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【難易度低め】モーツァルトの簡単なピアノ曲。おすすめのモーツァルトの曲

教科書でもおなじみの作曲家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。

神童と呼ばれたクラシック界の天才で、オペラ、協奏曲、交響曲、室内楽、ソナタとあらゆる音楽を得意としていました。

その作品の数は600を超えると言われています。

今回はそんなモーツァルトの作品のなかでも、難易度が低めのピアノ作品をピックアップしました。

どういった部分が簡単なのか、また、その簡単ななかでもどういった部分が難しいかというところにも言及しているので、ぜひチェックしてみてください。

【難易度低め】モーツァルトの簡単なピアノ曲。おすすめのモーツァルトの曲(21〜30)

ロンド ニ長調 K.485Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルト ロンド ニ長調 ピアニスト近藤由貴/ Mozart Rondo K.485 Yuki Kondo【クラシック名曲】
ロンド ニ長調 K.485Wolfgang Amadeus Mozart

ある程度の実力が身についた初心者の方は、こちらの『ロンド ニ長調 K.485』がオススメです。

難易度としては中級者クラスで、2オクターブのスケールが登場したり、ロンドと銘打っているものの、ソナタ形式のようなフレーズが登場するなど、ややクセの強い難易度が印象的ですね。

まだ実力が身についていないうちに挑戦しても、ひどい仕上がりになってしまうので、この楽曲を演奏したいのなら、オクターブと速いパッセージをしっかりとこなせるようにしましょう。

「魔笛」より 序曲Wolfgang Amadeus Mozart

W.A.Mozart : Die Zauberflöte – Overture [piano solo] / モーツァルト「魔笛」序曲(ピアノソロ)
「魔笛」より 序曲Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルトの有名なオペラ作品『魔笛』。

今回は『「魔笛」より 序曲』を紹介したいと思います。

バイオリンでのソロが一般的ですが、ピアノ曲としても演奏されることもあります。

原曲のままでは明らかに演奏が不可能な部分が登場するため、そういう意味では難易度の高い作品といえますが、多くの楽譜はそういう部分を簡略化しています。

難易度としては中級者程度で、左手の指が回る方であればすんなりと弾けると思います。

連弾の部分も弾いてみると意外にも簡単ですので、ぜひチェックしてみてください。

ナンネルの音楽帳よりメヌエット ヘ長調 K. 2Wolfgang Amadeus Mozart

6歳を迎えたときにモーツァルトが作曲されたと言われている楽曲『メヌエット ヘ長調 K. 2』。

こんな楽曲を6歳で作るなんて、恐ろしい子供ですよね(笑)。

そんな話は置いといて……、この楽曲は初心者向けのモーツァルトの作品として人気を集めています。

右手のリズムは一定で、左手のメロディーによって雰囲気が変わるという、なんともモーツァルトらしい構成が印象的ですよね。

左手の練習にもなるので、始めたての初心者の方は、ぜひチェックしてみてください。

アレグロ ト短調 K. 312Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルト: アレグロ ト短調,K.312 Pf.赤松林太郎:Akamatsu,Rintaro
アレグロ ト短調 K. 312Wolfgang Amadeus Mozart

未完の名曲として知られているモーツァルトの作品『アレグロ ト短調 K. 312』。

作曲された動機はわかっていないものの、現在でも多くのピアノ愛好家に演奏されていますね。

難易度としては中級者向けで、単調なフレーズを繰り返したり初心者でもとっつきやすい部分はあるものの、手の交差が多かったり、嫌な部分に速いパッセージがあったりします。

『幻想曲 ニ短調 K. 397』をなんとか弾けるレベルの方は、取り組んでも損はないので、ぜひチェックしてみてください。

「フィガロの結婚」より序曲Wolfgang Amadeus Mozart

『モーツァルト:フィガロの結婚~序曲』(Mozart, The Marriage of Figaro,Overture)(ピアノ楽譜)
「フィガロの結婚」より序曲Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルトのオペラ作品『フィガロの結婚』。

オペラに少しでも興味がある方なら誰でも知っている作品ですね。

今回はその中からこちらの『「フィガロの結婚」より序曲』を紹介したいと思います。

オペラ作品ではあるものの、ソロのピアノ作品としてもよくまとまった楽曲のため、ピアノ発表会でも頻繁に演奏されますね。

難易度は中級者向けで、楽譜の印象以上に速いという特徴があります。

速いパッセージを身に着けたいという方は、課題曲にすると良いでしょう。

セレナード 第13番 ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」より第1楽章Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルト作曲 セレナード第13番ト長調作品525 アイネ・クライネ・ナハトムジークより第1楽章 連弾
セレナード 第13番 ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」より第1楽章Wolfgang Amadeus Mozart

多くのメディアで使用されているモーツァルトの名曲『セレナード 第13番 ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」より第1楽章』。

料理中のBGMに使われることが多いため、聴きなじみのある方は非常に多いと思います。

もともとはセレナードですが、ピアノ発表会では定番ですね。

難易度としては初心者のなかでも、特にキャリアの浅い方にオススメできる楽曲です。

速さや鍵盤の飛び方も初心者にとってはちょうど良い難易度にまとめられているので、ぜひチェックしてみてください。

キラキラ星変奏曲Wolfgang Amadeus Mozart

きらきら星変奏曲/モーツァルト/Variations on “Ah, vous dirai-je, Maman” K.265/Mozart/Piano/ピアノ/CANACANA
キラキラ星変奏曲Wolfgang Amadeus Mozart

子供の頃、誰かはクラスで演奏していたであろう名曲『キラキラ星変奏曲』。

簡単なモーツァルトの作品として知られていますが、それはあくまで最初の部分だけ。

第12の変化からは上級者、もしくは中級者のなかでも上の方の難易度をほこります。

後半はモーツァルトの楽曲らしく、左手でメロディーに変化をつけていくので、手の大きさも重要ですね。

初心者のうちは、自分のレベルを計る指標として、長く練習を続けてみるのも良いでしょう。