長渕剛さんの名曲で感じる熱い魂とフォークの原点
日本の音楽シーンに熱い魂を吹き込み続ける長渕剛さん。
1977年のデビュー以降、力強い歌声と心を揺さぶる歌詞で、深く染み渡るメッセージを自在に表現してきました。
『乾杯』や『ひまわり』に込められた希望、『激愛』の切ない思い、『家族』への深い愛情など、一曲一曲に刻まれたメッセージは、私たちの人生に寄り添い続けています。
魂の叫びと呼ばれる独特の歌唱力で、新たな地平を切り開いてきた長渕剛さんの珠玉の楽曲をご紹介します。
長渕剛さんの名曲で感じる熱い魂とフォークの原点(1〜10)
交差点NEW!長渕剛

1982年9月発売のアルバム『時代は僕らに雨を降らしてる』に収録された作品です。
街角を舞台に、若い男女の心がすれ違うもどかしい恋模様が描かれています。
もっと話したいのに心が離れていく、そんな言葉の裏腹な響きに、二人の切ない距離感が巧みに表現されていますよね。
大切な人との関係がうまくいかず、気持ちが空回りしているように感じる時、このストレートなメロディが胸に深く染み渡るはずです。
長渕さんらしい、不器用で誠実な愛情が詰まった1曲です。
俺らの家までNEW!長渕剛

後の「魂の叫び」と称されるイメージとはひと味違う、長渕剛さんの初期の魅力が詰まった曲です。
浮気がばれてしまった男性が、どこか憎めない言い訳をしながら恋人に機嫌をなおすよう呼びかける、そんな様子が描かれたカントリー調の楽曲。
フィドルやバンジョーの軽快な音色と、純朴な歌声に思わず頬が緩んでしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。
本作は1979年3月にシングルとして、そして再デビューアルバム『風は南から』の収録曲として世に出ました。
ライブでは観客のコールが響く定番曲としてもおなじみです。
恋人と気まずい雰囲気になった時、この曲の主人公のように明るく仲直りを切り出してみるのもオススメですよ。
祈りNEW!長渕剛

若き日の長渕剛さんが愛する人を突然失った実体験をもとにした、魂の叫びそのもののようなフォークバラードです。
アコースティックギター一本でかき鳴らされるサウンドと絞り出すような歌声が、どうしようもない後悔と無念さを生々しく伝えてきます。
この痛切な祈りは、聴く者の心をわしづかみにするのではないでしょうか。
本作は1979年7月発売のシングルで、同年のアルバム『逆流』にも収録。
ライブ盤での弾き語りは“神髄”と評されるほどです。
深い喪失感を抱えているとき、この曲に込められた激しい感情に触れることで、かえって自分の悲しみが浄化されていくような不思議な感覚になるかもしれません。
西新宿の親父の唄NEW!長渕剛

西新宿の飲み屋を営む親父の、不器用ながらも筋の通った生きざまを歌った、人間味あふれる1曲です。
何度も繰り返される親父の口癖に、後悔しないよう今を全力で生きることの大切さを教えられる方もいらっしゃるかもしれませんね。
1990年8月発売のアルバム『JEEP』に収められた本作は、ドラマ『北の国から’92 巣立ち』の挿入歌としても使用されました。
人生の岐路で迷っている時や、新しい挑戦を前に一歩が踏み出せないでいる方にとって、その背中を温かくも力強く押してくれるようなメッセージが込められています。
Myself長渕剛

この歌は、定番の一曲ですよね。
ファンで知らない人は居ず、ファンでなくてもサビなどは聞き覚えがあるんじゃないかって思います。
落ち込んでるときや、悲しんでるときなと背中を押してくれる曲であってかっこいい歌詞です。
STAY DREAM長渕剛

Myselfと同様、励ましの楽曲だと思うこの一曲。
沈んだ気持ちの時などこれを聞くと頑張れる気がしてきます。
剛さんの力ですよね、歌でここまで想いをぶつけてこられるなんて最近の歌手たちじゃ出来ないものです。
しあわせになろうよ長渕剛

これはちょっとライブヴァージョンであってアップテンポになっていますし原曲に比べるとちょいと違いますが、いい歌です。
忘れかけていた最初のころの二人を思い出させてくれるような歌詞でゆったりできるメロディです