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【3月】4歳児さんにオススメ!にっこりニヤニヤできる絵本

【3月】4歳児さんにオススメ!にっこりニヤニヤできる絵本
最終更新:

4歳児さんの3月は不思議な時期。

もうすぐ年長さんになる、しっかりしてくるときでもありますし、ちょっとしたことでゲラゲラ笑う一面も。

子供たちの心の揺れ動きは、見ていて飽きませんよね。

今回はそんな4歳児さんの3月にぴったりな絵本を紹介します。

思わずにっこりするものや、ニヤニヤ笑いが止まらないもの、冒険気分が味わえるものまでそろえてみました。

子供たちはどの絵本が好きになるでしょう。

反応を楽しみに読んであげてくださいね。

【3月】4歳児さんにオススメ!にっこりニヤニヤできる絵本(1〜5)

こんとあき林明子

『こんとあき』は、こんというキツネのぬいぐるみと、主人公あきの絆と旅を描いた一冊です。

おばあちゃんに頼まれて、こんはあきが赤ちゃんの頃から一緒にいます。

あきが成長して大きくなると、こんの腕にほころびができてしまい、二人は電車に乗っておばあちゃんのところへ向かうことにしました。

楽しい時間だけではなく、ハプニングも起こりますが、やさしい駅員さんが助けてくれたり、2人で助け合ったりして目的地まで進みますよ。

春は冒険の季節。

その中で、子供たちにはこの2人のような絆とやさしさを、ぜひ感じてほしいですね。

わたしのわごむはわたさないヨシタケシンスケ

「宝物」と、それに対する子供の気持ちが描かれた絵本です。

自分だけのものがほしくて、ある日主人公はお母さんに輪ゴムをもらいます。

そこからは「この輪ゴムがあれば……」と楽しいことをたくさん考えるんです。

子供たちも主人公を見て、「こんなこともできるよ!」「僕ならこうする!」と、豊かな想像力を発揮してくれるでしょう。

3月はお散歩に出かけることも増えると思うので、「宝物」をテーマに、みんなで自分だけのものを探してみても良いかもしれませんね。

100万回生きたねこ佐野洋子

ロングセラーとなっている絵本『100万回生きたねこ』。

主人公の猫は、死んでも生き返る、100万回生きたねこ。

王様のねこだったり、女の子のねこだったり、サーカスのねこだったりとさまざまな人生を送ります。

ですが、別れの時に泣くのはいつも相手の方で、ねこは自分が大好きで、死ぬのも怖くありません。

そんなねこがある日、白いねこに出会い、これまで知らなかった「おいていかれる側」に立つのです。

ねこの表情や過ごし方の変化に、子供たちもきっと何かを感じてくれるはず。

おしいれのぼうけん文:ふるたたるひ/絵:たばたせいいち

読み応えのある絵本を探しているなら、『おしいれのぼうけん』はいかがでしょうか?

この絵本では、おもちゃを取り合って暴れまわり、押し入れに閉じ込められてしまう2人の男の子を描いています。

ケンカしていたはずが励ましあったり、仲直りする姿が描かれ、またそうこうしているうちに、押入れの中でしか体験できない大冒険が始まりますよ!

子供って暗いところは怖いのに、押し入れには入ってみたい好奇心がありますよね。

そんな好奇心を刺激しつつ、あらためて友達がいる心強さを感じられる一冊です。

どんなにきみがすきだかあててごらん文:サム マクブラットニィ/絵:アニタ ジェラーム

2匹のうさぎが「どれだけ相手のことを好きか」を競い合う姿が描かれた一冊『どんなにきみがすきだかあててごらん』。

両手を大きく広げたり、背伸びしたり、逆立ちしたり、いろいろな方法で好きな気持ちを表現する2人がかわいくて、読んでいるだけで幸せになる絵本です。

親子なのか、兄弟なのかはわかりませんが、相手が好きな気持ちがストレートに伝わってきますよ。

別れの季節である3月には、子供たちにもこうして好きな気持ちを真っすぐに表現してほしいですね。