ピアノを独学で練習し始めたばかりの方にとって、練習曲選びは悩ましいポイントの一つ。
レッスンに通っていれば先生が今の自分に最適な楽譜を選んでくれますが、自分で練習している場合は「次はどんな曲を練習すればいいだろう?」「どんな曲を練習すればもっと上達できるだろう?」と迷ってしまいがちです。
そこで本記事では、ピアノ初心者の方の練習曲選びの参考にしていただけるよう、オススメの練習曲をピックアップしました!
無料楽譜もあわせてご紹介しますので、気軽にダウンロードしてチャレンジしてみてくださいね。
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【ピアノ初心者向け】無料楽譜で今すぐ弾ける!おすすめ練習曲を一挙紹介(1〜10)
カノンJohann Pachelbel

バロック時代を代表する作曲家、ヨハン・パッヘルベルの代表作です。
繰り返される美しい和音進行が特徴的で、多くの人の心に響く名曲として知られています。
この曲は、3つのヴァイオリンと通奏低音のために書かれましたが、ピアノでの演奏も人気があります。
初心者の方でも挑戦しやすいシンプルなアレンジの楽譜が多数出版されているので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
左手は全音符、右手も8分音符程度の簡単な構成なら、音名や指使いを確認しながらゆっくり練習できるはずです。
この曲を通して、音楽の喜びを感じてください。
Bling-Bang-Bang-BornNEW!DJ松永

アニソンを弾きたくてピアノの初心者でもおすすめの曲は「Bling-Bang-Bang-Born」です。
本楽曲はDJ松永とR-指定の2人による日本のヒップホップユニットであるCreepy Nutsがテレビアニメ『マッシュル-MASHLE-』第2期「神覚者候補選抜試験編」のオープニングテーマとして作曲されました。
中毒性があるノリが良いリズムが続き、一度聴いた人の頭から離れません。
本曲はラップ調であることからメロディやリズムの繰り返しが多く、アップテンポですがワンフレーズを弾けるようになると他の繰り返す箇所も弾けるようになることがおすすめポイントです。
ゆっくり間違えずに弾けるようになったら原曲のテンポへ近づけてみましょう。
あっという間に通して弾けるようになるはず!
仕事はじめNEW!久石譲

『魔女の宅急便』で主人公が初めての仕事へ向かう場面で流れる、心弾むような4拍子のリズムが印象的な一曲です。
マンドリン風の伴奏にフルートのような愛らしい旋律が重なり、ヨーロッパの街並みを飛ぶ爽快感と希望に満ちた気持ちを運ん来てくれますよね。
この楽曲は、新しい一歩を踏み出すワクワク感を表現しており、メロディも親しみやすいので、物語の世界に入り込むように楽しく演奏できるはずです。
本作を弾く際は、スキップするような軽やかなリズムを大切にしてみてください。
1989年の映画公開から長く愛される本作の、主人公がまっすぐ空を駆けていく様子を思い浮かべながら、音に表情をつけて演奏してみましょう。
エリーゼのためにLudwig van Beethoven

美しく切ないメロディが心に響くルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名曲。
1810年頃に作曲されたこの作品は、ロンド形式で構成されており、シンプルでありながら表情豊かな旋律が魅力です。
穏やかな冒頭のフレーズから、中間部の華やかさ、そして激しさを帯びた部分へと移り変わる曲調の変化も見どころ。
左手と右手をなめらかにつなぐ練習や、各場面の雰囲気の違いを表現する練習にピッタリ。
ピアノを始めたばかりの方も、じっくり取り組むことで上達へとつながる素晴らしい曲です。
ぜひ抑揚をつけて演奏してみてくださいね。
はにゅうの宿NEW!イングランド民謡

穏やかでどこか懐かしいメロディが心に深く染み渡る、スタジオジブリ映画『火垂るの墓』の挿入歌。
1988年の公開当時から、兄妹が過ごした日々を象徴する場面で流れる音楽として、多くの人の記憶に残っているのではないでしょうか。
この楽曲が持つ「粗末な家でも我が家が一番」というテーマは、物語と深く結びつき、失われた平穏への郷愁と家族への愛情を優しく語りかけてくるようです。
ゆったりとしたテンポなので、焦らずに一音一音を慈しむように弾くことが、美しい響きにつながります。
旋律に込められた物語を思い浮かべながら演奏すれば、きっと聴く人の心に届くはずですよ。
アヴェ・マリアCharles Gounod

19世紀のフランス音楽界を代表する作曲家シャルル・グノーが手がけた本作は、バッハの旋律にグノー自身のメロディを重ねた独特の構成が特徴です。
1853年に作曲され、聖母マリアへの祈りを表現したラテン語の歌詞が後に加えられました。
シンプルな伴奏と美しいメロディラインが織りなす調和は、初心者の方でも取り組みやすい構成となっています。
クリスマスシーズンの定番曲としても知られ、結婚式や葬儀など様々な場面で演奏されるほど親しまれています。
ピアノを始めたばかりの方やクラシック音楽に興味のある方におすすめの一曲です。
森のスケッチ Op.51 第1曲「野ばらに寄す」Edward MacDowell

数多くのピアノ小品やピアノ協奏曲を残したアメリカの作曲家、エドワード・マクダウェル。
彼の作品の中でも特に親しまれているのが、10曲で構成されたピアノ曲集『森のスケッチ Op.51』の第1曲『野ばらに寄す』です。
素朴で印象的なメロディと、心がふっと軽くなるような穏やかな曲調が印象的なこの曲は、レガート奏法やペダリングの練習にピッタリ!
指で音をつなぐのはもちろん、ペダルを効果的に使いなが美しい演奏に仕上げましょう。
ペダルに足が届くお子さんや大人の方はぜひ、ピアニッシモの部分で左のソフトペダルも加えてみてください。