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吉田拓郎の名曲・人気曲

1970年にレコードデビューを果たしたシンガーソングライター、吉田拓郎の楽曲をご紹介します。

吉田拓郎さんはかつて和製ボブ・ディランと称され、日本のポップスシーンにフォークとロックを持ち込みポピュラーなジャンルとした伝説的なシンガーソングライターです。

自分で作った楽曲を自分で演奏するというそれまでなかったスタイルで当時の国内音楽シーンに相当な衝撃を与えた彼ですが、当時のフォークソングの流れとは違って政治的な思想を歌詞にはめ込むことをせず、自身の生き方や恋愛体験などをテーマにしていました。

そのため当時は彼のスタイルに反発するフォークファンも現れ、ライブ中に罵声を浴びたり物を投げられることもよくあったそうです。

しかし、そんな彼のスタイルは現在のシンガーソングライターの姿で、それだけパイオニア精神にあふれたアーティストであったことが伺えますね。

それでは、伝説のシンガーソングライター吉田拓郎の楽興をお聴きください。

吉田拓郎の名曲・人気曲(11〜20)

全部抱きしめて吉田拓郎

Kinki kidsの番組で歌われていた曲で、Kinkiも歌っていた曲ですが、やはり吉田拓郎節で聴くと、こちらのほうがしっくりきます。

たくさんの人と歌うのがとてもぴったりくるこの歌。

すべてを抱きしめてある人と歩くことができると、みんな元気に歌う曲です。

夕陽と少年吉田拓郎

夕陽が沈んでいくようすを時間の経過と照らし合わせて過去を背に未来へと向かっていく少年の姿について描いている楽曲です。

燃え上がる太陽に未来への熱量を感じるとともに過去を振り返る寂しさの感情も思わせる曲となっています。

金曜日の朝吉田拓郎

大切な人と過ごしていた日々の温かさと、それを失った後のさみしさの両方を感じさせる楽曲です。

日常の中で目にするものから去っていった恋人の姿を想像してしまうところから、戸惑いや後悔の感情が強く伝わってきますね。

コーラスや楽器や重なって温かい雰囲気を感じさせるところも、現実を受け入れられない様子をイメージさせます。

風景を眺めているような落ち着いたテンポと歌唱を意識すれば歌いやすい楽曲ではないでしょうか。

夏休み吉田拓郎

子供の頃に体験した夏休みの思い出を振り返り、懐かしい気持ちにひたる姿を描いた楽曲です。

吉田拓郎さんを代表する曲としてさまざまなバージョンがリリースされたほか、日本の夏を歌った曲として多くのアーティストによってカバーされています。

奥行きのある壮大なサウンドから、遠くに向かって思いをはせる様子がイメージされるところも、懐かしさを強調しているポイントですね。

共感しやすい歌詞を穏やかに歌い上げるシンプルなメロディーが印象的で、軽やかさを意識すれば歌いやすい楽曲ではないでしょうか。

洛陽吉田拓郎

人生という長い旅に思いをはせる姿を水平線に太陽が沈んでいく風景と対比させて歌い上げる、吉田拓郎さんの代表的な曲の一つです。

ドラマ『あの夏に抱かれたい』の主題歌に起用されたものをはじめとして、さまざまなアレンジが存在していることも印象的です。

作詞を担当した岡本おさみさんの実体験に基づいた内容とされており、実際に見た景色だからこその歌詞がよりリアルに感じられますね。

ゆっくりと言葉を届けるような歌唱が歌いやすいポイントで、言葉を大切にしてしっかりと歌い上げるのが大切です。

清流(父へ)吉田拓郎

『清流(父へ)』は年齢を重ねてあらためて分かる、父親の偉大さと懐かしさに思いをはせる歌です。

人生にふいに迷いを感じた時、今こそ父に会えたらという素直な思いに心が揺さぶられます。

吉田拓郎さんの31枚目のアルバム『午後の天気』に収録されている名曲です。

吉田拓郎の名曲・人気曲(21〜30)

知識吉田拓郎

1975年のアルバム『人生を語らず』に収録されている曲です。

コンサートではオープニング曲としても使われました。

堅苦しさのある曲名で、知識から解放されて自由な魂で生きろという怒りにも近い激しさのメッセージソングに仕上がっています。