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【高齢者向け】認知症予防に最適。実践しやすい回想法のネタをご紹介

近年、高齢者の方の認知症予防に「回想法」が注目されています。

回想法とは、自分の過去や昔のことを思い出したり話したりすることで、脳を活性化させる療法の一種です。

認知症の予防や進行抑制に効果があるとされており、デイサービスなどの高齢者施設で取り入れられています。

回想法をおこなうにあたり、過去に関連したさまざまなテーマが存在します。

そこで今回は回想法に役立つ、介護現場でも頻繁に使用できるテーマをご紹介しますね。

ぜひ参考にしてみてください。

【高齢者向け】認知症予防に最適。実践しやすい回想法のネタをご紹介(1〜20)

小さい頃住んでいた家

小さい頃住んでいた家

高齢者の方との会話のテーマに「小さい頃に住んでいた家」はいかがでしょうか。

幼い頃に住んでいた思い出深い家の記憶なら、何か一つでもエピソードがありそうですよね。

5月に兄や妹などきょうだいと背を測って付けた柱のキズや、家族と夕食を囲んだ団らんの時間など思い出されるかもしれませんよ。

過去の懐かしい時間を語るときは、高齢者の方も目を細めて語っていただけそうですね。

語ることで今までの人生を振り返り、現在の自分を肯定的に思えることにつながるそうです。

ぜひ高齢者の方のお話を、じっくりと聞いてみてくださいね。

昔の娯楽

昔の娯楽

映画やスポーツなど高齢者の方にとっては懐かしい娯楽なのではないでしょうか。

喫茶店に集まり、みんなで合唱したり映画鑑賞を楽しんだ高齢者の方も多いようです。

映画に関しては、当時は一度チケットを購入すると、映画館を出るまで何本でも観られたそうですよ。

現在の日本ではあまり残っていない娯楽が多い印象がありますよね。

当時の娯楽は「時間」を贅沢につかう物が多く、現在の生活には合わなくなったことが減少した理由の一つだそうです。

時間を贅沢に使うまでが娯楽を楽しむ一部だったのかもしれませんね。

ぜひ、高齢者の方から過去のすてきな時間を過ごしてきたお話を聞いてみてくださいね。

【高齢者向け】認知症予防に最適。実践しやすい回想法のネタをご紹介(21〜40)

人に教えたくてムズムズすること

人に教えたくてムズムズすること

長い人生の中で得た知識や経験は、誰かに伝えたくなるものですよね。

身につけたことや人生の教訓など、人に教えたくなる話題を語ることで会話が盛り上がります。

どうしても誰かに伝えたかったことや豆知識などを話すことで、聞いている人も興味を持つでしょう。

知らなかったことを知る喜びを感じると、自分の経験がさらに価値のあるものになります。

質問や疑問を語り合うことで会話のキャッチボールが生まれ、高齢者同士で盛り上がれるでしょう。

知識を共有することでお互いに学びがあり、楽しさが広がるアイデアです。

恥ずかしかった話

恥ずかしかった話

誰しもが一度は経験したことがある恥ずかしいできごとは、その場を盛り上げる話題としてオススメのテーマの一つです。

思わず赤面した瞬間や後から振り返ると笑えるエピソードは、聞いている人の共感を呼び、会話が弾むきっかけになります。

「あのときは大変だったけれど、今ではいい思い出」などを話すことで、和やかな雰囲気になるでしょう。

失敗談やおっちょこちょいなエピソードも年齢を重ねると楽しく語れるもの。

恥ずかしい体験をみんなで共有して笑い合うことで、より親しみが深まるアイデアです。

最近行ったところ

最近行ったところ

高齢者の方同士で仲を深めたり、新しい発見がある話題といえば、最近行ったところです。

近所の公園や散歩道、旅行先など行った場所を振り返ることで話が広がります。

訪れた場所での発見やできごとを話すと、他の人も興味を持ちやすくなるでしょう。

参加者の最近行ったところを聞くことで、新しいお出かけ先の参考になるかもしれません。

外出先での楽しいできごとや印象に残った風景を思い出しながら話すことで場が温かくなり、輪が広がるきっかけになりますよ。

初めての仕事

初めての仕事

高齢者の方の中には「高度経済成長期」と呼ばれる時代に、お仕事をされていた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

高度経済成長期とは、1955年から約20年間にかけて経済が著しく高い状態の時期のことですよ。

初めての仕事の内容や、転職したことなどを高齢者の方に聞いてみましょう。

地域によっては、学校を卒業後に電車で上京して就職した方も。

また、景気がよかったバブル期も経験されてきているかもしれませんね。

初めての仕事が会社で評価され役職に就かれたことや、上司や部下のことなどの話が出てくるかもしれませんよ。