洋楽ラップのススメ|伝説の名曲たちを紹介
1980年代からシーンを代表するジャンルの1つとして、世界中で愛されているヒップホップ。
そんなヒップホップの一番の特徴といえば、やはり「ラップ」ですよね。
今回はヒップホップ・シーンで大ヒットを記録した名曲のラップを解説していきたいと思います。
オールド・スクールから現代のトレンドであるトラップまで、幅広いジャンルからセレクトしています。
一部、マイナーな名曲も登場するので、ヘッズの方もぜひチェックしてみてください!
洋楽ラップのススメ|伝説の名曲たちを紹介(11〜20)
Thugz CryBizzy Bone

ボーン・サグスン・ハーモニーのメンバーとして大活躍したラッパー、ビジー・ボーンさん。
彼は幼い頃に拉致され、その犯人をずっと本当の親だと思って生きてきました。
そんなえげつない過去を持つビジー・ボーンさんのつむぐ言葉は説得力があります。
しかし、それだけではありません。
ビジー・ボーンさんは世界でもトップクラスのスキルを持つラッパーの1人なんですよね。
こちらの『Thugz Cry』ではそんな彼の生きざまとスキルフルなフロウが味わえる名曲です。
Nas Is LikeNas

幅広い音楽性で人気を集めるニューヨーク出身のラッパー、ナズさん。
長らく、ヒップホップは西海岸の方が東海岸よりも優れているという風潮がありました。
ナズさんはそういった文化に終止符を打った1人として知られており、ギャングスタ・ラップから政治や経済の在り方を批判したコンシャス・ラップまで、多くの作品で人気を集めました。
こちらの『Nas Is Like』はタイトルからもわかるように、そんな彼の集大成ともいえる作品です。
日本でもMCバトルのシーンでよく使用される曲ですので、聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか?
Hotline BlingDrake

長年にわたってヒップホップ・シーンの最前線で活躍を続けるラッパー、ドレイクさん。
彼と同じように2000年代に活躍したラッパーは、トラップ・ミュージックがシーンの主流になってから、第一線からはしりぞくようになりました。
そんな中、ドレイクさんはトラップ・ミュージックに対応し、独特のメロディアスなフロウで現在も活躍を続けています。
そんな彼の名曲が、こちらの『Hotline Bling』。
R&Bとヒップホップをミックスさせたオシャレな1曲です。
X Gon’ Give It To YaDMX

迫力のある声質とスキルフルなスタイルで多くのヘッズからリスペクトを集めた、ラッパーのディー・エム・エックスさん。
海外のラップは日本語ラップに比べて、子音の一部だけを踏むことが多いのですが、ディー・エム・エックスさんに限っては日本語ラップに近い踏み方をします。
日本語ラップの韻が好きな人にとってはたまらないかもしれませんね。
こちらの『X Gon’ Give It To Ya』はそんな彼の代表的な作品の1つで、彼の特徴である迫力にあふれたフロウが印象的です。
Face Off (feat. Joey Cool, King Iso & Dwayne Johnson)Tech N9ne

圧倒的なスキルを持つことで知られているラッパー、テック・ナインさん。
有名なラッパーではあるものの、日本ではまだマイナーな部類に入ると思います。
そんな彼の魅力は、なんといってもスキル。
早口でまくしたてるファステスト・ラップは世界でもトップクラスの実力をほこり、韻にもフロウにもスキがありません。
こちらの『Face Off (feat. Joey Cool, King Iso & Dwayne Johnson)』は多くのラッパーをフィーチャーしているため、彼のスキルが余計に目立つと思います。