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洋楽ラップのススメ|伝説の名曲たちを紹介

1980年代からシーンを代表するジャンルの1つとして、世界中で愛されているヒップホップ。

そんなヒップホップの一番の特徴といえば、やはり「ラップ」ですよね。

今回はヒップホップ・シーンで大ヒットを記録した名曲のラップを解説していきたいと思います。

オールド・スクールから現代のトレンドであるトラップまで、幅広いジャンルからセレクトしています。

一部、マイナーな名曲も登場するので、ヘッズの方もぜひチェックしてみてください!

洋楽ラップのススメ|伝説の名曲たちを紹介(21〜30)

Like ThatFuture, Metro Boomin & Kendrick Lamar

Future, Metro Boomin, Kendrick Lamar – Like That (Official Audio)
Like ThatFuture, Metro Boomin & Kendrick Lamar

トラップとハードコア・ヒップホップが融合した爆発的なエネルギーを放つ作品です。

アメリカのラッパー フューチャーさんとメトロ・ブーミンさん、そしてケンドリック・ラマーさんによる豪華コラボレーションが実現し、2024年3月に発表されました。

アルバム『We Don’t Trust You』からのシングルとして世界中のヒップホップファンを魅了しています。

パワフルな808ドラムと不気味なシンセサイザーが織りなす重厚なサウンドに、3人のアーティストが個性を際立たせた渾身のパフォーマンスを披露しています。

本作は、若いリスナーを中心に大きな反響を呼び、ビルボードHot 100で3週連続1位を獲得。

さらに2024年のBETヒップホップアワードでは2部門を制覇するなど、その実力は各方面から高い評価を受けています。

エネルギッシュなハイテンポな音楽です。

最先端のヒップホップシーンに触れたい方にお勧めです。

Party Up (Up In Here)DMX

DMX – Party Up (Up In Here) (Enhanced Video, Edited)
Party Up (Up In Here)DMX

怒りとフラストレーションを露わにした荒々しいラップと、火災報知器のような印象的なビートが強烈なインパクトを放つ作品です。

情熱的なパフォーマンスと攻撃的なリリックが見事に調和し、聴く者の心を揺さぶります。

1999年12月発売のアルバム『…And Then There Was X』に収録され、翌年にシングルカットされました。

映画『60セカンズ』『ビー・バッド・ボーイズ』にも採用され、DMXの代名詞ともいえる楽曲へと成長。

興味深いことに、当初DMXは制作に消極的だったものの、結果的にキャリアの代表作となりました。

エネルギッシュなサウンドと力強いメッセージ性から、モチベーションを高めたい時やワークアウト中のBGMとして絶大な効果を発揮する一曲です。

I Got 5 on ItLuniz

ウェストコーストヒップホップシーンを彩るマリファナ・カルチャーを象徴するアンセムと称されるデュオ、ルーニーズによる名曲。

マイケル・マーシャルさんの甘美なコーラスとメンバーのヤクマウスさん、Numskullさんによるフロウが見事に調和した珠玉のメロディーラインが心に残ります。

1995年5月のリリース以降、ヒップホップクラシックとして揺るぎない地位を確立し、アルバム『Operation Stackola』に収録された本作は、世界的な支持を集めました。

2019年には映画『Us』でジョーダン・ピール監督が独特の緊張感あふれるオーケストラリミックスを制作し、新たな魅力を引き出しています。

リラックスした気分で音楽を楽しみたい方におすすめしたい一曲です。

The Rain (Supa Dupa Fly)Missy Elliott

Missy Elliott – The Rain (Supa Dupa Fly) [Official Music Video]
The Rain (Supa Dupa Fly)Missy Elliott

斬新なビートと大胆な映像美で90年代のヒップホップシーンに衝撃を与えたデビュー曲。

革新的なサウンドプロデューサー、ティンバランドさんとのタッグで生み出されたアート作品は、全米R&Bチャートで6位を記録する大ヒットとなりました。

ミッシー・エリオットさんの個性的なファッションセンスと音楽表現は、当時の音楽シーンに新たな風を巻き起こしました。

本作のミュージックビデオは著名な監督Hype Williamsさんが手掛け、パテントレザー製の特大スーツを着用したインパクトあるビジュアルは多くのアーティストに影響を与えています。

2016年にはプロゴルファーのジョーダン・スピースさん出演のコカ・コーラCMに起用されました。

独創的なアーティストリーと自信に満ちた表現力が光る本作は、自分らしさを大切にしたい人におすすめの一曲です。

Bring Em OutT.I.

T.I. – Bring Em Out (Official Video)
Bring Em OutT.I.

アメリカを代表するヒップホップ・アーティスト、ティー・アイさんによる誇り高きアンセム。

圧倒的な存在感と成功を誇示するメッセージと、魅力的なビートが織りなす力強いサウンドは、2004年10月のリリース以来、多くのリスナーを魅了し続けています。

アトランタ発のサザン・ヒップホップを象徴する本作は、プロデューサー、スウィズ・ビーツとの見事なコラボレーションにより、アルバム『Urban Legend』のリードシングルとして世に送り出されました。

2006年のNBAファイナルでマイアミ・ヒートの選手紹介BGMとして採用されるなど、スポーツシーンでも広く愛用されています。

パワフルな意志とエネルギーに満ちた本作は、試合前の気持ちを高めたい方や、トレーニング中のモチベーション維持に最適な一曲です。

If I Ruled The World (Imagine That) feat. Lauryn HillNas

Nas – If I Ruled the World (Imagine That) (Official HD Video) ft. Lauryn Hill
If I Ruled The World (Imagine That) feat. Lauryn HillNas

自由と解放への強い願いを、郷愁を誘うメロディとグルーヴィーなビートに乗せて描いた傑作です。

豊かな表現力とメッセージ性の高いリリックで、理想の世界を鮮やかに描き出しています。

ストリートの厳しい現実を見つめながらも、希望に満ちた未来への想いを優しく歌い上げる心温まる名曲となっています。

ローリン・ヒルさんのソウルフルなコーラスが、楽曲の魅力をさらに引き立てています。

1996年6月にリリースされたナズさんのアルバム『It Was Written』からの1枚で、アメリカのBillboard Hot 100で53位を記録。

1997年のグラミー賞では最優秀ラップ・ソロ・パフォーマンス賞にノミネートされました。

本作は、心が疲れているときや、明日への活力が欲しいときにぴったりです。

夜のドライブや、一人で物思いにふける時間のお供としても素晴らしい1曲となっています。

Who Am I? (What’s My Name?)Snoop Dogg

1993年に放たれたウェストコーストヒップホップの歴史的傑作。

ジョージ・クリントンさんのファンキーなサンプリングをベースに、スヌープ・ドッグさんの独特なフロウとメロディアスなライムが絶妙に融合した黄金のGファンクサウンドが響き渡ります。

その滑らかでゆったりとしたリリックには、ロングビーチのストリートライフや、世界に向けて自身の存在感を堂々と宣言する力強いメッセージが込められています。

アルバム『Doggystyle』に収録された本作は、ビルボードHot 100で8位を記録。

ファブ・ファイブ・フレディ監督のミュージックビデオも話題を呼び、スヌープ・ドッグさんのデビューを華々しく飾りました。

パーティーシーンで盛り上がりたい時や、西海岸のチルな雰囲気に浸りたい気分の時におすすめです。