【大分むぎ焼酎二階堂】郷愁を誘う歴代CMまとめ
大分県で作られているむぎ100%の焼酎二階堂。
二階堂のCMは1987年から放送されており、毎年新しいCMが放送されるんですよね。
商品の紹介や飲むシーンはほとんど登場せず、各地の自然や町並み、身の回りの風景などを印象的に切り取った芸術的な映像が特徴なんですよね。
さらに「二階堂のCMと言えば」というほどに印象的なのが、独特の空気感を持った語り。
郷愁を誘い、心の奥にグッと語りかけてくるようなこれまでCMは、放送スタート以来根強いファンを獲得しているんですよね。
この記事では二階堂のCMを網羅し、独特の世界観を紹介していきますね。
【大分むぎ焼酎二階堂】郷愁を誘う歴代CMまとめ(21〜30)
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「風の棲む町」篇

1994年に放映された、大分むぎ焼酎二階堂CM「風の棲む町」篇です。
風を映像化している挑戦的な作品です。
風車を持って走るこどもたち、古い民家の窓でゆれるすだれ、揺れる裸電球。
排水口から吹き上がる水蒸気、揺れるお風呂屋さんののれん。
懐かしさと寂しさを感じます。
BGMには歌声にまじってヒューヒューという風の音を挿入しています。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「夢で逢いましょう」篇

あの頃はたしかに愛し合っていたのに、今は……。
切ない恋愛模様が見えてくるような、大分むぎ焼酎二階堂のCMです。
カップルか夫婦か、それとも赤の他人なのか、複数人の男女が登場するカット割りそれぞれにストーリーを妄想してしまいます。
「この人たちはこのあとどうなったんだろうか」「いつまでも幸せに暮らしたんだろうか」なんて。
知りようがないのはわかっているんですが、考えちゃいますね。
観たあとの気分が、不思議と映画が終わった時の感じと似ています。
【大分むぎ焼酎二階堂】郷愁を誘う歴代CMまとめ(31〜40)
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「自然」篇

1987年に公開された「自然」篇。
自然の風景と、相反する渋滞の映像が今を生きる人の心に深く刺さるCMですね。
「もっと、ゆっくり」そう語られるナレーションには、疲れた心を癒やす力があるように思います。
また語りの中には誰かが自分に会いたがっている様子もあり、忙しい日々に疲れたら故郷にいる家族や友人に会いにいって日常を忘れて語り合うのも必要かもしれない、そう思わせてくれますね。
映像には大分県の由布市湯布院町や、同じく由布市にある男池が使用されています。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「心をつなぐ-春夏-」篇

気の置けない人と過ごすかけがえのない時間って、ステキですよね。
『心をつなぐ-春夏-』篇は大人の心に眠る童心がくすぐられる内容。
森の中、まるで秘密基地のような場所で、昔観た映画を思い出しつつ過ごす。
これってつまり最高なんじゃないでしょうか。
大切な友達を迎えるための準備をする、その幸せ。
どういう話をしようか、これを食べておいしいって言ってもらえるか、なんて考えるのが楽しんですよね。
こういう暮らし方、生き方に憧れます。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「空に憧れた日々」篇

熊本県宇城市三角町で長い間活躍していた渡し船を題材にしているCMです。
さまざまな人間模様を見守った小さな船。
この場所に住んでいる方々にとっては、なくてはならない存在だったでしょう。
学校へ向かう学生を乗せ、仕事に向かう人を乗せ、嫁ぐ女性を乗せ……それぞれに物語と暮らしが見えてきます。
車、飛行機などで気軽に遠くまでいける今の時代との、対比が効いた内容です。
なんだか、ゆったりと船に揺られたくなりますね。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「遠い憧れ」篇

大分むぎ焼酎二階堂CM「遠い憧れ」篇です。
後ろ姿だけ登場する山高帽にベージュのコートの男性が、跳ね橋を見上げながら昔を回顧する内容になっています。
バレエレッスンをする少女を窓の外から眺める少年の後ろ姿が印象的に描かれています。
キャッチコピーは「囁きかけるのは、遠き日の憧れか…」。
ロケ地は鳥栖駅のようです。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「心をつなぐ-秋冬-」篇

寒い時期、気の合う友人と話をするだけで気持ちが温まることって、ありますよね。
『心をつなぐ-秋冬-』篇は観ていて心がほっこりするようなCM。
友達が来るのを待ちながら、ストーブを準備したり料理を作ったり。
ナレーションで語られているように、遠足の準備をしている時が1番ワクワクしていたという方、多いんじゃないでしょうか。
このCMのように、誰かと幸せを共有してみてはいかがでしょうか。