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【ピアノ×ギター】セッションにピッタリの楽曲を一挙紹介

88の鍵盤で幅広い音域をカバーし、多彩な音色であらゆるジャンルの作品を演奏できるピアノ。

今回は、そんなピアノの魅力を一層引き立ててくれる楽器、ギターとのセッションにピッタリの楽曲を集めました。

ピアノとギターという編成はそれほどメジャーな組み合わせではありませんが、演奏を聴けばその相性の良さに誰もが驚くはず!

クラシック、洋楽、J-POP、映画音楽などさまざまなジャンルの作品を選びましたので、ぜひお気に入りの作品を見つけてセッションに挑戦してみてくださいね。

【ピアノ×ギター】セッションにピッタリの楽曲を一挙紹介(1〜10)

やさしさに包まれたなら荒井由実

楽譜あり【ピアノとギター】やさしさに包まれたなら スタジオジブリ 魔女の宅急便 荒井由実 
やさしさに包まれたなら荒井由実

幼い頃の澄んだ心を思い出させてくれる、温かいメロディが印象的なこの楽曲。

1974年4月発売のアルバム『MISSLIM』に収録された作品で、1989年公開のスタジオジブリ映画『魔女の宅急便』のエンディングテーマとしても知られています。

目に映るすべてのことが特別なメッセージに思えてくるような、不思議な安心感を与えてくれる本作。

ピアノの軽やかな伴奏もステキですが、包み込むようなメロディをギターで奏でることで、原曲の持つノスタルジックな雰囲気が一層深まるでしょう。

シェルブールの雨傘Michel Legrand

I Will Wait For You(シェルブールの雨傘)- Michel Legrand(ミッシェル・ルグラン) 筒井裕之(gt) & 柳原由佳(pf) GUITAR X PIANO
シェルブールの雨傘Michel Legrand

すべてのセリフが歌で構成される、1964年公開のフランス映画のために作られた作品です。

本作が描き出すのは、運命にほんろうされ引き裂かれてしまう恋人たちの、甘くも切ない愛の物語。

永遠を誓った2人のやるせない思いや美しい思い出が、胸を締め付けるハーモニーとなって心に深く染み入ります。

この感傷的な旋律をピアノの豊かな和音で支え、ギターが切々と歌い上げることで、まるで2人の対話のような感動的な演奏になるはず。

物語の主人公になった気持ちで、感情豊かにセッションを楽しみたい方にピッタリですよ。

中島みゆき

運命的な出会いを美しい織物になぞらえた、心に深く染み入る中島みゆきさんの名作。

聴いていると、人と人とのつながりの尊さや温かさを改めて実感できますよね。

元々は1992年10月にアルバム『EAST ASIA』の1曲として世に出た本作ですが、後にドラマ『聖者の行進』の主題歌に起用され広く親しまれるように。

シンプルで普遍的なメロディは、ピアノの豊かな響きとギターの温かい音色が重なることで、一層感動的に響き渡るでしょう。

大切な誰かを思いながら演奏すれば、きっと忘れられない時間になるはずです。

【ピアノ×ギター】セッションにピッタリの楽曲を一挙紹介(11〜20)

残響散歌Aimer

【ピアノ&ギター】残響散歌/Aimer 弾いてみた
残響散歌Aimer

テレビアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』のオープニングテーマとして話題を呼び、チャートを席巻したAimerさんの楽曲です。

遊郭の華やかさと影を映し出すような、ジャジーで激しいサウンドが強烈な印象を残しますよね。

ピアノとギターのセッションなら、過去の痛みを力に変え、運命にあらがうその世界観をよりドラマチックに表現できる気がしませんか?

ピアノが劇的な和音で物語の土台を支え、ギターが鋭く情熱的なメロディを奏でれば、息もつかせぬスリリングな演奏になるでしょう。

テクニックをぶつけ合うような、熱い演奏を楽しみたい方にピッタリです。

リベルタンゴAstor Piazzolla

【エレキギター&ピアノ】「リベルタンゴ」をアレンジして演奏してみた
リベルタンゴAstor Piazzolla

伝統的なタンゴのイメージを鮮やかに打ち破る、アストル・ピアソラさんによる革新的な楽曲。

その名の通り「自由」への渇望が表現されています。

繰り返される刺激的なリズムの上で、情熱的なメロディを奏でるピアノと、鋭く切り込んでくるようなギターが絡み合うさまは、まさに圧巻。

映画『フランティック』の劇伴としても有名な本作は、情熱をぶつけ合うようなスリリングな演奏を楽しみたいデュオに、ぜひ挑戦してほしい1曲です。

ハナミズキ一青窈

「ハナミズキ」アコースティックギター×ピアノセッション
ハナミズキ一青窈

大切な人への祈りを込めた、心に深く染み入る一青窈さんの名曲です。

2004年2月に公開されたこの楽曲は、平和への強い願いを込めて歌詞がつづられたとされています。

後に同名の映画主題歌にもなり、感動的な物語とともに多くの人の心を捉えました。

ピアノが奏でる美しい伴奏に、温かいギターの音色が加わることで、本作に込められた愛する人の幸せが永く続くことを願う普遍的なメッセージが、一層優しく響き渡るでしょう。

心を込めて、誰かを思いながら演奏したい方にピッタリの1曲です。

Merry Christmas Mr. Lawrence坂本龍一

【鳥肌ヤバい・・・】あの”伝説のギタリスト”と『戦場のメリークリスマス』を本気のリハなし1発録りしてみた【押尾コータローさんコラボ】Merry Christmas, Mr. Lawrence
Merry Christmas Mr. Lawrence坂本龍一

ピアノとギターのセッションは一風変わった取り合わせですが、両楽器のハーモニーは聴く者を魅了します。

そんな中で特にオススメしたいのが、坂本龍一さんの『Merry Christmas Mr. Lawrence』です。

優美なメロディは、両楽器のコラボレーションによってより豊かに表現することができます。

曲の世界観を大切にしつつ、日本が世界に誇る作曲家、坂本龍一さんの唯一無二の才能や独創性を感じとりながら、ギターとピアノの交わりを楽しみましょう。