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【5歳児】春に読みたい絵本|子供たちといろんな世界に触れてみよう

5歳児さんといえば、園の最高学年として頼られる存在。

子供たちの姿も自信にみなぎっているように見えます。

一段と世界が広がるのもこの時期。

室内や戸外の遊びだけではなく、想像すること、空想することをたくさん経験してほしいですね。

今回は春に読むのにぴったりな5歳児さん向けの絵本を紹介します。

奥行きのある絵本の世界は子供たちの心にさまざまなタネをまいてくれますね。

子供たちは何を感じるでしょう。

ぜひ反応も一緒に楽しんでください。

【5歳児】春に読みたい絵本|子供たちといろんな世界に触れてみよう

にぎやかもりのツリーハウス文:新井悦子/絵:どいかや

ゾウさんにくまさん、ねずみくんなど、さまざまな動物が登場する絵本『にぎやかもりのツリーハウス』を紹介します。

どうやらみんなの特技をいかしてツリーハウスを作るようですよ。

しかし主人公のねずみくんは、作業が進む中「自分は役に立っているのかな……?」と不安になってしまいます。

しかし誰だって、他の人のすごいところを見ると、自分はどうかなぁ?と落ち込んでしまうことがありますよね。

そんな時は、この絵本を読んでみてください。

きっと気持ちが軽くなりますよ。

入学前ということもあり、自分に自信を持っておきたいですよね!

きょうはなんのひ?文:瀬田貞二/絵:林明子

お手紙と謎解きがテーマになった絵本『きょうはなんのひ?』をご紹介しますね。

お手紙を書いたのは、主人公の女の子。

女の子に言われてお母さんは手紙を探し始めるのですが、1枚ではなく家中で何枚も見つかるのです。

探してはお手紙を読んで頭を悩ませるお母さん。

きっと絵本を読んでいる子供たちも、一緒に頭を悩ませるでしょうね。

最後はステキなプレゼントとサプライズが待っています。

お手紙は自分の気持ちを言葉で伝える手段ですが、こんな使い方も楽しく、みんなが幸せな気持ちになりますね。

もりのてがみ文:片山令子/絵:片山健

主人公の女の子が、森にいるお友達に手紙を書くという絵本『もりのてがみ』です。

絵本には、お手紙や封筒を飾り付けしている様子が描かれていて、ステキなものにしようという一生懸命さが伝わってきます。

お手紙は風に飛ばされたのかなくなってしまうのですが、お友達からお返事のかわりにステキなものが届くんですよ。

その中には春を知らせるものも!

5歳児さんならひらがなを書ける子も増えてくると思うので、この絵本でお手紙を書くことに興味が湧くのではないでしょうか。

キャベツくんとブタヤマさん長新太

春キャベツがおいしい3月に、こちらの絵本はいかがでしょうか?

『キャベツくんとブタヤマさん』は、長新太さんが描かれたユーモアたっぷりの絵本で、子供たちにも大人気ですよね。

登場するのはキャベツくんと、キャベツくんが食べ物に見えてしょうがないブタヤマさんのおもしろいコンビ。

今回は山の中のつりばしで巻き起こる、スリル満点のお話です。

緊張感があるお話なのに、どこかおもしろくてほのぼのとした感じがたまらないこちらの絵本、ぜひ読んでみてくださいね。

パンどろぼう柴田ケイコ

柴田ケイコさんの絵本『パンどろぼう』は子供たちだけではなく、大人にも大人気の絵本で、シリーズ化もされているとってもユニークな絵本です。

キャラクターのインパクトも強く、シュールなおもしろさがくせになる、大人も子供も大笑いしてしまう内容になっています。

パンがパンをかついで逃げていく姿、このパンの正体とは……。

絵本の中にはおいしそうなパンがたくさん出てくるので、ついついおなかがすいてしまうかも!

読んだあとはパンを買って公園におでかけしてみませんか?

たんぽぽ荒井真紀

3月によくみかけるたんぽぽを、詳しく丁寧に描かれた絵本『たんぽぽ』。

こちらは子供たちに身近な存在のたんぽぽが、どのように咲いてどのように綿毛になっていくのかなど、たんぽぽの一生がとても丁寧に描かれています。

身近な存在だからこそ子供たちもひきつけられる内容で、読んだ後は実際にたんぽぽ探しに出掛けたくなる1冊です。

絵本を通して興味の種をまき、それぞれ子供たちがどのように種を育てていくのかも楽しみですね。

ぜひ読んでみてくださいね。

おわりに

5歳児さんにおすすめの春の絵本を紹介しました。

園の最高学年である5歳児さん。

できることもやりたいこともどんどん増えて、これからの成長が楽しみですね。

絵本を通して子供たちの世界が広がれば、きっとステキな発見があるはず。

ぜひ保育の時間に読み聞かせをしてみてくださいね。