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大きなステージで歌うことで得られるものとは?

大きなステージで歌うことで得られるものとは?
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大きなステージで歌うことで得られるものとは?

あなたの「歌を学んでうまくなりた」が、どのレベルの状態を描いているかによって、ステージで歌うことの「重要度」が変わってきます。

もしカラオケのレベルを超えたいと思っているのなら、ステージで歌う経験が劇的にあなたの歌を変えてくれるはずです。

ステージで歌った経験があるかないか、で何が変わるのか?

それはステージで歌ったことがある人なら実感していると思いますが、まだ大勢の前やステージで歌った経験がないという人に、読んでもらえたらと思います。

「歌」で何がしたいのか?

が見えてくる

ボーカル

http://o-dan.net/ja/

カラオケレベルを超えるためには「上手に歌う」だけでは不十分です。

ステージに立って、あなたの歌で、お客さんにどうなってほしいのかを考えなければなりません。

「歌うことがゴール」ではなくなるのです!

その歌で聞いている人に、どういう気持ちになってほしいのか、ハッピーになってほしいのか、いやされてほしいのか、切ない気持ちになってほしいのか……。

歌を通して何を届けたいのかまで、意識が届くようになります。

ステージに上がれば、もう音程やリズムなど細かいことは気にしている場合ではなくなります。

それはあたり前のようにできていて、重要なのは目の前にいる人たちの心をプラスに動かせるかどうかです。

その意識を持つようになると、必然的に歌声が変わります。

これは発声法で変えられる部分とは違っていて、ステージ上で変わっていくものです。

歌声が変わる

人の心を動かそうとする歌声は、すべてが変わります。

声に含まれる「エネルギー感、テンションの高まり、地声の張り、距離的な広がり、声の方向(ベクトル)の定まり、フレーズの伸び、感情の含有、声の集中力」など。

これは、その状況に立ってみないと得られないものばかりです。

プロのアーティストは、この経験を幾度も繰り返し、客観的に自分を見つめ直し、常に改善と変化をしています。

ライブを見ると、歌以外にもパフォーマンスがハンパではないことに気づきますよね。

常に歌声エネルギー放出量が高い状態になっているので、CD音源に録音されているものを聞いても感動が伝わってきます。

自分の歌を録音して聞いた時に「歌声のエネルギーが足りない……感じがする」と思ったことはないでしょうか。

まさに、コレですね!

何百人、何千人を目の前にして歌った時に放出されるエネルギーを圧縮したものが、CD音源なのです!

一度経験すると、イメージが持てる

客席

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一度大きなステージで歌う経験をすると、普段の練習でもステージをイメージできるようになります。

そうすると、練習の段階でお客さんを意識できているので、歌の伝わりが全然違ってきます。

(一般的にいう、歌が上手い!!

という状態に、あっさり到達します)

これが断然違ってくること!

歌い始めの第一声が、マイクに入った瞬間「上手い」という状態になります。

歌声エネルギーが、以前とはまったく違うのです。

ステージで歌ったときの「あの感覚」、「あの感覚」を忘れないで継続して歌っていくと、成長は著しいものになります。

あなたの身の回りにも「ライブ経験を積んでいったらどんどん歌が上手くなっていった!」という方がいると思います。

それくらい、1回のステージは歌の上達にプラスの影響を与えてくれるのです。

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