保育園や幼稚園の大きなイベントの一つである生活発表会は、子供たちの成長を保護者の方に見てもらえる貴重な機会です。
年少クラスの子供たちの中には、初めて発表会に参加するという子も多いのではないでしょうか。
そんな発表会に「3歳児が楽しめる出し物をしたい!」と考えている先生方は必見です。
今回は3歳児の発達にぴったりの出し物のアイディアを紹介します。
劇遊びはもちろん、歌や楽器遊び、ダンスなど3歳児ならではのかわいさと一人ひとりの個性をのびのびと表現できるオススメのアイディアをたくさん集めました。
子供たちの気持ちが高まりそうなものを見つけてぜひ取り入れてみてくださいね。
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【3歳児】生活発表会やお遊戯会にオススメ!劇や歌などの出し物(1〜10)
【劇遊び】ねこのおいしゃさん

ケロポンズのパネルシアター『ねこのおいしゃさん』が原作の劇遊びは、具合が悪い表現をしてみる子供たちのかわいい姿や、「にゃー」の掛け声が楽しめる、オススメの題材です。
どんな病気でも「にゃー」の気合とともに治してしまうねこのおいしゃさん。
今日も患者さんがやってきて……というストーリー。
テンポよくストーリーが進むので、子供たちも飽きずに練習に取り組めそうですね。
配役を楽しむとともに、ごっこ遊びとしても保育に取り入れられそうです。
子供たちのかわいい表現をたくさん演出してくださいね。
【劇遊び】てぶくろ

ウクライナ民話が原作の絵本『てぶくろ』を題材にした劇遊びはいかがでしょうか。
てぶくろの温かさを実感できる題材は、主に冬におこなわれる生活発表会にぴったり。
表現の幅が広がる3歳児さんなら、動物になりきって劇遊びができますね。
また、3歳児さんから生活発表会に取り組む園でも、子供たちが親しみやすい題材といえるでしょう。
さまざまな動物が登場するので、練習しながら他の動物の動きやマネをして遊んでも楽しいですよ。
ドキドキの発表会も笑顔で迎えられることでしょう。
【劇遊び】くれよんのくろくん
『くれよんのくろくん』はシリーズになっている人気の絵本ですよね。
原作のファンだという先生も多いのではないでしょうか?
子供たちが赤や緑などのクレヨンに変身した姿は思わず「かわいい!」と叫んでしまうほど。
ストーリーも、仲間の大切さや尊重することの難しさを子供たちが受け取りやすいようなメッセージとして描いています。
お友達との違いに気づき始める3歳児さんならではの題材ではないでしょうか。
原作の絵本を読む機会もたくさん取り入れて、みんなで作品のファンになれるといいですね!
【オペレッタ】いつまでもともだち

オペレッタとは音楽劇の一種で、歌とダンス、セリフによってストーリーが展開します。
こちらの『いつまでもともだち』は、思いやりをテーマにした物語。
舞台は森の中、さまざまな動物たちが音楽会のために練習しています。
しかしそこにおばけの格好をしたチョッピーが邪魔しにくるんです。
一見ひどい行動に思えますが、チョッピーがそうしてしまうのには訳があるんですね。
かわいい歌とダンスが3歳児さんにピッタリ。
ぜひ発表会で演じてみてはいかがでしょうか?
【劇遊び】はらぺこあおむし
いろいろな食べ物を食べたあおむしが、キレイなちょうちょうに成長する姿を描いた絵本『はらぺこあおむし』。
世界的に愛されている物語の一つで、子供たちも大好きですよね。
そこで3歳児さんの発表会で、『はらぺこあおむし』をモチーフにした劇遊びを披露してみてはいかがでしょうか?
あおむしになった子供たちが歌いながらダンスを踊り、いろいろな食べ物のトンネルを潜ります。
最後はちょうちょうになって、ステージを飛び回りますよ。
【劇遊び】どうぞのいす

原作の絵本にもファンが多い『どうぞのいす』は、誰かを思いやる気持ちを表現した題材です。
うさぎが作った「どうぞのいす」に、いろんな動物が「どうぞ」したい物を置いていきます。
次にやってきた動物が置いてある物をもらう代わりに他の物を置いていき……。
さまざまな動物になりきって表現を楽しめますし、お友達との関わりを学ぶきっかけにもなりそうですね。
小道具が多くなりがちな題材ですが、子供たちと一緒に作るのもオススメですよ。
【歌】ケンカのあとは

3歳児さんになると友達との関わりも増えるぶん、ケンカやすれ違いも経験していきます。
友達とケンカをするのは誰だって悲しいですよね。
『ケンカのあとは』はそんな悲しい気持ちや、ケンカのあとにどうしていこうか考えさせられる楽曲です。
リズミカルな曲は歌うのが難しく感じるかもしれませんが、何度も繰り返していねいに練習することで、子供たちらしい表現に仕上がるでしょう。
サビの歌詞がかわいいので、聴いていると思わず微笑みがこぼれるかもしれませんね。