80年代テクノ歌謡の魅力~テクノポップの名曲・人気曲
80年代の邦楽シーンを掘り下げていく中で、ディスクガイド本などで「テクノ歌謡」という言葉を目にされた方は多いでしょう。
70年代後半から80年代前半にかけて、YMOを中心とした先鋭的なアーティストたちがテクノの要素を取り入れたサウンドを展開、それらの要素を歌謡曲へと落とし込んで生まれたのが「テクノ歌謡」です。
大ヒットした曲もあれば、ほとんど知られることもなく後に再評価された曲などもあり、知れば知るほど楽しめるジャンルなのですね。
今回の記事では、そんなテクノ歌謡の名曲たちを厳選してお届けします。
「この曲ってテクノ歌謡だったの?」といった発見もあるかもしれませんよ!
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80年代テクノ歌謡の魅力~テクノポップの名曲・人気曲(21〜30)
マスYellow Magic Orchestra

重厚で冷徹なビートと、英語とロシア語が交錯する不思議な響きが耳に残るナンバー。
こちらは1981年3月に発売された名盤『BGM』からのシングルカットとして、同年9月に発売された楽曲です。
それまでのポップで明るいイメージを一新し、ダークで実験的なニュー・ウェイヴ路線へと舵を切った時期を象徴する1曲といえるでしょう。
当時のファンのなかには、この急激な変化に戸惑いつつも、その前衛的な姿勢に魅了されたという方も多かったのではないでしょうか。
過激な淑女Yellow Magic Orchestra

YMOの作品の中でも、テクノ歌謡の傑作として名高い本作。
実は中森明菜さんへの提供曲として作られたメロディが元になっているという逸話も有名ですね!
松本隆さんが描く、都会の夜に浮かぶミステリアスな女性像が、洗練された電子音と絡み合い、妖艶な魅力を放っています。
1983年7月に発売されたシングルで、映画『A Y.M.O. FILM PROPAGANDA』のサウンドトラックにも収録された1曲です。
機械的なビートと人間味のある歌詞のバランスが絶妙で、80年代のきらびやかな雰囲気に浸りたいときにピッタリのナンバーといえるでしょう。
おわりに
こうして改めて多くの名曲たちを聴いてみると、80年代のテクノ歌謡は名だたるクリエイターたちが歌謡曲という枠内の中で、それぞれの個性を思う存分発揮した結果生まれた実に興味深いジャンルだということが理解できたのではないでしょうか。
当時は先鋭的過ぎて理解されなかった楽曲たちを、何十年も経った後でフラットな気持ちで楽しめるのは後追い世代の特権です!
ぜひ、奥深いテクノ歌謡の世界へと飛び込んでみてくださいね。


