【大分むぎ焼酎二階堂】郷愁を誘う歴代CMまとめ
大分県で作られているむぎ100%の焼酎二階堂。
二階堂のCMは1987年から放送されており、毎年新しいCMが放送されるんですよね。
商品の紹介や飲むシーンはほとんど登場せず、各地の自然や町並み、身の回りの風景などを印象的に切り取った芸術的な映像が特徴なんですよね。
さらに「二階堂のCMと言えば」というほどに印象的なのが、独特の空気感を持った語り。
郷愁を誘い、心の奥にグッと語りかけてくるようなこれまでCMは、放送スタート以来根強いファンを獲得しているんですよね。
この記事では二階堂のCMを網羅し、独特の世界観を紹介していきますね。
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【大分むぎ焼酎二階堂】郷愁を誘う歴代CMまとめ(21〜30)
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「父」篇

2002年の大分むぎ焼酎二階堂のCM「父」篇です。
昭和の威厳ある父親像を後ろ姿のみで表現しています。
キャッチコピーは「私の知らない父と、父の知らない私が、坂の途中ですれ違う」。
大人になった少年が自分の父親を懐かしみむ内容になっており、山高帽や振り子時計にちゃぶ台、真空管ラジオなどレトロなアイテムが郷愁を誘います。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「島影の詩」篇

遠くで暮らしているからこそ、自分が生まれ育った街のことを考えてしまうのって、ありますよね。
『島影の詩』篇はとくに、海の近くに住んでいた方の中にある故郷への思いがくすぐられる内容。
観ているだけで潮の香りがただよってくる、そんな仕上がりです。
夢をかなえるために住み慣れた土地を離れ、一生懸命にがんばる中、ふとしたとき胸に抱く郷土への気持ち。
その感情、大人の方であれば誰しもが共感できるんじゃないでしょうか。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「文字のかけら」篇

2007年に公開された「文字のかけら」篇。
人の思いは「イエス」「ノー」だけで言い表すことはできない、そんな語りと切ない映像に引き込まれてしまうCMです。
結果的には「イエス」「ノー」のどちらかに分かれるのだとしても、その間にはその人だけが知っているさまざまな思いがあるのでしょう。
それを知ればすれ違うこともないのかもしれませんが、それをすべて文字や言葉に込めるのはなかなか難しいですね。
映像では、福岡県の旧伊藤伝右衛門邸内、旧松木醤油屋などが使用されています。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「刻の迷路」篇

1998年に公開された「刻の迷路」篇。
この映像は山口県の新地町の周辺で撮影されています。
まさに「郷愁」という言葉がぴったりなCMですね!
見た方はきっとご自身が幼少期を過ごした場所を思い出したのではないでしょうか?
懐かしみ、時には後悔し、つらいときには支えにする、そんな故郷の存在。
変わらない故郷もあれば、都市開発などで変わってしまう故郷もありますが、自分の中にある故郷の記憶は不思議と色あせないものですよね。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「消えた足跡」篇

後悔があればあるほど、それほど濃い人生を歩んできた……そういう考え方も、あるのかもしれません。
『消えた足跡』変は、さまざまな記憶、昔見た景色がフラッシュバックしていくような内容。
自分の思い出ではないのに、不思議と懐かしい気分になってしまいます。
映像が魅力的なのはもちろんのこと、音も重要な要素。
砂利道を歩く、蝉の鳴き声、寄せる波、そういう音にもノスタルジーが感じられます。
故郷に帰りたくなるCMです。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「詩人の島」篇

大分むぎ焼酎二階堂CM「詩人の島」篇です。
ピアノのBGMと男性のしっとりとした語り口調のナレーションが印象的です。
海辺にたたずむ小さな灯台。
砂浜に小さな椅子が1つ。
象徴的なアイテムをうまく配しています。
キャッチコピーは「きのう見た波はいつかここに還ってくる」。
寄せては返す波と灯台というモチーフは物悲しく、どこか懐かしさを覚えます。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「文士」篇

1993年に公開された「文士」篇。
男性の生きざまのようなものが感じられるCMで、『日本文化私観』『堕落論』『白痴』などの代表作で知られる作家、坂口安吾さんの写真も登場します。
誰とも違う人生を歩む男性と、麦100%をうたう二階堂の信念を重ねているのでしょうね。
映像では坂口安吾さんの写真のほか、昭和時代の渋谷駅付近、そして熊本県の阿蘇山砂千里ヶ浜が使用されています。





