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【高齢者向け】認知症予防に最適。実践しやすい回想法のネタをご紹介

近年、高齢者の方の認知症予防に「回想法」が注目されています。

回想法とは、自分の過去や昔のことを思い出したり話したりすることで、脳を活性化させる療法の一種です。

認知症の予防や進行抑制に効果があるとされており、デイサービスなどの高齢者施設で取り入れられています。

回想法をおこなうにあたり、過去に関連したさまざまなテーマが存在します。

そこで今回は回想法に役立つ、介護現場でも頻繁に使用できるテーマをご紹介しますね。

ぜひ参考にしてみてください。

【高齢者向け】認知症予防に最適。実践しやすい回想法のネタをご紹介(1〜20)

小さい頃にやっていた遊び

小さい頃にやっていた遊び

「メンコ」や「お手玉」や「竹とんぼ」など、ご近所のお友達や、自分のきょうだいと遊んだ思い出。

小さい頃にしていた遊びに思い出がある、高齢者の方も多いのではないでしょうか。

ケンカしたことや笑いあったことなど、子どもの頃の感情でさえも懐かしい良い思い出として残るものですよね。

お話をお伺いするときに少し工夫すると、思い出しやすくなるかもしれません。

例えば、おもちゃの写真や実物を活用してみましょう。

高齢者の方に合わせて、記憶につながりそうなわかりやすいものを準備してみてくださいね。

昔の服装

昔の服装

高齢者の方の、服装の歴史を知ると当時の様子がうかがえるかもしれませんよ。

特に昭和時代は、洋服の移り変わりが多い時代でした。

その後年月を経て、洋服も現在のファッションに近づいてきたようです。

子どもの頃や、学生時代や、成人してからなど順を追って着ていた洋服を、お尋ねしてもいいかもしれませんね。

過去の出来事も一緒に思い出すことにもつながりますよ。

過去を思い出すことで、現在のことにたどり着き、今の時間や季節の感覚も思い起こせそうですね。

出産・育児

出産・育児

出産や育児のご経験がある高齢者の方に、当時の様子を尋ねてみましょう。

お子さんの人数や、当時の大変だったことなどの質問を通して思い出していただくことで脳の活性化につながりますよ。

現在では育児に積極的な「イクメン」や、父親の育児休業「産後パパ育休」など父親の育児をする時代でもあります。

「父親は外で仕事」で、「育児は母親の仕事」とイメージされる高齢者の方は多いのではないでしょうか。

夫婦共に、大変な中でも育児の楽しみはあったことでしょう。

ぜひ、聞いてみてくださいね。

学校生活の思い出

学校生活の思い出

小学校や中学校など学生時代のことは、大人になると味わえないこともありますよね。

高齢者の方も、学生時代の思い出があるのではないでしょうか。

運動会や修学旅行などの学校行事や、友達と遊んだことなどを思い出す方もいらっしゃるかもしれませんね。

学生時代と言えば「好きだった〇〇」の話も、忘れてはいけないテーマですよね。

「〇〇」の中は「先生」かもしれませんし「給食」かもしれません。

好きだった同級生の話題につながるなど、盛り上がりそうなテーマですよね。

回想法は脳の活性化をうながす治療の一つですが、ほかの方と会話をするきっかけにもなりますよ。

コミュニケーションの促進としてもお役立てくださいね。

学生時代の交友関係

学生時代の交友関係

学生時代に友達と笑いあった楽しい思い出など、高齢者の方に聞いてみましょう。

学生時代の友達といっても同じ学校や、学校は違うけれどご近所の同年代の方などさまざまだと思います。

どういった友達だったかもお伺いすると、思い出すときに脳の活性化につながりますよ。

さらに、会話も広がっていきそうですね。

学生時代と言えば「初恋の話」など、高齢者の方から笑みがこぼれそうな話題にも。

学生時代の懐かしく初々しい思い出に、高齢者の方も気持ちがリフレッシュされるかもしれませんね。

過去を思い出し、ほかの方と交流をはかることで心の安定にも効果が期待できますよ。

旅行の思い出

旅行の思い出

「旅行が好き」な高齢者の方も多いのではないでしょうか。

別の場所へ行き、普段の生活では味わえないことを体感できるのが旅行の醍醐味ですよね。

子供の頃に家族と出かけたことや、結婚され自分の家族と行った旅行など思い出されることだと思います。

お話をお尋ねする前に、旅行に出かけた場所をリサーチしておくのもいいかもしれませんね。

旅行先の写真など準備をしていくと過去を振り返ってお話をしやすくなります。

さらに、旅行の思い出といったテーマは、高齢者の方も話しやすく参加しやすいようですよ。