長い下積み時代を経て、1980年に30歳で『みちのくひとり旅』をリリースして大ヒット、トップ演歌歌手の仲間入りを果たした山本譲二さん。
長いキャリアの中で聴力の低下やがんといった大きな困難に見舞われながらも見事に乗り越え、2020年代を過ぎた今もバリバリの現役として、どこか不器用な優しさと哀愁を背中に漂わせる男の姿を山本さんは歌い続けています。
近年は「山本譲二 ヘヴィメタル化計画」といった新たな挑戦も記憶に新しい山本さんの楽曲群の中でも、今回はカラオケで歌いやすい曲を選んでまとめてみました。
山本さんのように歌ってみたいという皆さま、ぜひチェックしてみてください!
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もくじ
【みちのくひとり旅】山本譲二の歌いやすい曲まとめ【2025】
みちのくひとり旅山本譲二

山本譲二さんを知名度を全国区のものとした代表曲であり、ご本人の長いキャリアにおけるディスコグラフィーの中でも最大のヒット曲がこちらの『みちのくひとり旅』です。
1980年にリリースされ、じわじわと売れ続けて翌年以降にロングヒットとなった名曲ですよね。
非常に有名な曲ですから、何となく口ずさめる方も多いでしょうしカラオケでの人気はトップクラスですよね。
演歌ながらも歌謡曲的な色が濃いということもあって、王道の演歌を歌うにはまだ抵抗がある……という演歌初心者の方にもおすすめですね。
キーはそれほど高くはないですが、やや音程の上下の落差があるため力強く艶のある低音をしっかりと発声すること、高音部分とのコントラストを明確にすることを意識しましょう。
山本さんのように、哀愁漂う歌詞とメロディをかみしめるように歌ってみてくださいね。
夕陽山本譲二

1988年に山本譲二さんのシングル曲としてリリースされたこちらの『夕陽』は、荒木とよひささんによる今も昔も変わらない男女の心模様を「夕陽」と対比させた哀愁を帯びた歌詞が見事な名曲です。
丁寧に歌い上げる山本さんの歌唱もぐっとくるものがありますし、カラオケ人気も高いですから聴いたことがあるという方も多いでしょう。
演歌と歌謡曲の中間といった雰囲気で、こぶしなどの演歌的な技術も控えめですから演歌初心者の方でも挑戦しやすいと言えそうです。
楽曲のメロディは全体的に低めで高音が苦手な人にもありがたいところですが、音域の幅自体はやや広めで特にサビの部分は音程を外しやすいですからその辺りに注意しつつ練習してみましょう!
みちのく忘れ雪山本譲二

「みちのく」という言葉に思わずはっとさせられますが、山本譲二さんの大ヒット曲『みちのくひとり旅』を想起させずにはいられない、こちらの『みちのく忘れ雪』は2023年にリリースされたシングル曲で、山本さんの楽曲としては2017年の『ふたりでよかった』以来となる弦哲也さんが作曲を手掛けたということでもファンの間では話題を集めました。
「山本譲二メタル化計画」としてこの楽曲のギターコンテストが開催されたこともあって、日ごろ演歌を聴かないというリスナーの知名度も高いのですよね。
何も言わずに愛する女性から去っていく男の身勝手さ、哀愁を力強い歌唱で表現した山本さんのようにぜひカラオケでも歌ってみたいところですが、こぶしやビブラートといったテクニックはもちろん低音が苦手な人にとってはややハードルが高いかもしれません。
キーを調節した上で、山本さんらしい力強い低音が出せるように意識して練習してみてください。
人は旅人山本譲二

2019年に発表されたこちらの『人は旅人』は、山本譲二さんの盟友である吉幾三さんが作詞作曲を担当した力強い「人生の応援歌」ですね。
いかにも吉幾三節といった趣のメロディを、人生の酸いも甘いも嚙み分ける歌唱で力強く歌い上げる山本さんの叱咤激励に、特に人生の中盤戦から後半戦に差し掛かった男性諸氏には突き刺さるものがあるでしょう。
一人称が省かれた歌詞であればこそ、世の男性が「自分のこと」として共感できるというのもさすがですよね。
演歌ではありますが歌謡曲的でもあり、音域の幅も平均的ですし演歌の基本的なテクニックが身に付いている方であれば難なく歌いこなせるはず。
いわゆるハチロクのリズムを意識しながら、堂々としながらも男の優しさを感じさせるように歌ってみてほしいですね。
おまえと生きる山本譲二

2002年にシングル曲としてリリース、同年のNHK紅白歌合戦にて披露された2000年代における山本さんの代表曲の一つで、カラオケ人気も高いのがこちらの『おまえと生きる』です。
山本譲二節が炸裂、まさに山本さんらしいどこか不器用な男の優しさと愛情が感じ取れる王道の山本譲二演歌といった趣で、この曲をカラオケのレパートリーとしている方もきっと多いでしょう。
演歌の基本的なテクニックを押さえつつ、難易度としてはそこまで高くない曲ですから山本さんのように男らしい演歌を歌ってみたい、という初心者の方にもおすすめですよ。