【難易度低め】モーツァルトの簡単なピアノ曲。おすすめのモーツァルトの曲
教科書でもおなじみの作曲家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。
神童と呼ばれたクラシック界の天才で、オペラ、協奏曲、交響曲、室内楽、ソナタとあらゆる音楽を得意としていました。
その作品の数は600を超えると言われています。
今回はそんなモーツァルトの作品のなかでも、難易度が低めのピアノ作品をピックアップしました。
どういった部分が簡単なのか、また、その簡単ななかでもどういった部分が難しいかというところにも言及しているので、ぜひチェックしてみてください。
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【難易度低め】モーツァルトの簡単なピアノ曲。おすすめのモーツァルトの曲(1〜20)
ピアノソナタ 第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲」付き1楽章Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルトでピアノ発表会に出るといえば、まっさきにこちらの『ピアノソナタ 第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲」付き』を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか?
第3楽章に『トルコ行進曲』があるため、トルコ行進曲付きと言われており、発表会では定番中の定番の本作。
第3楽章に目がいきがちですが、第1楽章と第2楽章もそれなりに重い演奏なので、初心者は苦労するかと重います。
とはいえ、全楽章で初心者向けといっても問題ない作品です。
暗譜も楽ですし、繰り返しのフレーズも多いので、ぜひ挑戦してみてください。
アレグロ 変ロ長調 K. 3Wolfgang Amadeus Mozart

コンクールの課題になることの多い楽曲『アレグロ 変ロ長調 K. 3』。
モーツァルトの定番ですね。
楽しく軽快な雰囲気で演奏しなければならないため、軽いタッチと歯切れの良いレガートなど、初心者にとって必要な技術がつめこまれているのが特徴です。
1小節目、1拍目の右手でスラーをかけなければいけないため、初っぱなから緊張する作品ですが、短い作品なので反復練習を繰り返してなんとかモノにしましょう。
弦楽的な表現をイメージしながら弾くと、コツをつかみやすいと思うので、ぜひ意識してみてください。
ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K. 545 第1番Wolfgang Amadeus Mozart

初心者が中級者にステップアップする上で通りがちな作品『ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K. 545』。
発表会では頻繁に演奏されるので、ご存じの方も多いと思います。
簡単な譜読みと初心者にとって大切な要素がしっかりとつめこまれた構成が印象的な本作は、16分音符が並ぶところから速度が倍速になってしまう方が多いので、そこは細心の注意を払わなければなりません。
歯切れの良い音色を意識すれば、すばらしい演奏になるので、ぜひ挑戦してみてください。
ピアノソナタ 第11番 イ長調 K.331 第3楽章「トルコ行進曲」Wolfgang Amadeus Mozart

ピアノ発表会の定番曲、そしてヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのピアノ曲の中でも人気の高い作品として知られている『トルコ行進曲』。
もとは『ピアノソナタ 第11番 イ長調 K.331』の第3楽章ですが、演奏会や発表会ではソナタとしてではなく、単独で演奏されることも多い名曲です。
おなじみのメロディが変奏曲のようにアレンジされ、後半になるにつれて難易度が上がっていきます。
途中で軽やかさや勢いを失わず最後まで弾けるよう、細かいテクニックの練習を丁寧に行いながら仕上げていきましょう。
モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」 K.618Wolfgang Amadeus Mozart

ゆったりとした演奏が魅力的なモーツァルトの作品『アヴェ・ヴェルム・コルプス』。
今回はその中からこちらの『モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」 K.618』を紹介したいと思います。
この『アヴェ・ヴェルム・コルプス』の難易度は中級と言われることが多いですが、K.618においては初級といっても問題ないでしょう。
しっかりとペダルの操作とリズムを徹底すれば、初心者でも良い演奏に聴こえると思います。
特別、難しい部分もないので、基礎的なトレーニングを終えた方は、ぜひ挑戦してみてください。