【高齢者向け】認知症予防に最適。実践しやすい回想法のネタをご紹介
近年、高齢者の方の認知症予防に「回想法」が注目されています。
回想法とは、自分の過去や昔のことを思い出したり話したりすることで、脳を活性化させる療法の一種です。
認知症の予防や進行抑制に効果があるとされており、デイサービスなどの高齢者施設で取り入れられています。
回想法をおこなうにあたり、過去に関連したさまざまなテーマが存在します。
そこで今回は回想法に役立つ、介護現場でも頻繁に使用できるテーマをご紹介しますね。
ぜひ参考にしてみてください。
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もくじ
- 【高齢者向け】認知症予防に最適。実践しやすい回想法のネタをご紹介
- どんな子どもだったか
- 仕事をしていた頃の休日の過ごし方
- 地元の郷土料理や観光名所
- 好きだったおふくろの味
- 好きだった芸能人や俳優
- 青春時代に熱中していたこと
- 飼っていたペットの話
- 配偶者との出会い
- 回想法レク 昭和初期の懐かしい昔の道具
- 何歳に戻りたい?
- 若かりし頃の甘酸っぱいできごと
- どんなお仕事をしていた?
- 小さい頃にやっていた遊び
- 昔の服装
- 出産・育児
- 学校生活の思い出
- 学生時代の交友関係
- 旅行の思い出
- 小さい頃住んでいた家
- 昔の娯楽
- 人に教えたくてムズムズすること
- 恥ずかしかった話
- 最近行ったところ
- 初めての仕事
- 学生時代にしていた習い事
- 初めて就いた職業は何ですか?
- 子供の頃に好きだった歌は何ですか?
- 子供の頃の夢は何でしたか?
- 子供の頃の思い出の場所はどこですか?
- 子供の頃よくしていた遊びは何ですか?
- 子供の頃よく出ていたおやつは何でしたか?
- 学校の授業で得意だった科目は何でしたか?
- 今後の楽しみ
- 定年してからの生活
- 家庭環境
- 趣味
- 季節の行事で心に残ること
【高齢者向け】認知症予防に最適。実践しやすい回想法のネタをご紹介(21〜40)
学生時代にしていた習い事

高齢者の方の中には、学生時代に習い事をしていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
現在の日本では、塾や水泳や英会話など、習い事が多様化していますよね。
高齢者の方の学生時代は、現在の日本のように習い事が豊富ではなかったようです。
その中でも、ピアノや琴など音楽関係の習い事をされていた方もいらっしゃるようですよ。
また年代にも、よりますが書道や和歌などの習い事もあったそうです。
地域によっては「お嫁に行ったら、〇〇ができなくてはダメ」といった風習があり、ご家庭で花嫁修行をされていた方も。
当時の様子もお伺いしながら、高齢者の方の習い事や習ってきたことなど聞いてみてくださいね。
初めて就いた職業は何ですか?

初めて就いた職業の話といった、現役時代に体験した思い出はよい思い出として覚えている高齢者の方も多いようです。
世代的に、男性の方なら仕事、女性の方なら子育ての話になることも多いかもしれませんね。
ですので場合によっては、男性の方なら仕事の内容、女性の方なら子育てのエピソードをお尋ねしてみてはいかがでしょうか。
高齢者の方は職員の方の、人生の先輩です。
自分の仕事や子育てを相談してみるのもいいかもしれませんね。
そこから発展して、話が膨らむかもしれませんよ。
子供の頃に好きだった歌は何ですか?

高齢者の方が子供の頃、お好きだった歌を聞いてみましょう。
家族や友達と一緒に歌った歌や、学校で習った歌などがあることでしょう。
歌とともに、歌ったときのシーンや思い出を鮮明に、思い出される方もいらっしゃるかもしれません。
このことは、認知症予防にもなる回想法といった心理療法につながりそうですね。
音楽や歌を通して、過去を思い出すことで気分転換になったり、リラックスできることもあるそうです。
高齢者の方の思い出深い歌を、一緒にうたうのも楽しそうですね。
子供の頃の夢は何でしたか?

高齢者の方の中には、子供の頃の記憶を鮮明に覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
子供の頃に描いていた夢の質問は過去の懐かしい思い出話を、たくさん話していただけるかもしれませんよ。
過去の記憶を振り返ることが、脳トレに効果が期待できます。
さらに、高齢者の方の話を興味を持って聞くことで深い信頼関係を築くことにもつながるそうです。
介護施設やデイサービスでは、高齢者の方の話をじっくりと聞くことで信頼を深め、質の高いサービスの提供にも役立ちますよ。
子供の頃の思い出の場所はどこですか?

高齢者の方との会話では、話しやすい環境を作ることも大切です。
高齢者の方にお尋ねする内容も、高齢者の方の話がしやすい内容にすることがポイントですよ。
子供の頃の夢は、多くの高齢者の方が子供の頃に描いていたことではないでしょうか。
最近のことを思い出すことが難しい方でも、過去のことは鮮明に覚えていてお話がしやすいようですよ。
子供の頃の、夢の話から当時ならではの職業名がでてくるかもしれませんね。
高齢者の方のお話から、知らずにピンとこなかった職業だった場合、あとで調べてみましょう。
それから高齢者の方に職業のことの感想などの話をきっかけに、会話をするのもオススメです。
子供の頃よくしていた遊びは何ですか?

高齢者の方に子供の頃によくしていた遊びを尋ねてみましょう。
子供の頃は、誰にでもあることです。
きっと、過去を振り返り思い出話に花が咲き盛り上がりますよ。
高齢者の方から出てきた遊びのルールや遊び方など、合わせて質問してもいいですね。
同じ遊びでも、地域でルールが違うこともありますよね。
高齢者の方もほかの方と会話をするきっかけになり、コミュニケーションの促進にもつながりますよ。
高齢者の方からでてきた遊びをアレンジして、施設のレクリエーションの時間でおこなうのもオススメです。
よくしていた遊びから、子供の頃のエピソードもいろいろ出てくるかもしれませんね。