定番の吹奏楽メドレー
吹奏楽用に編曲された楽譜の中には、ディズニーやジブリをはじめとしてさまざまなメドレー楽曲が用意されています。
そうしたメドレー楽曲は人気の楽曲ばかりがメドレーになっていることもあり、定期演奏会などのカジュアルなステージではとっても盛り上がるんですよね。
しかし、「メドレー楽曲って数が多すぎてなかなかどの曲を演奏するか選びきれない!!」と感じることもあると思います。
そこでこの記事では人気&定番のメドレー楽曲を一挙に紹介していきますね!
お気に入りの曲を見つけて、ぜひ披露してみてください。
定番の吹奏楽メドレー(16〜20)
マンボメドレー森村献

「マンボ」とは、ラテン音楽の一つで、キューバの音楽形式でダンスのスタイルです。
チューバのルンバを基礎とし、ジャズの要素を取り入れて派生しました。
この『マンボメドレー』は、南国の陽気なリズムとメロディーが特徴です。
独特のパーカッションもさることながら、全体を通してテンポが速く、盛り上がることまちがいなしの曲です!
曲の途中に全員で「テキーラ!」と掛け声をする場所があるなど、演奏する側も楽しめる曲となっています!
「アナと雪の女王」よりハイライトSean O’Loughlin

ディズニーにて2013年に公開された大人気映画『アナと雪の女王』のメドレー曲です。
この映画は第86回アカデミー賞の長編アニメ映画賞と歌曲賞を受賞するなど、映画とともに曲も高い評価を受けています。
また、映画中の曲の中でもとくに人気が高い『雪だるまつくろう』『レット・イット・ゴー~ありのままで~』も、もちろん収めています!
中低音域にもメロディーパートがあることも特徴。
ありのままで楽しく演奏しちゃいましょう!
ドラゴンクエストによるコンサート・セレクション真島俊夫

『ドラゴンクエスト』は、1986年発売された日本のコンピュータRPGのシリーズ作品です。
2021年時点で、全シリーズの累計出荷数と配信数は8,300万本を超えました!
2021年に開催された東京オリンピックの開会式で『ドラゴンクエストのテーマ』が演奏されたことでも話題になりましたよね!
曲の冒頭から、有名なあのフレーズが出てくるなど、ファンにはたまらないメドレーです。
かっこいいトランペットの主旋律と低音の重厚感、それにティンパニなどの打楽器の盛り上げが加わるなど、それぞれの楽器の特性が活きていて、吹奏楽で演奏するのがピッタリな曲でもあります!
美女と野獣Calvin Custer

アニメ映画『美女と野獣』はフランスの民話原作の作品を原作とし、1991年アメリカでアニメーション映画として公開されました。
この映画はアニメ映画史上初のアカデミー賞作品賞にノミネートされました。
2017年にはエマ・ワトソンさん主演で実写映画が公開されたことでも話題に!
このメドレーでは、『美女と野獣』をはじめ、『強いぞ、ガストン』『愛の芽生え』など映画中に出てくる楽曲がふんだんに使われています!
1曲目『朝の風景』の高音木管と鉄筋のハーモニーがきれいですよね。
吹奏楽のための交響的ファンタジー「ハウルの動く城」後藤洋

大人気ジブリ映画の一つである『ハウルの動く城』を交響的ファンタジーにアレンジしているメドレー曲です。
この映画は2004年に公開され、魔法使いのハウルを木村拓哉さんが演じていることでも有名になりました。
メドレー曲でありながら、1つの映画のみを取り上げていることが特徴。
全体的に本映画の不思議でどこかつかみ所のない雰囲気が表現されていて、聴いているとまるで映画のシーンが浮かんでくるような臨場感があります。