RAG MusicRanking
素敵な音楽ランキング
search

J.S.Bachの人気曲ランキング【2025】

西洋音楽の基礎を構築した作曲家で、現代音楽の源流であるとも捉えられています。

今回はそんな彼の人気曲に注目しました。

これまでに再生回数の高かった楽曲をランキング形式でリストアップしましたので、ぜひご覧ください。

J.S.Bachの人気曲ランキング【2025】(61〜70)

キリエ「J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調より」J.S.Bach64

荘厳で威厳に満ちた美しい声楽曲の「キリエ」は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの作曲したミサ曲・ロ短調(BWV 232)の中で歌われています。

ミサ曲・ロ短調は、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲と同じくバッハが作曲した作品の中でも最高峰の位置にある名曲です。

クリスマス・オラトリオ BWV248J.S.Bach65

ジョン・エリオット・ガーディナー指揮による演奏。

クリスマスシーズンに演奏するために作曲された全6部からなるオラトリオ。

オラトリオとはオペラと違い舞台装置や衣装、演技は用いずに、おもに宗教的なテーマを扱った劇的な音楽作品のことです。

コラール「主よ、人の望みの喜びよ」J.S.Bach66

Best Version of Jesu, Joy Of Man’s Desiring by Bach (With Lyrics)
コラール「主よ、人の望みの喜びよ」J.S.Bach

1723年7月2日の礼拝のためにバッハが書いた『カンタータ第147番「心と口と行いと生活で」』のなかの1曲。

この日は、主の母マリア訪問の祝日といわれる喜ばしい雰囲気に満ちた祝日です。

全10曲から成りますが、そのフィナーレあるこの曲はとくにも有名です。

「主よ、人の望みの喜びよ」というタイトルは、英訳名「Jesus, Joy of Man’s Desiring」からとられたものです。

ゴルトベルク変奏曲J.S.Bach67

Lang Lang – Bach: Goldberg Variations, BWV 988: Aria
ゴルトベルク変奏曲J.S.Bach

眠れない夜に慰めを求めた伯爵のために作曲されたという伝説が残る、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの鍵盤作品。

1741年に出版された本作は、穏やかなサラバンド風のアリアから始まり、30の変奏を経て再びアリアへと回帰する、壮大な構成が魅力です。

3の倍数ごとに配置されたカノンは、ユニゾンから9度まで音程が広がっていく緻密な設計。

映画『羊たちの沈黙』や『イングリッシュ・ペイシェント』でも印象的なシーンに使用され、静謐でありながら深い緊張感を湛えた響きが映像と見事に調和しています。

1955年にグレン・グールドさんが録音したピアノ版は世界的なベストセラーとなり、1983年にはグラミー殿堂入りを果たしました。

夜のひとときに心を落ち着けたい方、日々の喧騒から離れて内省的な時間を過ごしたい方にぴったりの一曲です。

チェンバロ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV1052J.S.Bach68

J.S.Bach Concerto no.1 in D Minor BWV 1052 Polina Osetinskaya Anton Gakkel
チェンバロ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV1052J.S.Bach

ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1738年から1739年頃に作曲した傑作。

バッハがライプツィヒで音楽監督を務めていた時期の作品です。

チェンバロの独奏が華やかに展開する3つの楽章からなり、力強さと繊細さが絶妙に調和しています。

第1楽章は力強いリトルネッロ形式、第2楽章はメランコリックで装飾的な旋律が特徴的。

第3楽章では再びエネルギッシュな展開を見せます。

バロック音楽の醍醐味を存分に味わえる本作。

チェンバロ音楽の魅力に触れたい方にオススメの1曲です。

トッカータ ハ短調 BWV911J.S.Bach69

Glenn Gould: Bach – Toccata in C Minor, BWV 911
トッカータ ハ短調 BWV911J.S.Bach

グレン・グールドによる演奏。

トッカータとは即興的性格の強い作品です。

バッハは生前作曲家としてよりもむしろオルガンの演奏家としての評価が高かったようで、とりわけ即興演奏の能力は並外れていたということです。

パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582J.S.Bach70

Bach – Passacaglia in C minor BWV 582 – Smits | Netherlands Bach Society
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582J.S.Bach

ヨハン・ゼバスチャン・バッハが作った、パッサカリアとフーガからなる曲。

パッサカリアとはスペインに起源を持つ3拍子の変奏曲の形式で、こちらの曲では8小節の主題の変奏を5つずつ4つの節に分けて20度演奏します。

魅力的な主題がいろいろなアレンジを施されて出てくるのは興味深いですね。

パッサカリアに続くフーガは四声の二重フーガで、低音は足のペダルも使いながらの重厚な演奏がとてもすばらしいです。