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【3月】5歳児さんと楽しみたい!3月にオススメの絵本

1年間の締めくくりである3月。

5歳児さんは卒園していく時期ですね。

これまでの園生活を振り返りながら、大切な友達と思い出を作っていっているのではないでしょうか。

そんな3月に、絵本を通して友達との関わりを見つめ直したり、行事について考えたりしてみませんか?

ケンカしたり泣いたり笑ったりと、充実した日々を過ごしている5歳児さんにぴったりな絵本を集めました。

感じ方は子供一人ひとりにゆだねて、みんなで絵本の世界を堪能しましょう。

【3月】5歳児さんと楽しみたい!3月にオススメの絵本(1〜20)

まめまめくん文:デヴィット・カリ/絵:セバスチャン・ムーラン

まめつぶみたいなとっても小さな主人公、まめまめくんが大人になるまでのお話。

まめまめくんの生活は、体が小さいことで不自由さや困難がたくさんあるけれど、自分だからこそできることや、大好きなことを見つけてまめまめくんは強くたくましく成長していきます。

小学校への期待や不安に揺れ動く5歳の子供たちに勇気をくれる1冊です。

おしゃれで世界観あふれる絵の中にまめまめくんの魅力がたっぷりと表現されています。

自信に満ちたまめまめくんのように、子供たちも個性を活かしながら自分らしい道を見つけて歩んでいってほしいですね。

みんなともだち文:中川ひろたか/絵:村上康成

もうすぐ卒園を控えた年長の子供たちと一緒に読みたい『みんなともだち』。

この絵本の言葉にそのままメロディーをつけた卒園ソングもありますよね。

卒園式に『みんなともだち』の歌を唄う幼稚園や保育園も多いのではないでしょうか。

絵本を読んでいると、シンプルで短い言葉たちがダイレクトに心に届き、友達との思い出が自然とあふれてきます。

明るく前向きな雰囲気の中、友達と過ごす時間や、友達の存在の大切さを教えてくれるそんな一冊です。

ぜひ子供たちと一緒に唄いながらページをめくり、一つひとつの思い出を振り返ってみてくださいね。

ひなまつりにおひなさまをかざるわけ文:瀬尾七重/絵:岡本順

日本の伝統行事であるひなまつりには、人形が身代わりとなり女の子を守ってくれるという言い伝えから、おひなさまを飾る風習がありますよね。

こちらの絵本には、そんなひなまつりの由来が子供たちにも分かりやすいストーリーで描かれています。

日本らしさあふれる昔の風景が落ち着いた色合いで繊細に表現されていて、温かい兄弟愛にも触れられる一冊です。

感受性豊かで心がぐんと成長する時期である5歳児の子供たちはどんな反応をするでしょうか。

ぜひ一緒に読んで伝統行事への関心を深めていけるといいですね。

おいしい おひなさま文:すとうあさえ/絵:小林ゆき子

3月に読みたい絵本といえば、やはりひなまつりの絵本ですよね。

こちらは『おいしいひなまつり』という絵本で、行事に興味を持ち始めた3歳児さんにオススメの1冊です。

ねずみちゃんやりすちゃんがおひなさまを見て、それぞれ自分たちであるものを作ります。

タイトルにもある通り、おいしいという所が子供たちも読んでいてひきつけられるポイントではないでしょうか。

この絵本を読むことで、楽しくひなまつりの歴史や伝統を感じることができるので、ぜひ読んでみてくださいね!

パンどろぼう柴田ケイコ

柴田ケイコさんの絵本『パンどろぼう』は子供たちだけではなく、大人にも大人気の絵本で、シリーズ化もされているとってもユニークな絵本です。

キャラクターのインパクトも強く、シュールなおもしろさがくせになる、大人も子供も大笑いしてしまう内容になっています。

パンがパンをかついで逃げていく姿、このパンの正体とは……。

絵本の中にはおいしそうなパンがたくさん出てくるので、ついついおなかがすいてしまうかも!

読んだあとはパンを買って公園におでかけしてみませんか?

たんぽぽ荒井真紀

3月によくみかけるたんぽぽを、詳しく丁寧に描かれた絵本『たんぽぽ』。

こちらは子供たちに身近な存在のたんぽぽが、どのように咲いてどのように綿毛になっていくのかなど、たんぽぽの一生がとても丁寧に描かれています。

身近な存在だからこそ子供たちもひきつけられる内容で、読んだ後は実際にたんぽぽ探しに出掛けたくなる1冊です。

絵本を通して興味の種をまき、それぞれ子供たちがどのように種を育てていくのかも楽しみですね。

ぜひ読んでみてくださいね。