洋楽ラップのススメ|伝説の名曲たちを紹介
1980年代からシーンを代表するジャンルの1つとして、世界中で愛されているヒップホップ。
そんなヒップホップの一番の特徴といえば、やはり「ラップ」ですよね。
今回はヒップホップ・シーンで大ヒットを記録した名曲のラップを解説していきたいと思います。
オールド・スクールから現代のトレンドであるトラップまで、幅広いジャンルからセレクトしています。
一部、マイナーな名曲も登場するので、ヘッズの方もぜひチェックしてみてください!
洋楽ラップのススメ|伝説の名曲たちを紹介(1〜10)
JuicyThe Notorious B.I.G.

圧倒的なカリスマ性で東海岸のヘッズからリスペクトを受けるラッパー、ノトーリアス・B.I.G.さん。
東海岸と西海岸の抗争による犠牲者の1人でもあります。
そんな彼の代表的な作品といえば、やはりこちらの『Juicy』をイメージする方は多いのではないでしょうか?
オールド・スクールなフロウですが、スタッカートのようなアクセントをつけるラップのため、現代でも聴いていて違和感がないかと思います。
ぜひチェックしてみてください。
Still D.R.E. ft. Snoop DoggDr. Dre

伝説のヒップホップ・グループ、エヌ・ダヴリュー・エーの元メンバーであり、ソロとしても圧倒的なヒットを生み出しているラッパー、ドクター・ドレーさん。
いくつもの名曲を生み出してきた彼ですが、なかでもスヌープ・ドッグをフィーチャーしたこちらの『Still D.R.E. ft. Snoop Dogg』は特に大きなヒットを記録しました。
ゆるさのなかにも確かなスキルが味わえるスヌープ・ドッグさんのラップが印象的ですので、ぜひチェックしてみてください。
HUMBLE.Kendrick Lamar

圧倒的なスキルを持つラッパーとして知られている、ケンドリック・ラマーさん。
スタイルは変幻自在で、トレンドであるトラップ・ミュージックはもちろんのこと、早口でまくしたてるファステスト・ラップやハードなフロウなど、なんでもこなします。
こちらの『HUMBLE.』はそんな彼の代表的な作品で、世界中で大ヒットを巻き起こしました。
トラップという個性を発揮しづらい曲調でありながら、彼の「らしさ」を最大限に表しています。
ぜひチェックしてみてください。
Changes ft. Talent2Pac

西海岸を代表する伝説のラッパー、トゥーパックさん。
彼の存在を語らずに、1990年代のヒップホップは知れません……。
それほど、偉大なラッパーです。
彼が活躍していた当時は西海岸と東海岸による抗争が激しく、現在のヒップホップ・シーンに比べると本当に危険な時代でした。
トゥーパックさんはそんな時代の犠牲者で、1996年に何者かによって暗殺されてしまいました。
しかし、死後もいくつかの曲をリリースしており、現代においても多くのヘッズからリスペクトを受けています。
こちらの『Changes ft. Talent』はそんな彼の代表的な作品で、ハードなフロウのなかにも繊細なリリックが光っています。
In Da Club50 Cent

サグなリリックとスタイルで人気を集めたラッパー、50セントさん。
8歳のときにディーラーの母を亡くし、12歳からは自身がディーラーとなり稼ぎ出すなど、正真正銘のサグなラッパーです。
そんな彼の人間性を表している名曲が、こちらの『In Da Club』。
「金」「女」「ブツ」といったヒップホップのお手本のような内容を盛り込んだリリックは、多くのヘッズから注目を集めました。
ハードなスタイルのように思えますが、意外にもフロウは柔らかいというギャップが魅力的ですので、ぜひチェックしてみてください。