【大分むぎ焼酎二階堂】郷愁を誘う歴代CMまとめ
大分県で作られているむぎ100%の焼酎二階堂。
二階堂のCMは1987年から放送されており、毎年新しいCMが放送されるんですよね。
商品の紹介や飲むシーンはほとんど登場せず、各地の自然や町並み、身の回りの風景などを印象的に切り取った芸術的な映像が特徴なんですよね。
さらに「二階堂のCMと言えば」というほどに印象的なのが、独特の空気感を持った語り。
郷愁を誘い、心の奥にグッと語りかけてくるようなこれまでCMは、放送スタート以来根強いファンを獲得しているんですよね。
この記事では二階堂のCMを網羅し、独特の世界観を紹介していきますね。
【大分むぎ焼酎二階堂】郷愁を誘う歴代CMまとめ(21〜30)
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「海の海峡」篇

2000年に公開された「海の海峡」篇。
このCMでは記憶を断片的に切り取ったような、さまざまな風景やシーンが流れます。
らせん階段を足早に上っていく姿や、女性が寂しげに船を見送っている様子が印象に残りますね。
ともに過ごした青春や、夢のために選んだ別離という風景でしょうか。
少し切ない思いも感じますが、語りで表現される通り忘れられない懐かしい記憶というのは人の心を動かす不思議な力を持っていますよね。
映像は福岡県北九州市にて撮影されました。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「消えた足跡」篇

後悔があればあるほど、それほど濃い人生を歩んできた……そういう考え方も、あるのかもしれません。
『消えた足跡』変は、さまざまな記憶、昔見た景色がフラッシュバックしていくような内容。
自分の思い出ではないのに、不思議と懐かしい気分になってしまいます。
映像が魅力的なのはもちろんのこと、音も重要な要素。
砂利道を歩く、蝉の鳴き声、寄せる波、そういう音にもノスタルジーが感じられます。
故郷に帰りたくなるCMです。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「還っていく夢」篇

思い出の景色の中で揺れる人形。
ふるさとから遠く離れた場所にお住まいの方なら、とくに心揺さぶられるんじゃないでしょうか、このCMは。
川沿いを自転車で走ったり、1両編成の汽車が行く姿を見送ったり、いわゆる田舎の風景にどうしても胸が締め付けられます。
ナレーションの雰囲気もいいんですよね。
詩的で、でもファンタジックはない感じ。
誰しもの心の中にある郷愁を優しくなでてくれるような、気持ちが落ち着く映像作品です。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「未知の力」篇

大分むぎ焼酎二階堂CM「未知の力」篇です。
2006頃に放映されました。
印象的な景色、街と建築物。
ほとんどが大分県内の映像を使用しています。
ヴィオラの音色と落ち着いた語り口調のナレーションなど、どこか郷愁を感じさせる仕上がりです。
大分に行ったことがない人でも、見ていると切なさと懐かしさを覚えるのではないでしょうか?
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「砂丘の図書館」篇

2005年に公開された「砂丘の図書館」篇です。
数ある二階堂のCMの中でも「これが好き」という人は多いかもしれませんね!
誰もいない砂丘の中でひたすら朗読を続ける少年は、今まさに夢を追いかけているのでしょう。
仁王立ちして夕日を眺める姿、そしてCMの最後に表示される「人生に、答えは必要ですか」という言葉。
他人の評価は気にせず、自分らしく前に進もうと思える内容ですね。
映像では、福岡県の奈多海岸、少年科学文科会館などが使用されています。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「詩人の島」篇

大分むぎ焼酎二階堂CM「詩人の島」篇です。
ピアノのBGMと男性のしっとりとした語り口調のナレーションが印象的です。
海辺にたたずむ小さな灯台。
砂浜に小さな椅子が1つ。
象徴的なアイテムをうまく配しています。
キャッチコピーは「きのう見た波はいつかここに還ってくる」。
寄せては返す波と灯台というモチーフは物悲しく、どこか懐かしさを覚えます。
二階堂酒造 大分むぎ焼酎 二階堂「文士」篇

1993年に公開された「文士」篇。
男性の生きざまのようなものが感じられるCMで、『日本文化私観』『堕落論』『白痴』などの代表作で知られる作家、坂口安吾さんの写真も登場します。
誰とも違う人生を歩む男性と、麦100%をうたう二階堂の信念を重ねているのでしょうね。
映像では坂口安吾さんの写真のほか、昭和時代の渋谷駅付近、そして熊本県の阿蘇山砂千里ヶ浜が使用されています。