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【歴代】吹奏楽コンクールの人気課題曲まとめ

全国の吹奏楽をやっている人たちが目指す吹奏楽コンクールは毎年開催されてきました。

コンクールには大会側が定める課題曲が毎年数曲ずつ用意されており、出場するときにはどの課題曲を演奏しようか悩みますよね。

また、過去の課題曲の中には名曲として今もなお親しまれている楽曲も少なく、過去の課題曲を定期演奏会で演奏することもよくあると思います。

この記事では最新曲から過去の人気曲まで、これまでの吹奏楽コンクールの課題曲を一挙に紹介していきますね。

今年のコンクールの演奏曲や演奏会での演奏曲選びの参考にしてくださいね。

【歴代】吹奏楽コンクールの人気課題曲まとめ(1〜10)

1987年課題曲A

風紋保科洋

1987年度課題曲(A) 風紋
風紋保科洋

作編曲家、指揮者でもある保科洋さん作曲の『風紋』。

吹奏楽曲のヒットメーカーでもある保科洋さん、課題曲となった作品も多いのですが中でもこの曲は1987年の課題曲Aとなった楽曲でコンクールの歴代の課題曲の中でとても人気のある1曲です。

ゆったりとしていて壮大さを感じる楽曲かと思いきや、テンポアップ、そしてまた落ち着き、1曲の中でも緩急がありとても表情がある楽曲です。

吹奏楽経験者、中高生のときに思い出があるといった方も多い1曲です。

2024年課題曲I

行進曲「勇気の旗を掲げて」渡口公康

【WISH課題曲】2024年度 全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅰ 行進曲「勇気の旗を掲げて」
行進曲「勇気の旗を掲げて」渡口公康

吹奏楽コンクールの課題曲として選ばれた本作は、勇気と希望をテーマにした力強い行進曲です。

明るく華やかなメロディーが特徴で、聴く人に勇気を与える楽曲となっています。

トリオ部分ではピッコロやフルートのソロが活躍し、軽快な雰囲気を醸し出しています。

2024年4月に発表された本作は、全日本吹奏楽コンクールという全国規模の大会で使用されることで、多くの学校やバンドに広く演奏されることになりそうです。

渡口公康さんは長崎県の高校で教員を務めながら作曲活動を続けており、その努力と情熱が本作に込められています。

逆境に立ち向かう勇気を持つことの大切さを伝える本作は、吹奏楽を愛する人々の心に響く1曲となっていますね。

2023年課題曲II

ポロネーズとアリア~吹奏楽のために~宮下秀樹

【WISHの課題曲】2023年度 全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅱ ポロネーズとアリア~吹奏楽のために~(演奏)
ポロネーズとアリア~吹奏楽のために~宮下秀樹

宮下秀樹さんの作品は、吹奏楽コンクールの課題曲として選ばれ、全国の吹奏楽愛好家たちの注目を集めています。

2023年4月にリリースされた本作は、ポロネーズとアリアという2つの異なる音楽スタイルを巧みに融合させた、約4分30秒の魅力的な楽曲です。

中庸な3拍子のリズムと抒情的な旋律が織り交ざり、演奏者の技術を存分に引き出す構成となっています。

小編成から大編成まで対応が可能な柔軟性を持ちながらも、高度な技術を要求する難曲としても評価されています。

吹奏楽の魅力を存分に引き出す本作は、コンクール参加者はもちろん、吹奏楽の深い表現力に触れたい音楽ファンにもおすすめの一曲です。

【歴代】吹奏楽コンクールの人気課題曲まとめ(11〜20)

2016年課題曲I

マーチ・スカイブルー・ドリーム矢藤学

【Sound! Euphonium】Perf visualization -MarchSkyBlueDream- メンバーの演奏を可視化 -マーチ・スカイブルー・ドリーム-【響け!ユーフォニアム】
マーチ・スカイブルー・ドリーム矢藤学

吹奏楽コンクールで演奏される課題曲の中でも人気の高い一曲です。

青空に広がる夢をイメージした爽やかなメロディーが特徴で、トランペットのファンファーレから始まり、クラリネットやサックスの優雅な旋律が続きます。

矢藤学さんの学生時代の思い出が込められており、仲間との絆や青春の輝きを感じられる作品になっています。

2016年3月に発表されたこの曲は、同年の全日本吹奏楽コンクールで最も多く演奏された課題曲の一つとなりました。

アニメ「響け!

ユーフォニアム」の劇場版でも取り上げられ、吹奏楽ファンの間で広く親しまれています。

演奏会や音楽イベントでも人気が高く、青春時代を懐かしむ方々にもおすすめの一曲ですね。

2020年課題曲I

トイズ・パレード平山雄一

【本編】2020(21)年度全日本吹奏楽コンクール課題曲 I トイズ・パレード
トイズ・パレード平山雄一

平山雄一さんによる吹奏楽コンクールの課題曲は、明るく楽しいマーチが特徴です。

キャッチーなメロディーとコミカルなリズムで、聴く人に跳躍感や可愛らしさを感じさせます。

クラリネットとトランペットがメインテーマを担当し、付点のリズムにスラーがついた部分では、柔らかな軽い跳躍感が求められます。

2020年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲として採用された本作は、小編成から大編成までさまざまな吹奏楽団が挑戦しています。

演奏する際は、アーティキュレーションやアクセントに注意が必要です。

吹奏楽の魅力を存分に引き出す本作は、明るい気分になりたい方におすすめです。

2011年課題曲IV

南風のマーチ渡口公康

2011年度吹奏楽コンクール課題曲Ⅳ 南風のマーチ
南風のマーチ渡口公康

吹奏楽コンクールの課題曲として2011年3月に発表された渡口公康さんの作品です。

南からの風をイメージしたこの楽曲は、爽やかで軽快な雰囲気が特徴的です。

マーチ形式でありながら、現代的なエッセンスも取り入れられており、聴く人の心に新しい季節の訪れを感じさせてくれます。

木管楽器や金管楽器、打楽器が絶妙に絡み合う構成で、演奏者の技術と表現力が試される内容となっています。

特に若い世代に向けた「勇気をもって挑戦する」というメッセージ性も込められており、コンクールだけでなく、学校の演奏会などでも人気の曲となっています。

1993年課題曲II

スター・パズル・マーチ小長谷宗一

1993年度課題曲(Ⅱ) スター・パズル・マーチ
スター・パズル・マーチ小長谷宗一

吹奏楽コンクールの課題曲として1993年に作曲された本作は、聴く人の心をつかむ魅力にあふれています。

「きらきら星」のメロディーを基調としながら、さまざまな星にまつわる名曲を織り交ぜた構成が特徴的です。

小長谷宗一さんの巧みな作曲技術により、聴くたびに新しい発見がある曲になっています。

吹奏楽ファンだけでなく、幅広い年代の人々に親しまれる曲調は、演奏会やイベントでも人気を集めています。

星空を眺めながら聴くのもおすすめですよ。

きっと心が温かくなるはずです。