【高齢者向け】認知症予防に最適。実践しやすい回想法のネタをご紹介
近年、高齢者の方の認知症予防に「回想法」が注目されています。
回想法とは、自分の過去や昔のことを思い出したり話したりすることで、脳を活性化させる療法の一種です。
認知症の予防や進行抑制に効果があるとされており、デイサービスなどの高齢者施設で取り入れられています。
回想法をおこなうにあたり、過去に関連したさまざまなテーマが存在します。
そこで今回は回想法に役立つ、介護現場でも頻繁に使用できるテーマをご紹介しますね。
ぜひ参考にしてみてください。
【高齢者向け】認知症予防に最適。実践しやすい回想法のネタをご紹介(31〜40)
趣味

「趣味」がテーマなら、高齢者の方もお話しやすいのではないでしょうか。
ガーデニングや読書など高齢者の方も趣味をお持ちのかたもいらっしゃるかと思います。
自分の好きなことなら、お話もしやすいですよね。
もちろん、かつて好きで取り組んでいたことなどでも大丈夫ですよ。
介護施設などで、同じ趣味の方数人を集めてグループ回想法としてもオススメなテーマです。
高齢者の方の中には、不安な気持ちを抱えている方が多いそうです。
同じ趣味といった共通の話題を共有することで、交流の場が広がり心の安定にもつながるそうですよ。
季節の行事で心に残ること

春はお花見、夏はお盆など日本には四季折々の行事や、イベントがありますよね。
日本に古くからあるものや地域限定で行われるものなど数多くあるようです。
高齢者の方も、幼い頃や学生時代や成人してからなど、心に残る行事があるのではないでしょうか。
高齢者の方の時代に合わせた、各行事の写真や画像など用意してお話を尋ねてみましょう。
行事にまつわる楽しいエピソードや、思い出話で盛り上がりそうですね。
高齢者の方も行事やイベントを一度は体験された方が多いと思います。
会話にも参加しやすいですし、ほかの方との会話を通して交流も広がりそうなテーマですね。
おわりに
今回は、回想法でよく使われるテーマをご紹介しました。
会話の中やレクリエーションで回想法を使用することは、認知症の予防になることはもちろん、精神的な落ち込みを感じている方でも前向きな気持ちになれます。
また、今まで歩んできた自分を肯定し他者と共有することは、コミュニケーションを促進し心の安定につながりますよ。
ぜひ、今回ご紹介したテーマで、周囲の高齢者の方と会話を楽しんでみてくださいね。