令和の今だからこそ聴きたい!昭和を彩ったアイドルの名曲たち!
昭和の時代、アイドルと呼ばれる歌手さんたちによって、たくさんのヒット曲がリリースされました。
当時はまだ今ほど音楽のジャンルも細かくカテゴライズされておらず、それこそ「これぞ昭和歌謡!!」と言った曲から、ロックなもの、テクノ調なものなど音楽ジャンル的にも混沌としていますが、それもまた昭和のポップミュージックを聴く上での魅力ということになるでしょう。
今では本格的な歌手、シンガーとしてご活躍の大御所アーティストさんもたくさん含まれていますが、そんな方々の若々しくフレッシュだった時代の映像、歌声とともに昭和の空気感をお楽しみいただけると幸いです。
映像から見られる彼女ら、彼らのファッションや髪型等に注目してチェックしてみるのも楽しいかもしれないですよ!
女性(1〜10)
青い珊瑚礁松田聖子

まさに押しも押されぬ80年代……昭和アイドル!!といったイメージの松田聖子さん。
今回ご紹介するのはその松田聖子さんの初期の代表曲『青い珊瑚礁』です。
グリコ・アイスクリーム「ヨーレル」CM曲にも採用され、ミリオンヒットを記録しました。
なお、聖子さんは、この楽曲でNHK紅白歌合戦に初出場されています。
アップテンポのとっても明るい楽曲で、聖子さんの明るい歌声とも相まって、この曲を聴いているだけで、珊瑚礁の風景が目に浮かび、真夏の南の島の青い海の爽やかな風まで感じられますね!
あなた小坂明子

小坂明子さんのデビューシングルで1973年12月リリース。
なお、作詞作曲は小坂さんご本人によるもの。
デビュー曲ながら、リリース1ヶ月後にはオリコンチャート1位を獲得して、以降7週連続でトップを獲得し続けました。
第4回世界歌謡祭にて最優秀賞・グランプリも受賞。
リリースから現在に至るまで、累計200万枚を超えるセールスと記録しています。
素朴ながらも非常に完成度の高い楽曲と歌唱ですが、この曲を作られた当時の小坂さんのご年齢は16歳だったそうで、これにもまた驚かされますね。
バラード調のパートと少しリズミックになるサビパートとの対比のさせ方、構成の仕方なんかもとても秀逸だと思います。
サビパートのタイトルが歌われる部分のハイトーンによる歌唱もとても聴き心地のいい名曲ですね!
夏のお嬢さん榊原郁恵

俳優の渡辺徹さんを夫に持つ榊原郁恵さんの7枚目のシングルで、1978年7月リリース。
累計20万枚の売り上げを記録した榊原さん最大のヒット曲となっています。
ちなみにオリコンチャートの順位は最高で11位だったそうです。
明るくアップテンポなかわいいメロディとバックトラックのアレンジに、榊原さんのとっても明る歌声がベストマッチしていて、聴いているだけで日差しがあふれる夏のビーチの風景が浮かんでくるようですね!
これもまた昭和の夏を彩った名曲!
何かと暗い話題の多い今だからこそ聴きたい1曲かもしれないですね。
女性(11〜20)
ひとりじゃないの天地真理

その天真爛漫な笑顔の魅力で国民的アイドルとなった天地真理さんの3枚目のシングルで、1972年5月リリース。
累計売り上げは110万枚とも126万枚とも言われ、大ヒットを記録しました。
ちなみに天地真理さんは、この年の年末に放送された「第23回NHK紅白歌合戦」に初出場し、紅組トップバッターを務められています。
曲調は、少し弾んだリズムのとてもほのぼのとしたもので、この楽曲の方向に天地さんの明るい歌声とお人柄がベストマッチしているように感じます。
明るいブラスの音によるカウンターラインと、サビパートで聴けるメインボーカルに対する追っかけコーラスなんかもとても楽しい一曲です。
空と君のあいだに中島みゆき

1970年代から2000年代の4つの年代においてシングルチャート1位を獲得するという大記録を持ったシンガーソングライター、中島みゆきさん。
『ファイト!』との両A面でリリースされた31stシングル曲『空と君のあいだに』は、社会現象になるほどの話題を集めたテレビドラマ『家なき子』の主題歌としてミリオンセラーとなったナンバーです。
トレードマークであるパワフルな歌声で紡がれるセンチメンタルな歌詞のストーリーは、聴いているだけでドラマ作品のシーンがオーバーラップしますよね。
世代の方と行くカラオケで歌えば注目されることまちがいなしの、エモーショナルなナンバーです。
なんてたってアイドル小泉今日子

1985年にリリースの小泉今日子さん、通称キョンキョンの17枚面のシングルです。
キョンキョンといえば「コレ!!」のまさに代表曲的存在。
曲題の「なんてったって」の部分は文筆家としても有名な大西一弘さんが命名、一般公募17万通のアイデアの中から選ばれたとか。
曲の最後の方にあるコール&レスポンスも楽しい、聴くだけで元気の出る1曲です。
ちょっと沈みがちな今の令和の世にぜひとも聴いてほしいです!
カラオケでみんなで歌うのもいいですね!
男性(1〜10)
ギザギザハートの子守唄チェッカーズ

ジャニーズや松田聖子さん、中森明菜さんなど王道のアイドル全盛期だった80年代、九州の久留米から突如、ロックを効かせた新しい風を吹かせて舞い降りてきチェッカーズ。
『ギザギザハートの子守唄』は彼らのデビュー曲で、全身チェックのスーツに身を包み、サックスやベース、ドゥーワップを取り入れたロックンロールサウンドは、日本全国の若者に新鮮な衝撃を与えました。
思春期独特の甘酸っぱく、不安定な気持ちを表した歌詞と、踊れるリズムが「ザ・青春」な、今も幅広い世代に愛されている名曲です。