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Yellow Magic Orchestraの人気曲ランキング【2025】

日本において、シンセサイザーなどの電子楽器を用いたテクノ音楽の土台を作ったと言われるYMO。

彼らの曲は昔のテクノポップの懐かしさを感じることができると同時に、新鮮さも味わうことができます。

このランキングではそんなYMOの今年に入って多く聴かれた曲を視聴回数順でご紹介いたします。

知っている方も聴いたことがない方もぜひ!

Yellow Magic Orchestraの人気曲ランキング【2025】(21〜30)

ABUSOLUTE EGO DANCEYellow Magic Orchestra22

Yellow Magic Orchestra – Absolute Ego Dance (1979)
ABUSOLUTE EGO DANCEYellow Magic Orchestra

YMO2作目のアルバム『SOLID STATE SURVIVOR』収録曲。

沖縄音楽とインド音楽のミックスを試みた作品で、エキゾチックな雰囲気に聴きほれてしまいます。

絶妙なタイム感で跳ねるリズムが心地いいですよね。

あやしげなメロディもグッときます!

EpilogueYellow Magic Orchestra23

独創的なサンプリング手法で世界を驚かせたアルバム『テクノデリック』。

その最後を飾る本作は、工業的なノイズと静ひつなシンセサイザーが融合した美しいインストゥルメンタルです。

1981年に発売されたアルバムのエンディングとして、まるで都市の夜景が遠ざかっていくような切ない余韻を残してくれます。

坂本龍一さんが手掛けた繊細なメロディは、無機質な中にも確かな体温を感じさせ、聴くたびに胸が締め付けられるような感覚を覚える方も多いのでは?

仮タイトルが「おやすみミュージック」だったという逸話もあるほど、安らぎに満ちたサウンドが特徴です。

OPENED MY EYESYellow Magic Orchestra24

1983年5月に発売されたアルバム『浮気なぼくら(NAUGHTY BOYS)』に収録されている英語詞のナンバーです。

前作までの実験的なサウンドから一転、歌謡曲的なポップさを前面に出した本作。

歌詞では、閉ざされた暗闇のなかにいた主人公が「あなた」と出会い、視界が鮮やかに開けていく様子が描かれていて、聴いていると前向きな気持ちにさせられます。

ゲスト参加したビル・ネルソンさんのギターも良いアクセントになっていますね。

心がモヤモヤしているときや、新しい一歩を踏み出したいときに聴いて、気分を入れ替えてみては?

PerspectiveYellow Magic Orchestra25

坂本美雨 – Perspective | A Tribute to YMO
PerspectiveYellow Magic Orchestra

テクノポップの枠を超え、内省的な美しさをたたえた名曲。

1983年12月に発売されたアルバム『Service』に収録されている本作は、コントと音楽が混在する異色作のなかで、ひときわ深い余韻を残すナンバーとして知られています。

毎日繰り返される日常の動作を淡々と描きながら、その奥にある孤独やふとした視点の変化をにじませる歌詞の世界観に、胸を締め付けられた方も多いのではないでしょうか?

坂本龍一さんによるピアノとシンセサイザーが織りなすメロディは、都会的でありながらどこか切なく、聴くたびに心が洗われるような感覚に陥りますね。

SEE–THROUGHYellow Magic Orchestra26

1983年7月に発売されたシングル『過激な淑女』のカップリング曲であり、同年12月のアルバム『Service』にも収録されている本作。

細野晴臣さん、坂本龍一さん、高橋幸宏さんの3人による洗練されたテクノサウンドに、大人びた官能的な歌詞がのることで、独特のダンサブルな世界観を作り上げているのが魅力ですね。

ライブ盤『After Service』ではさらにグルーヴィーな演奏が楽しめ、夜のドライブや少し気取った気分のときに聴きたくなる1曲です。

当時のディスコの空気をまとった、クールな名作といえるでしょう。

SEOUL MUSICYellow Magic Orchestra27

ガムランのエキゾチックな音色と、声によるパーカッションが印象的な楽曲です。

日本統治時代の朝鮮におけるソウルをイメージした一曲。

なんとなく憂いを帯びたサウンドは、軍政下にあった韓国の事情を演出しているのでしょうか……考えさせられますね。

SHADOWS ON THE GROUNDYellow Magic Orchestra28

大人びたAORやボサノヴァの要素を巧みに取り入れた、洗練されたナンバーです。

一聴すると拍の頭がどこかわからなくなるような「だまし絵」のようなリズム構造が特徴的で、音楽的にも非常に高度な仕掛けが施されていますね。

坂本龍一さんと高橋幸宏さんが共作し、1983年12月に発売されたアルバム『SERVICE』に収録されている本作。

歌詞では、寒々とした11月の景色のなかで見つけた温もりや、光と影のコントラストが繊細に描かれています。

YMO散開直前の成熟した空気感を味わえる名作として、静かな夜に一人でじっくりと耳を傾けてみてはいかがでしょうか。