその浮遊感にひたってみてはいかがですか?
One Million Man DubNEW!Jah Shaka & Mad Professor

UKダブシーンを象徴する二人の巨匠、英国で活動するジャハ・シャカさんとマッド・プロフェッサーさんが本格的に手を組んだ名盤『New Decade of Dub』。
このアルバムに収められた本作は、地鳴りのような重低音と空間を切り裂くエフェクトが絡み合う、まさに音の魔法と呼ぶにふさわしい一曲です。
歌詞はなくとも、断片的な声からは社会への強いメッセージが感じられ、聴く者を精神的な旅へと誘います。
1996年1月に公開されたこの作品は、二人の個性が高次元で融合したサウンドシステム・クラシック。
日常を離れて音楽の世界に深く沈みたい夜に、部屋を暗くして大音量で聴いてみてはいかがですか?
体の芯まで震わせるサウンドに身を委ねれば、新しい感覚の扉が開くかもしれませんね。