吉田拓郎の人気曲ランキング【2025】
自分の生き方や恋愛感情といったものはそれまでのフォークソングではあまり歌われてこなかったとされています。
そういったところで吉田拓郎はフォークの世界に新しい風を吹かせたといえるでしょう。
そんな吉田拓郎の楽曲から人気の高かったものをランキングで紹介します。
吉田拓郎の人気曲ランキング【2025】(6〜10)
いつも見ていたヒロシマ吉田拓郎6位

J-POPにおけるロックやフォークといったジャンルをメジャーにまで押し上げた功労者としても知られているシンガーソングライター吉田拓郎さんの楽曲。
11thアルバム『アジアの片隅で』に収録されている楽曲で、アコースティックギターの繊細な音色とノスタルジックなメロディーが心地いいですよね。
終戦の翌年に鹿児島県で生まれた吉田拓郎さんの目に映る広島県からは、戦争の悲惨さと同時に立ちあがろうとする人間の力強さを感じられたのではないでしょうか。
二度と繰り返してはいけない過ちを思い出させてくれる、不朽の反戦歌です。
人生を語らず吉田拓郎7位

吉田拓郎さんが1974年にリリースしたアルバム『今はまだ人生を語らず』に収録されている同名楽曲。
若者へのメッセージが込められたこの曲は、言葉の意味を超えた疾走感と強烈なパフォーマンスで際立っており、聴く者の心を揺さぶります。
ロック調でありながら音域が狭めなので、非常に歌いやすいのも魅力。
50代の方にとっては昔を思い出す懐かしい1曲になるでしょう。
仕事の懇親会などで歌われる機会も多いと思うので、ぜひレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。
春だったね吉田拓郎8位

春の思い出を優しく包み込むような温かなメロディと、切ない歌詞が心に響く一曲です。
過ぎ去った恋を美しく回顧しながら、時の流れとともに変わりゆく感情を繊細に表現しています。
吉田拓郎さんの柔らかな歌声と、シンプルながら印象的なギターの音色が、情景をより鮮やかに描き出しています。
1972年7月にリリースされたアルバム『元気です』に収録された本作は、フォークソングの枠を超えた新しい音楽性を感じさせる一曲となっています。
春の訪れを感じる季節に聴きたくなる、そんな魅力的な楽曲ですね。
唇をかみしめて吉田拓郎9位

故郷の風景やそこでの人とのつながりをイメージさせる、懐かしい雰囲気も含まれた楽曲です。
武田鉄矢さんが主演だけでなく原作や脚本も担当した、映画『刑事物語』の主題歌として書き下ろされました。
広島弁で歌われているのがこの曲の大きな特徴で、吉田拓郎さんの体になじんだ自然な言葉で描かれるからこそ歌詞に深みが加わっている印象です。
また力強さと懐かしさをあわせ持ったロックとフォークの調和を感じるサウンドも、歌詞のメッセージを際立たせていますね。
広島弁の雰囲気さえつかめれば、とても穏やかなテンポの歌いやすい楽曲ではないでしょうか。
流星吉田拓郎10位

迷いながらも恋をする不器用な男性の姿や、そこにある切ない感情を描いた楽曲です。
1979年にリリースされた楽曲で、ドラマ『男なら!』の主題歌にも起用されました。
ピアノの音色が印象的に響く奥行きのあるサウンドによって、歌詞に込められた切なさが強調されていますね。
思いのはかなさを流星に見立てた歌詞が大きな特徴で、感情の込め方をしっかりと意識しましょう。
静かに自分の心と向き合う様子をイメージさせる穏やかなリズムが歌いやすいポイントで、落ち着いて歌える楽曲ではないでしょうか。