J.S.Bachの人気曲ランキング【2025】
西洋音楽の基礎を構築した作曲家で、現代音楽の源流であるとも捉えられています。
今回はそんな彼の人気曲に注目しました。
これまでに再生回数の高かった楽曲をランキング形式でリストアップしましたので、ぜひご覧ください。
J.S.Bachの人気曲ランキング【2025】(71〜80)
マタイ受難曲 BWV244J.S.Bach78位

ヨハン・ゼバスティアン・バッハの代表作である『マタイ受難曲』は、キリストの受難を描いた壮大な作品。
特に「マタイによる福音書」をもとにした本作は、聖句や伴奏付きレチタティーヴォ、アリアなどで構成され、豊かな音楽性と深い感動を生み出しています。
1727年4月に初演された本作は、バッハの死後忘れられていましたが、1829年にメンデルスゾーンによって復活上演され、再評価のきっかけとなりました。
宗教的な題材を扱いながらも、人間の感情や葛藤を見事に表現しています。
マニフィカトJ.S.Bach79位

バロック音楽の巨匠であり、宗教音楽をたくさん作ったバッハが1723年に作った曲がこちらです。
その後彼はこの曲を調を変えて改訂したのですが、改定前の変ホ長調で書かれたバージョンにはクリスマス用の挿入曲が4曲入っています。
神への喜びに満ちた、トランペットやティンパニが活躍する華やかな曲は、クリスマスの気分を盛り上げてくれるでしょう。
初稿と改訂版の両方を聴き比べてみるのも楽しいので、ぜひ聴いてみてほしいです。
ヨハネ受難曲 BWV245J.S.Bach80位

マタイ受難曲と並び愛されているのがこの曲。
エヴァンゲリストと呼ばれるテノールが聖書を朗読しながら進行していきます。
イエスの受難の物語が語られているので、ぜひ歌詞と照らし合わせて聴いていただきたい曲です。
J.S.Bachの人気曲ランキング【2025】(81〜90)
ヴァイオリンソナタ 第1番 BWV1014J.S.Bach81位

ヴァイオリンのヘンリック・シェリングとチェンバロのヘルムート・ヴァルヒャによる演奏。
全部で6曲のヴァイオリンソナタが残されています。
この第1番はアダージョ、アレグロ、アンダンテ、アレグロの4楽章からなります。
主よ、人の望みのよろこびよJ.S.Bach82位

ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲の『主よ、人の望みのよろこびよ』は、もとは管弦楽と合唱のための作品であるにもかかわらず、ピアノ学習者からの人気が高く発表会でも頻繁に演奏されるクラシックの名曲です。
上品で穏やかな雰囲気は、プレゼントやごちそうでちょっとリッチな気分にひたりたいクリスマスにピッタリ!
パーティや家族でのお食事の際に披露するのもオススメですよ。
パーティ後の余韻を、この曲のピアノ演奏とともに静かに楽しむのもよいかもしれませんね。
前奏曲とフーガ ホ短調 BWV 548J.S.Bach83位

バッハが1727年から1731年の間にかいたとされる曲で、自筆の楽譜もベルリン国立図書館に存在します。
前奏曲はきちんとした伝統の書き方を守ったつくりで、華やかなイメージを持っています。
フーガのほうは3部構成になっており、1部と3部は4声のフーガ、2部は技巧的な表現が光るトッカータのような作りです。
4声のフーガの主題が音の度数が少しずつ開いていくようなメロディなので、『くさび』という愛称で親しまれています。
前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552J.S.Bach84位

ヨハン・ゼバスティアン・バッハが残した荘厳な名作。
三位一体を象徴する「聖アンのフーガ」の異名を持つ本作は、彼の信仰心と音楽的才能が見事に融合した傑作です。
前奏曲の壮大な響きに続き、3つの主題が織り成すフーガは、まるで父と子と聖霊の調和を表現しているかのよう。
1739年に出版された『クラヴィーア練習曲集第3巻』に収録され、以来多くの音楽家に影響を与えてきました。
パイプオルガンの豊かな音色と構造的な美しさを堪能したい方にオススメ。
教会やコンサートホールで聴くと、その神聖な雰囲気に包まれ、心が洗われますよ。