【歴代】吹奏楽コンクールの人気課題曲まとめ
全国の吹奏楽をやっている人たちが目指す吹奏楽コンクールは毎年開催されてきました。
コンクールには大会側が定める課題曲が毎年数曲ずつ用意されており、出場するときにはどの課題曲を演奏しようか悩みますよね。
また、過去の課題曲の中には名曲として今もなお親しまれている楽曲も少なく、過去の課題曲を定期演奏会で演奏することもよくあると思います。
この記事では最新曲から過去の人気曲まで、これまでの吹奏楽コンクールの課題曲を一挙に紹介していきますね。
今年のコンクールの演奏曲や演奏会での演奏曲選びの参考にしてくださいね。
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【歴代】吹奏楽コンクールの人気課題曲まとめ(21〜30)
エアーズ田嶋勉

荘厳、かつ心に染みる魅力がある楽曲『エアーズ』。
2004年の課題曲2番に起用された楽曲です。
作曲したのは数々の吹奏楽曲を手がけ、また小学校の校長として教育活動に力を入れている人物、田嶋勉さん。
『ピッコロマーチ』『WISH for wind orchestra』などで知った方もいらっしゃるかもしれませんね。
『エアーズ』はゆったりとした空気感を持った作品で、聴いていて気持ちが落ち着く仕上がり。
華やかな吹奏楽ももちろん素晴らしいですが、こういう音をじっくりと味わえる曲もステキですよね。
やまがたふぁんたじぃ~吹奏楽のための~杉浦邦弘

作曲家、そして打楽器奏者としても知られる杉浦邦弘が作曲したこの曲『やまがたふぁんたじぃ〜吹奏楽のための〜』。
ひらがなの楽曲タイトルにも目を引かれますがすでに「吹奏楽のための」と銘打っているところにも課題曲にピッタリなのがうかがえますよね。
この曲は第31回朝日作曲賞を受賞している楽曲でもあります。
約5分ほどの演奏時間のこの曲はタイトルにも「やまがた」とあるように山形の民謡の要素、旋律が盛り込まれている1曲です。
【歴代】吹奏楽コンクールの人気課題曲まとめ(31〜40)
マーチ・シャイニング・ロード木内涼

明るい未来を感じさせる華やかな金管楽器の音色から始まる『マーチ・シャイニング・ロード』。
2017年課題曲IIに選曲されており、木村涼さんによって作曲されました。
一定のリズムで展開するマーチですので、曲中の場面の変化を意識して、楽器ごとにアクセントをつけるのがポイントです。
打楽器や管楽器のハーモニーが華やかに響くオーソドックスかつ重厚なオーケストラサウンドに仕上がっています。
クライマックスにかけて盛り上がりをみせるトランペットやサックスの演奏にも注目して聴いてみてください。
音楽祭のプレリュードAlfred Reed

1970年の課題曲に起用されたのはアメリカの作曲家、アルフレッド・リードさんが作曲した『音楽祭のプレリュード』。
日本でも演奏頻度が高い楽曲なので、吹奏楽経験者の方はご存じの方も多いでしょう。
ファンファーレの音型から始まる金管楽器の華やかな音色が響きます。
メインテーマでは木管楽器やサクソフォン、コルネットによるオーケストラサウンドが展開。
続いて第2のファンファーレによって壮大な演奏が深く味わえます。
幅広い世代から愛されるダイナミックで美しい音色に耳を傾けてみてください。
海へ…吹奏楽の為に三澤慶

夜の海の不気味さのような雰囲気を感じるトロンボーンの戦散るから始まるこの曲は、2006年の課題曲4番に選ばれました。
序盤の雰囲気から一転して、その後の展開では金管楽器による爽やかで流れるような旋律が美しく、それを支える木管楽器とパーカッションの細かい音符のフレーズが華を添えます。
楽曲中盤では各パートがそれぞれメロウなフレーズをバトンタッチしていき、感動的なメロディに展開していきます。
楽曲終盤にテンポが上がってガラッと曲調が変化する部分も大変聴き応えがありますので、ぜひ1曲通して聴いてみてください。
「天馬の道 ~吹奏楽のために」2008年度課題曲(Ⅳ)片岡寛晶

力強くも美しい吹奏楽曲といえば、多くの人がこの名曲を思い浮かべるのではないでしょうか。
打楽器奏者としても活躍する片岡寛晶さん作曲の、天空を駆けるペガサスの物語を描いた作品です。
静かな幕開けから一転、大空へ飛び立つような疾走感があふれる展開には心が躍りますよね。
落ち着いた中間部から、再びクライマックスの華やかなファンファーレへと向かう構成はまさに圧巻!
本作は、2008年度に全日本吹奏楽コンクールの課題曲として多くの舞台で演奏された経歴を持ちます。
アルバム『天馬の道』では海上自衛隊横須賀音楽隊による迫力の演奏が収録されています。
物語を音で表現する楽しさと、聴衆を魅了する手応えを感じられる、演奏会の主役にふさわしい一曲です。
マーチ「エイプリル・リーフ」近藤悠介

2019年課題曲2番に起用されたのが、神奈川県出身の作曲家、近藤悠介さんがてがけた『マーチ「エイプリル・リーフ」』です。
曲全体を通して晴れやかな印象を受けるポップなナンバーで、金管楽器のにぎやな音色が映えています。
近藤さんによると4月、バスに乗っているときに窓から見えた新緑の景色から着想を得た曲だそう。
それがそのままタイトルに落とし込まれているんですね。
聴いても、演奏しても明るい気分になれる楽曲です!





