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【歴代】吹奏楽コンクールの人気課題曲まとめ

全国の吹奏楽をやっている人たちが目指す吹奏楽コンクールは毎年開催されてきました。

コンクールには大会側が定める課題曲が毎年数曲ずつ用意されており、出場するときにはどの課題曲を演奏しようか悩みますよね。

また、過去の課題曲の中には名曲として今もなお親しまれている楽曲も少なく、過去の課題曲を定期演奏会で演奏することもよくあると思います。

この記事では最新曲から過去の人気曲まで、これまでの吹奏楽コンクールの課題曲を一挙に紹介していきますね。

今年のコンクールの演奏曲や演奏会での演奏曲選びの参考にしてくださいね。

【歴代】吹奏楽コンクールの人気課題曲まとめ(31〜40)

2003年課題曲IV

マーチ「ベスト・フレンド」松浦伸吾

2003年度課題曲(Ⅳ) マーチ「ベスト・フレンド」
マーチ「ベスト・フレンド」松浦伸吾

友だちや仲間とともに肩を組んで歩いているような、そういうイメージが湧いてくるほがらかな楽曲です。

2003年の吹奏楽コンクール課題曲4番に起用されたこちらの曲は、京都府出身で、大阪音楽大学や神戸学院大学では講師として教鞭をふるっている松浦伸吾さんによる作品。

各楽器のフレーズがかけ合いのように構成されているのが特徴で、そのユニゾンした感じが演奏していて楽しいんですよね。

聴けばパッと笑顔になれる、吹奏楽の名曲ではないでしょうか。

2022年課題曲V

憂いの記憶―吹奏楽のための前川保

【2022年課題曲Ⅴ】憂いの記憶-吹奏楽のための/前川保(全日本吹奏楽コンクール)
憂いの記憶―吹奏楽のための前川保

高校生部門以上、難易度は高めな課題曲Vとして2022年度の課題曲となった『憂いの記憶-吹奏楽のための』。

約5分の演奏時間のこの曲、作曲家は京都市出身の前川保さん、中学生時代から独学で作編曲を開始、そして京都市内の中学や高校の吹奏楽、マーチングを指導されている方でもあります。

そしてこの曲は「第13回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール」で1位に輝いた実績を持つ1曲。

とても緊張感、緊迫感を感じる楽曲で聴いているとグイグイと引き込まれてしまう楽曲です。

「架空の伝説のための前奏曲」2006年度課題曲(Ⅰ)堀内俊男

壮大な物語の始まりを告げるような、力強くドラマティックなサウンドが聴く人の心を揺さぶる一曲。

広島県で教壇に立ちながら、吹奏楽作品を数多く手掛ける堀内俊男さんの作品です。

静かなパートでの繊細な音の対話から、全合奏が一体となって突き進むクライマックスへの展開は圧巻で、まるで伝説の序章を音楽で体験しているかのような没入感が味わえます。

この楽曲は2006年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲として書かれ、参考演奏がアルバム『全日本吹奏楽コンクール課題曲参考演奏集2005‑2008』に収められています。

個々の技術だけでなくバンド全体の表現力が問われる本作は、仲間と一つの壮大な物語を紡ぎたい時にこそ演奏してほしい名曲です。

おわりに

最新から過去の名曲まで、歴代吹奏楽コンクールの課題曲を一挙に紹介しました。

吹奏楽らしいアンサンブルが魅力のバラードから軽快なマーチまで、さまざまな曲がありましたね。

今年の課題曲選びの参考にしていただくのはもちろん、時代を超えて愛されている過去の名曲は定期演奏会での演目選びに役立ててくださいね。