【大分むぎ焼酎二階堂】郷愁を誘う歴代CMまとめ
大分県で作られているむぎ100%の焼酎二階堂。
二階堂のCMは1987年から放送されており、毎年新しいCMが放送されるんですよね。
商品の紹介や飲むシーンはほとんど登場せず、各地の自然や町並み、身の回りの風景などを印象的に切り取った芸術的な映像が特徴なんですよね。
さらに「二階堂のCMと言えば」というほどに印象的なのが、独特の空気感を持った語り。
郷愁を誘い、心の奥にグッと語りかけてくるようなこれまでCMは、放送スタート以来根強いファンを獲得しているんですよね。
この記事では二階堂のCMを網羅し、独特の世界観を紹介していきますね。
【大分むぎ焼酎二階堂】郷愁を誘う歴代CMまとめ(1〜10)
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「記憶の赤レンガ」篇

2024年の秋から放送された二階堂のCM「記憶の赤レンガ」篇。
CMタイトルにもある通り赤レンガ作りの建物がたくさん登場しており、二階堂のCMらしい郷愁を誘う雰囲気に仕上がっていますね。
映像、音楽、ナレーション……すべてが見事にマッチして、私たちの心に刺さる二階堂のCM、ファンが多いのも頷けますよね。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「昭和の母」篇

2012年に公開された「昭和の母」篇。
「未来と引き換えに奪われた」という語りに郷愁の色がいっそう濃くなるこのCM。
この時代を知っている方なら、昭和の時代を匂わせる台所やかっぽう着、足で踏むミシンなど懐かしいものがたくさん出てきますね。
よく怒るけれど、誰よりも強くて頼りになる、優しいお母さん。
このCMを見るとそんなお母さんを思い出し会いに行きたくなってしまいます。
映像では、福岡県の田川伊田駅、我道庵、福岡市動物園などが使用されています。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「記憶の結晶」篇

2020年に公開された「記憶の結晶」篇は、哀愁をただよわせる音楽と切なく優しい語りには、誰もが昔の懐かしい記憶を呼び起こすのではないでしょうか?
音や匂いというのは深く記憶と結びついていて、ふと何かを思い出すきっかけになりますよね。
CMではあるのですが、まるで詩集の朗読を聞いているようなぜいたく感。
三日月の下でお酒を飲みながら、古き良き時代に思いをはせたくなりますね。
映像には、福岡県の三池炭鉱や奈多海岸、旧久野邸の松浦孝アトリエなどが使用されています。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「一人の時間・日常」篇

パソコンやスマホ、インターネットが当たり前な時代だからこそ、こういうアナログな世界観にあこがれを抱いてしまう方、多いんじゃないでしょうか。
『一人の時間・日常』篇は昔ながらの暮らしを続ける男性が主役。
レトロな喫茶店でくつろいだり、銭湯に入ったり……今時の暮らしをしなければいけない、なんて決まりはありませんもんね。
「自分の合った生き方をしよう」そう思わせてくれるCMです。
福岡で撮影されているので、お近くにお住まいであれば見知った風景が出てくるかも。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「夢の奥へ」篇

不思議な物語の世界に迷い込んだかのような気持ちにさせてくれる「夢の奥へ」篇。
この不思議な雰囲気をさらに引き立てるようなCMソングを制作したのは、数々のCMソングなどを手がける中谷信行さんです。
バレエの練習をする女性、白無垢に身を包んだ女性、化粧をする女性などが登場し、人それぞれの人生を表現しています。
それぞれの人にそれぞれの故郷があり、その故郷は何かあったときに帰れば人生のヒントを与えてくれるのではないか……。
そんなふうに感じさせてくれるストーリーが描かれています。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「心を刻む線」篇

2013年に放送されたこのCMを見ると、小学生だったころの自分を思い出してしまいませんか?
語られているとおり何でもない日々だったけれど、今思えば本当にかけがえない時間だったように思います。
大人になってさまざまなことが見えてくると、あの日に戻りたい、そんなふうに思う方も多いかもしれませんね。
映像には福岡県の朝倉市比良松、ももちや文具店、熊本県の杖立温泉会館などが使用されています。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「水のため息」篇

川を流れる水の音がとても心地い「水のため息」篇。
水音に乗って流れている音楽は、クラシックギターアレンジされた『スペインの歌よりコルドバOp.232-4』です。
ナレーターの佐藤順一さんがナレーションを務め、低く温かい声がCMのノスタルジックな雰囲気をより引き立てています。
CMに登場する川は、いずれも九州の各地にあるもの。
CMでは、古い街並みにも都会にも変わらず流れる川の音にフィーチャーした映像が流れます。
自分の周りを流れる川にふと耳をすませたくなるCMです。