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海外グランジバンドの代表格。ニルヴァーナからアリス・イン・チェインズまで

音楽の歴史を大きく変えたグランジというジャンルをご存知ですか?

1990年代初頭、アメリカのシアトルを中心に爆発的に広がったこの音楽シーンは、ヘヴィな音響とダークな歌詞で多くの人々の心を揺さぶりました。

生々しい感情をそのままぶつける歌声、歪んだギターサウンド、そして反抗的な姿勢は、今なお世界中の音楽ファンを魅了し続けています。

この記事では、グランジムーブメントを代表する海外の重要バンドたちをご紹介します。

海外グランジバンドの代表格。ニルヴァーナからアリス・イン・チェインズまで(1〜10)

FuckaboutDrenge

Drenge ‘Fuckabout’ (Official Video)
FuckaboutDrenge

英国の労働党議員が辞任文で「見事なバンド」と推薦したことで、大きな話題を呼んだのが英国出身の3人組バンド、ドレンジです。

2010年頃に兄弟デュオとして活動を開始し、グランジやガレージロックを融合させた、虚無的で荒々しいサウンドを鳴らしています。

2013年にリリースされたシングル『Bloodsports』は、英TVドラマ『Misfits』のCMソングに起用され、その名を広めるきっかけとなりました。

同年末にはNMEアワードで最優秀新人バンドを受賞。

当初はギターとドラムのみの轟音が魅力でしたが、2015年以降はベースが加わり、より重厚でグルーヴ感のあるサウンドへと進化しています。

90年代グランジの遺伝子を受け継ぐダークな世界観と、現代的なガレージパンクの生々しい衝動は、ヘヴィなロックを求める人の心を鷲掴みにすること間違いなしです!

Wasted DaysCloud Nothings

アメリカ・オハイオ州出身のクラウド・ノーシングスは、2009年にディラン・バルディさんのソロプロジェクトとして活動を始めたバンドです。

彼らのサウンドは、ノイズロックやポストハードコアの激しさに、思わず口ずさみたくなるポップな要素が混ざり合った「キャッチーなノイズ」が魅力。

大きな転機は2012年、ニルヴァーナとの仕事でも知られるスティーヴ・アルビニさんを制作に迎えた名盤『Attack on Memory』で、音楽メディアPitchforkから「Best New Music」の評価を得るなど、世界的な注目を集めました。

生々しい感情を叩きつけるような演奏と、ディランさんの叫ぶような歌声は、90年代グランジの魂を現代に受け継いでいるかのよう。

歪んだ轟音の中に光る美しいメロディーを求める人や、感情を激しく揺さぶるロックを聴きたい人にぴったりのバンドです。

Doll PartsHole

コートニー・ラブさんが、カート・コバーンさんに出会った直後の1991年に書いた曲。

1994年にカート・コバーンさんが亡くなり、また、Holeのベースプレーヤーであったクリスタ・ファフさんが薬物の過剰摂取で亡くなったことにより、新たな意味を持った曲と言われています。

Rise AboveBLACK FLAG

ハードコア・パンクの先駆者として知られるブラック・フラッグは、1976年にアメリカのカリフォルニア州で結成されたバンドです。

創設メンバーのグレッグ・ギンさんが率い、初期の高速サウンドからスラッジメタルやフリージャズを融合させた実験的な音楽性へと進化しました。

1981年に加入したボーカルのヘンリー・ロリンズさんが参加した名盤『Damaged』は、バンドを象徴する作品とされています。

また、アルバム『My War』で提示されたスローで重苦しいサウンドは、後のグランジに絶大な影響を与えました。

カート・コバーンさんが影響を公言するなど、特定の受賞歴はなくともその功績は計り知れません。

DIY精神を貫いた彼らの音楽は、生々しい感情がぶつかるヘヴィなサウンドを求める人にぴったりです。

Where To StartBully

Bully – Where To Start [OFFICIAL VIDEO]
Where To StartBully

90年代グランジの魂を現代に蘇らせる、アメリカのロック・プロジェクトがブリーです。

現在は創始者アリシア・ボガンノさんのソロプロジェクトとして活動しており、彼女はエンジニアとして名門スタジオで腕を磨いた経歴の持ち主でもあるのだそう。

2015年6月にアルバム『Feels Like』でデビュー。

公式な受賞歴はありませんが、2023年の作品『Lucky for You』は多くの音楽メディアで年間ベストに選出されるなど、専門家からの評価が非常に高いことで知られています。

アリシアさんの生々しい叫びのような歌声と、ヘヴィでありながらもポップなフックを兼ね備えたギターサウンドは唯一無二。

グランジの持つ荒々しさとキャッチーなメロディの両方を求める方に、ぜひ聴いてほしい存在です。