【大分むぎ焼酎二階堂】郷愁を誘う歴代CMまとめ
大分県で作られているむぎ100%の焼酎二階堂。
二階堂のCMは1987年から放送されており、毎年新しいCMが放送されるんですよね。
商品の紹介や飲むシーンはほとんど登場せず、各地の自然や町並み、身の回りの風景などを印象的に切り取った芸術的な映像が特徴なんですよね。
さらに「二階堂のCMと言えば」というほどに印象的なのが、独特の空気感を持った語り。
郷愁を誘い、心の奥にグッと語りかけてくるようなこれまでCMは、放送スタート以来根強いファンを獲得しているんですよね。
この記事では二階堂のCMを網羅し、独特の世界観を紹介していきますね。
【大分むぎ焼酎二階堂】郷愁を誘う歴代CMまとめ(1〜10)
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「風のささやき」篇NEW!

駅のホーム、山と川、港、学校……どこか郷愁を誘うような風景が次々と映される2025年放送のCM「風のささやき」篇。
「メロディは言葉のない日記です」というナレーションが印象的で、自身の思い出を振り返りながらその言葉の意味を考えてみたくなりますよね。
どのシーンも美しく印象的な構図で映されており、一時停止しながらじっくりと眺めていたい映像に仕上がっています。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「記憶の赤レンガ」篇

2024年の秋から放送された二階堂のCM「記憶の赤レンガ」篇。
CMタイトルにもある通り赤レンガ作りの建物がたくさん登場しており、二階堂のCMらしい郷愁を誘う雰囲気に仕上がっていますね。
映像、音楽、ナレーション……すべてが見事にマッチして、私たちの心に刺さる二階堂のCM、ファンが多いのも頷けますよね。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「夜の向こうへ」篇

夜の町を優しく照らしてくれる月の姿に思いをはせる様子を、映像と言葉で伝えるCMです。
海や空などの自然の風景だけでなく、家庭や舞台セットとも合わせて月が描かれることで、人々と月との密接なかかわりが伝わってきます。
軽やかなリズムのBGM『南蛮プラネッタ(遊星)』も印象的で、月の優しい光や夜のゆっくりと過ぎていく時間がイメージされますね。
最後に「大分むぎ焼酎 二階堂」の商品名がアピールされることで、日常に気楽に取り入れてほしいという思いも伝えているような内容です。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「水のため息」篇

川を流れる水の音がとても心地い「水のため息」篇。
水音に乗って流れている音楽は、クラシックギターアレンジされた『スペインの歌よりコルドバOp.232-4』です。
ナレーターの佐藤順一さんがナレーションを務め、低く温かい声がCMのノスタルジックな雰囲気をより引き立てています。
CMに登場する川は、いずれも九州の各地にあるもの。
CMでは、古い街並みにも都会にも変わらず流れる川の音にフィーチャーした映像が流れます。
自分の周りを流れる川にふと耳をすませたくなるCMです。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「記憶の結晶」篇

2020年に公開された「記憶の結晶」篇は、哀愁をただよわせる音楽と切なく優しい語りには、誰もが昔の懐かしい記憶を呼び起こすのではないでしょうか?
音や匂いというのは深く記憶と結びついていて、ふと何かを思い出すきっかけになりますよね。
CMではあるのですが、まるで詩集の朗読を聞いているようなぜいたく感。
三日月の下でお酒を飲みながら、古き良き時代に思いをはせたくなりますね。
映像には、福岡県の三池炭鉱や奈多海岸、旧久野邸の松浦孝アトリエなどが使用されています。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「旅する言葉」篇

距離や時間をこえて遠くへと届く言葉、手紙に注目した温かい雰囲気のCMです。
手紙として書かれた言葉が残り続ける様子が、旅をしてきた壮大な自然の風景とあわせて描かれています。
紙に言葉を書いているときのペンの音も印象的なポイントですね。
大分むぎ焼酎二階堂は最後に読み上げられるだけではありますが、それまでの映像の雰囲気から積み重ねてきた歴史や自然を支える思いがイメージされますね。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「昭和の母」篇

2012年に公開された「昭和の母」篇。
「未来と引き換えに奪われた」という語りに郷愁の色がいっそう濃くなるこのCM。
この時代を知っている方なら、昭和の時代を匂わせる台所やかっぽう着、足で踏むミシンなど懐かしいものがたくさん出てきますね。
よく怒るけれど、誰よりも強くて頼りになる、優しいお母さん。
このCMを見るとそんなお母さんを思い出し会いに行きたくなってしまいます。
映像では、福岡県の田川伊田駅、我道庵、福岡市動物園などが使用されています。






