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吉田拓郎の名曲・人気曲

吉田拓郎の名曲・人気曲
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吉田拓郎の名曲・人気曲

1970年にレコードデビューを果たしたシンガーソングライター、吉田拓郎の楽曲をご紹介します。

吉田拓郎さんはかつて和製ボブ・ディランと称され、日本のポップスシーンにフォークとロックを持ち込みポピュラーなジャンルとした伝説的なシンガーソングライターです。

自分で作った楽曲を自分で演奏するというそれまでなかったスタイルで当時の国内音楽シーンに相当な衝撃を与えた彼ですが、当時のフォークソングの流れとは違って政治的な思想を歌詞にはめ込むことをせず、自身の生き方や恋愛体験などをテーマにしていました。

そのため当時は彼のスタイルに反発するフォークファンも現れ、ライブ中に罵声を浴びたり物を投げられることもよくあったそうです。

しかし、そんな彼のスタイルは現在のシンガーソングライターの姿で、それだけパイオニア精神にあふれたアーティストであったことが伺えますね。

それでは、伝説のシンガーソングライター吉田拓郎の楽興をお聴きください。

吉田拓郎の名曲・人気曲(1〜10)

人間なんて吉田拓郎

日本のフォークシーンを代表するシンガーソングライター、吉田拓郎さん。

オーソドックスな楽曲はもちろんのこと、当時のフォークシーンらしく内省的なとがった楽曲も多かったアーティストですよね。

そんな吉田拓郎さんの楽曲のなかでも、特に50代男性にオススメしたいのが、こちらの『人間なんて』。

退廃的なメロディーが特徴で、音域は普通程度にまとまっています。

やや高さを感じるかもしれませんが、最高音部分でも中高音域にまとまっているので、発声面での問題はないでしょう。

荒々しいボーカルが特徴のため、雑に歌ってもそれなりの完成度に聞こえてしまう点も歌いやすさを象徴しています。

永遠の嘘をついてくれ吉田拓郎

永遠の嘘をついてくれ 中島みゆき & 吉田拓郎バージョンcover
永遠の嘘をついてくれ吉田拓郎

本作は、中島みゆきが作詞作曲し拓郎に提供した楽曲です。

きっかけは、拓郎が中島みゆきの「ファイト!」を聴いて、自分の作風に似ていると感じながらも、もう自分にはこのような曲は作れないだろう、と思ったこと。

中島みゆきに「遺書のような曲を書いて欲しい」と依頼した拓郎に、「最後の曲にしないのなら書きます」とみゆきは答えたそうです。

すごいシンガー同士の、スケールの大きなこぼれ話だと感動しました。

1995年のアルバム「Long time no see」に収録。

いつも見ていたヒロシマ吉田拓郎

吉田 拓郎 いつも見ていたヒロシマ
いつも見ていたヒロシマ吉田拓郎

この曲の作詞は吉田拓郎さんのものではなく、「襟裳岬」で知られる故・岡本おさみが担当しています。

70年代フォークブームでは反戦歌を歌わなかった拓郎さんが80年代に入ってこの曲を発表したことは大きな意義があったように思えます。

吉田拓郎

冬の寒さが身に染みる季節、吉田拓郎さんの温かな歌声に包まれてみませんか。

本作は、雪の降る静かな夜を舞台に、過ぎ去った時間への思いを繊細に描いています。

ボサノバのリズムを取り入れた曲調が、懐かしさと新鮮さを同時に感じさせます。

1970年11月に発売されたデビューアルバム『青春の詩』に収録され、フォークシーンに新風を巻き起こしました。

高齢者の方に寄り添う優しい歌詞は、心に響く深い感動を呼び起こします。

冬の夜、暖かい部屋で静かに聴きながら、思い出の中の風景を心に描いてみてはいかがでしょうか。

今日までそして明日から吉田拓郎

『今日までそして明日から』吉田拓郎
今日までそして明日から吉田拓郎

今までの人生の歩みや人とのつながりを振り返りつつこれからの道のりに思いをはせる様子を描いた、吉田拓郎さんを代表する曲の一つです。

1972年の映画『旅の重さ』や、2001年の映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』など、さまざまな作品に使用されているところからもこの曲の人気がうかがえますね。

フォークソングの王道とも言えるアコースティクギターを中心としたシンプルなサウンドで、歌詞のメッセージをより鮮明に伝えている印象です。

シンプルなメロディーの繰り返しが歌いやすいポイントで、リラックスしてつぶやくように歌うことで曲の雰囲気もしっかりと演出されるのではないでしょうか。

流星吉田拓郎

迷いながらも恋をする不器用な男性の姿や、そこにある切ない感情を描いた楽曲です。

1979年にリリースされた楽曲で、ドラマ『男なら!』の主題歌にも起用されました。

ピアノの音色が印象的に響く奥行きのあるサウンドによって、歌詞に込められた切なさが強調されていますね。

思いのはかなさを流星に見立てた歌詞が大きな特徴で、感情の込め方をしっかりと意識しましょう。

静かに自分の心と向き合う様子をイメージさせる穏やかなリズムが歌いやすいポイントで、落ち着いて歌える楽曲ではないでしょうか。

青春の詩吉田拓郎

1970年代当時はまだマイナーなジャンルだったフォークやロックをメジャーにまで押し上げたことから「J-POPの開祖」とも称されているシンガーソングライター、吉田拓郎さん。

1stアルバムのタイトルトラック『青春の詩』は、後にシングルカットもされた人気曲として知られています。

時代を感じさせる過激なフレーズを含んだリリックは、タイトルのとおりそれぞれの青春を過ごすことの尊さを描いていますよね。

ブルージーなギターフレーズとオールドスクールなアレンジが印象的な、普遍的なテーマを描いたナンバーです。

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