RAG MusicWindMusic
素敵な吹奏楽
search

【歴代】吹奏楽コンクールの人気課題曲まとめ

全国の吹奏楽をやっている人たちが目指す吹奏楽コンクールは毎年開催されてきました。

コンクールには大会側が定める課題曲が毎年数曲ずつ用意されており、出場するときにはどの課題曲を演奏しようか悩みますよね。

また、過去の課題曲の中には名曲として今もなお親しまれている楽曲も少なく、過去の課題曲を定期演奏会で演奏することもよくあると思います。

この記事では最新曲から過去の人気曲まで、これまでの吹奏楽コンクールの課題曲を一挙に紹介していきますね。

今年のコンクールの演奏曲や演奏会での演奏曲選びの参考にしてくださいね。

【歴代】吹奏楽コンクールの人気課題曲まとめ(21〜30)

2007年課題曲IV

マーチ「ブルースカイ」高木登古

2007年度課題曲(Ⅳ) マーチ「ブルースカイ」
マーチ「ブルースカイ」高木登古

2007年の課題曲4番は、スッキリとした爽やかな冒頭から始まる『マーチ「ブルースカイ」』です。

導入部分に続いて展開される木管楽器によるやわらかいメロディラインが美しく、それを支える金管楽器の伴奏は吹き抜ける風のような爽やかさが感じられます。

一方、その後のパートでは金管楽器による力強いフレーズが登場したりと、緩急の豊かな楽曲展開が魅力です。

楽曲中盤や終盤に登場するメインの旋律はキャッチーで、聴く者の心にグッと迫る力強さはさすが課題曲です。

2004年課題曲II

エアーズ田嶋勉

2004年度課題曲(Ⅱ) エアーズ
エアーズ田嶋勉

荘厳、かつ心に染みる魅力がある楽曲『エアーズ』。

2004年の課題曲2番に起用された楽曲です。

作曲したのは数々の吹奏楽曲を手がけ、また小学校の校長として教育活動に力を入れている人物、田嶋勉さん。

『ピッコロマーチ』『WISH for wind orchestra』などで知った方もいらっしゃるかもしれませんね。

『エアーズ』はゆったりとした空気感を持った作品で、聴いていて気持ちが落ち着く仕上がり。

華やかな吹奏楽ももちろん素晴らしいですが、こういう音をじっくりと味わえる曲もステキですよね。

【歴代】吹奏楽コンクールの人気課題曲まとめ(31〜40)

2019年課題曲II

マーチ「エイプリル・リーフ」近藤悠介

【本編】2019年度全日本吹奏楽コンクール課題曲 Ⅱ マーチ「エイプリル・リーフ」
マーチ「エイプリル・リーフ」近藤悠介

2019年課題曲2番に起用されたのが、神奈川県出身の作曲家、近藤悠介さんがてがけた『マーチ「エイプリル・リーフ」』です。

曲全体を通して晴れやかな印象を受けるポップなナンバーで、金管楽器のにぎやな音色が映えています。

近藤さんによると4月、バスに乗っているときに窓から見えた新緑の景色から着想を得た曲だそう。

それがそのままタイトルに落とし込まれているんですね。

聴いても、演奏しても明るい気分になれる楽曲です!

1997年課題曲III

五月の風真島俊夫

1997年度課題曲(Ⅲ) 五月の風
五月の風真島俊夫

吹奏楽をされている方ならこの曲を手掛けた真島俊夫さんのお名前を見かけたことがある方は多いでしょう。

『宝島』『オーメンズ・オブ・ラブ』などのフュージョンの名曲を吹奏楽用に編曲されたことをはじめ、『ドラゴンクエスト』シリーズの編曲を担当したのも真島さんでした。

そんな彼が1997年の課題曲として手掛けたのがこの曲。

テンポに合わせて堂々と行進する姿が似合う力強いフレーズはもちろん、コンサートマーチらしい楽曲展開や美しい旋律のパートなど、課題曲にふさわしい聴き所満載の1曲です。

2022年課題曲IV

サーカスハットマーチ奥本伴在

【2022年課題曲Ⅳ】サーカスハットマーチ/奥本伴在(全日本吹奏楽コンクール)
サーカスハットマーチ奥本伴在

毎年マーチ風の曲調が多い課題曲IVですが、2022年はタイトル通り、展開の早さや驚きがあるサーカスのようなオシャレでユーモラスが楽曲に仕上がりました!

作曲者は現場の指導者として実際に音を聴いてきた奥本伴在さんです。

弾いている側も楽しくなってしまうような軽やかなサウンドが気持ちよい楽曲ですよね!

展開もおもしろくメリハリがあって、サーカスの情景を思い描きつつ聴いてみるのもよいかもしれませんね。

2017年課題曲II

マーチ・シャイニング・ロード木内涼

2017年度 全日本吹奏楽コンクール課題曲 II マーチ・シャイニング・ロード
マーチ・シャイニング・ロード木内涼

明るい未来を感じさせる華やかな金管楽器の音色から始まる『マーチ・シャイニング・ロード』。

2017年課題曲IIに選曲されており、木村涼さんによって作曲されました。

一定のリズムで展開するマーチですので、曲中の場面の変化を意識して、楽器ごとにアクセントをつけるのがポイントです。

打楽器や管楽器のハーモニーが華やかに響くオーソドックスかつ重厚なオーケストラサウンドに仕上がっています。

クライマックスにかけて盛り上がりをみせるトランペットやサックスの演奏にも注目して聴いてみてください。

2006年課題曲IV

海へ…吹奏楽の為に三澤慶

2006年度課題曲(Ⅳ) 海へ… 吹奏楽の為に
海へ…吹奏楽の為に三澤慶

夜の海の不気味さのような雰囲気を感じるトロンボーンの戦散るから始まるこの曲は、2006年の課題曲4番に選ばれました。

序盤の雰囲気から一転して、その後の展開では金管楽器による爽やかで流れるような旋律が美しく、それを支える木管楽器とパーカッションの細かい音符のフレーズが華を添えます。

楽曲中盤では各パートがそれぞれメロウなフレーズをバトンタッチしていき、感動的なメロディに展開していきます。

楽曲終盤にテンポが上がってガラッと曲調が変化する部分も大変聴き応えがありますので、ぜひ1曲通して聴いてみてください。