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令和の今だからこそ聴きたい!昭和を彩ったアイドルの名曲たち!

令和の今だからこそ聴きたい!昭和を彩ったアイドルの名曲たち!
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令和の今だからこそ聴きたい!昭和を彩ったアイドルの名曲たち!

昭和の時代、アイドルと呼ばれる歌手さんたちによって、たくさんのヒット曲がリリースされました。

当時はまだ今ほど音楽のジャンルも細かくカテゴライズされておらず、それこそ「これぞ昭和歌謡!!」と言った曲から、ロックなもの、テクノ調なものなど音楽ジャンル的にも混沌としていますが、それもまた昭和のポップミュージックを聴く上での魅力ということになるでしょう。

今では本格的な歌手、シンガーとしてご活躍の大御所アーティストさんもたくさん含まれていますが、そんな方々の若々しくフレッシュだった時代の映像、歌声とともに昭和の空気感をお楽しみいただけると幸いです。

映像から見られる彼女ら、彼らのファッションや髪型等に注目してチェックしてみるのも楽しいかもしれないですよ!

女性(1〜20)

なんてったってアイドル小泉今日子

小泉今日子 – なんてったってアイドル (Live at 中野サンプラザホール 2022.3.21)
なんてったってアイドル小泉今日子

アイドルの光と影を皮肉とユーモアをまじえて描いた、小泉今日子さんの名作です。

アイドルという存在を正面から見つめ、裏も表も包み隠さず鮮やかに表現することで、従来のアイドルソングの概念を覆しました。

明るくキャッチーなメロディの中に込められた、自己肯定と葛藤、華やかさの中の孤独といった複雑な心情は、1985年の発表当時から大きな反響を呼びました。

本作は富士写真フイルムのカルディアのCMソングとして起用され、オリコンチャートで1位を獲得。

42万枚のヒットを記録しました。

年齢や性別を問わず、誰もが持つ「理想の自分」と「本当の自分」の狭間で揺れる気持ちに寄り添ってくれる1曲です。

春景色南野陽子

卒業の春、大学に進学する女性と浪人生となってしまった彼氏の切ない心情を歌った、南野陽子さんの珠玉のラブソングです。

1986年4月にアルバム『ジェラート』に収録後、同年7月に『悲しみモニュメント』のB面として収録された本作は、神戸の街を舞台に青春の機微を繊細に描いています。

暖かな陽差しと桜舞う情景の中、環境の変化に戸惑う2人の思いが、ノスタルジックなメロディとともに胸に響きます。

恋愛や別れ、旅立ちといった人生の節目に、心に寄り添ってくれる曲として今も愛され続けているアイドルソングの名作です。

わたしの青い鳥桜田淳子

デビュー当時、同期だった山口百恵さん、森昌子さんとともに「花の中三トリオ」として人気を博した桜田淳子さんの3枚目のシングルで、リリースは1973年8月。

歌詞の中に出てくる青い鳥の鳴き声を模したと思しきフレーズが当時のリスナーの耳を捕らえ、同年に開催された第15回日本レコード大賞最優秀新人賞、第4回日本歌謡大賞放送音楽新人賞という、当時の2大タイトルをはじめ、この年の各音楽賞の新人賞を総なめにしました。

そんな大ヒット曲だけあって、その後にもいろんなバラエティ番組などで人気芸人さんたちよるデフォルメされたものがテレビで流れたり、2008年にはモーニング娘によるカバーバージョンもリリースされていたりするので、若い世代の方でも、きっと一度くらいはこのフレーズをお耳にされたことがある方も少なくないのではないでしょうか。

聴いているだけで幸せな気持ちにさせてくれるような昭和の名曲ですね!

UFOピンクレディー

現在は未唯mie名義で活動しているミーさんと、増田恵子名義で活動するケイさんによる昭和のビッグアイドルユニット、ピンクレディー。

その彼女たちの最大のヒット曲が今回ここでご紹介している『UFO』で、公称195万枚の売り上げを記録したそうです。

この曲のリリース当時、筆者はたしか小学校の5年生くらいでしたが、クラスの女子たちもみんなこの曲に夢中で、授業の中休みや昼休みなどにクラスの女子が大挙して横一列に並んで、この曲を歌って踊って楽しんでいたのを今でもはっきりと覚えています。

当時のピンクレでディーのお二人の魅力はそれほどまでに凄まじく、その影響力には計り知れないものがあったんでしょうね。

彼女たちの歌唱力、衣装、振り付け、そして、当時、徐々に一般的なポップミュージックにも取り入れられ始めていたシンセサイザーサウンドなど、令和の今に聴いても魅力がたっぷりの名曲です!

プレイバック Part2山口百恵

言わずと知れた昭和のビッグアイドル、山口百恵さんの22作目のシングルで、リリースは1978年(昭和53年)5月。

山口百瀬さんと言えば、筆者には、キラキラとしたアイドルというよりは、少しダークで大人なイメージが魅力のシンガーさんというイメージがあったのですが、この曲は、まさにそのイメージにピッタリで彼女の魅力が最大限に発揮された楽曲のひとつと言っていいのではないでしょうか。

また、筆者は本稿を書くために久しぶりに彼女の歌声を聴いているのですが、とてもしっかりとした発声と歌唱がされており、昭和のアイドル、昭和のシンガーさんの歌手としての実力の高さにあらためて驚かされました。

歌詞の中に当時ブームだったスーパーカーの名前が出てくるところなんかに時代を感じさせてくれるものがあって、そんなところもまたこの曲を令和の今に聴くことの魅力のひとつかもしれません。

ロマンス岩崎宏美

岩崎宏美 ロマンス 1983 MV CD Audio
ロマンス岩崎宏美

岩崎宏美さんのセカンドシングルで、リリースは1975年7月。

同年9月の上半期のオリコンチャート1位を獲得する大ヒットを記録し、累計売り上げは90万枚以上を記録しました。

そんな好セールスを記録した楽曲なので、その年の日本レコード大賞新人賞をはじめ、いくつもの音楽賞番組の新人賞を獲得しました。

また、同年の第26回NHK紅白歌合戦に初出場を果たし、岩崎宏美さんは紅組のトップバッターとしてこの楽曲を歌われています。

当時の岩崎宏美さんが、まだ17歳か18歳だったということを思うと、その大人びた曲調と成熟した歌唱ぶりには、とても脅かされますね。

そんな意味でも、昭和アイドルの実力の高さを実感させてくれる一曲です。

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