【5歳児】春に読みたい絵本|子供たちといろんな世界に触れてみよう
5歳児さんといえば、園の最高学年として頼られる存在。
子供たちの姿も自信にみなぎっているように見えます。
一段と世界が広がるのもこの時期。
室内や戸外の遊びだけではなく、想像すること、空想することをたくさん経験してほしいですね。
今回は春に読むのにぴったりな5歳児さん向けの絵本を紹介します。
奥行きのある絵本の世界は子供たちの心にさまざまなタネをまいてくれますね。
子供たちは何を感じるでしょう。
ぜひ反応も一緒に楽しんでください。
- 【5歳児向け】2月に読みたい絵本まとめ
- 【5歳児向け】5歳児と楽しみたい!クリスマスにぴったりな絵本を紹介
- 【4歳児】1月に読んでほしい!冬を楽しむ絵本
- 【3月】5歳児さんと楽しみたい!3月にオススメの絵本
- 【4歳児】春におすすめの絵本|世界や友達との関わり
- 【5歳児】1月に読んで欲しい絵本紹介
- 【5歳児】作ってみよう!春を感じる製作アイデア集
- 【5月】5歳児さんと取り組みたい製作アイデア集
- 【5歳児】4月に作ろう!廃材や自然物を使った製作アイデア集
- 【保育】5歳児と一緒に楽しみたい遊べる製作アイデア
- 【保育】5月を感じよう!作って楽しい製作のアイデア特集
- 【5歳児】年長さんの発表会にオススメ!劇やダンスのアイデア特集
- 【なぞなぞ】幼稚園の年長さんと楽しむ!なぞなぞ集
- 【0歳児】春に読みたい絵本|子供たちと絵本を楽しもう
【5歳児】春に読みたい絵本|子供たちといろんな世界に触れてみよう
はるとあき文:斉藤倫・うきまる/絵:吉田尚令
切ない関係性に胸を打たれる『はるとあき』を紹介します。
こちらはストーリーを斉藤倫さんと、うきまるさんが、イラストを吉田尚令さんが担当した絵本。
春夏秋冬のそれぞれを擬人化した内容に仕上がっていますよ。
ある時「はる」は、会ったことのない「あき」の存在が気になります。
そして手紙のやりとりを始めるという展開です。
このお互いにひかれつつも、決して出会えない関係性が悲しくも美しくもありますね。
どんな結末を迎えるかにも注目してみてください。
はじめてのおつかい文:筒井頼子/絵:林明子
ストーリーを筒井頼子さん、イラストを林明子さんが手掛けている絵本『はじめてのおつかい』。
本作は女の子が初めて1人でお使いに行く様子を描いています。
お使いの道中では転んでしまったり、自転車にベルを鳴らされたりと困難が襲います。
それでも、ひたむきにおつかいを果たそうとする様子に勇気をもらえるはずです。
また隅々まで描きこまれているイラストの中に、ユーモアがちりばめられているのも魅力ですね。
繰り返し、じっくりながめてみてください。
これはのみのぴこ文:谷川俊太郎/絵:和田誠
言葉遊びの要素を盛り込んだ『これはのみのぴこ』。
本作は谷川俊太郎さんがストーリーを、和田誠さんがイラストを手掛けた絵本です。
本作の冒頭はタイトルにある「これはのみのぴこ」の一文からスタートします。
そして2ページ目では猫が登場し、ノミが住んでいると明かされます。
このようにどんどん文章が長くなり、合わせて新しいキャラクターが登場していきます。
一文が長くなっていくので、早口言葉のようにも楽しめるのではないでしょうか。
はっぴーなっつ荒井良二
春の訪れや季節の移ろいを感じられる『はっぴーなっつ』。
こちらは絵本作家の荒井良二さんが手掛けた作品です。
本作は少女の一人称で進んでいき、春から冬へと季節が巡っていく様子を描いていますよ。
従来の絵本のようにいっぱいにイラストが描かれているページと、漫画のように小回りをしているページがあるのが特徴です。
おかげで、これまでにはない体験を味わえますよ。
日常の生活音にフォーカスしているのも、本作の見どころといえるでしょう。
でこちゃんつちだのぶこ
髪を切ったら前髪が短くなりすぎてしまった女の子のお話『でこちゃん』。
本当の名前はてこちゃんなのですが、おでこが丸見えなので「でこちゃん」と言われて笑われてしまいます。
保育園に行かなければらないので、なんとか解決したい女の子。
いろいろな人に相談して、解決策を教えてもらいます。
その、みんなが出す解決策がおもしろいんですよね。
同じ経験をした子にも、そうでない子にも、クスッと笑えるユニークな絵本です。
最後はお姉ちゃんがステキなアイデアで解決してくれるので、安心して読んでくださいね!
いやいやえん文:中川李枝子/絵:大村百合子
お話が7つ入っている絵本『いやいやえん』。
絵より文字がメインの本なので、少しずつひらがなを読めるようになってきた5歳児さんにもピッタリの内容ですね。
掲載されているお話も、保育園という舞台がありつつファンタジー要素が入っていて、子供が自分と重ねながらドキドキワクワクできる内容です。
タイトルになっているのは、なんでも「イヤ」という男の子が「いやいやえん」に入れられてしまうというお話。
絵本の最後に入っているので、ぜひ読んでみてくださいね。