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【色あせないメロディー】懐かしの70年代洋楽バラード名曲まとめ

「洋楽ロック黄金期」と呼ばれることも多い70年代の洋楽シーンは、バンドはもちろん音楽史に残るシンガーソングライターが多くデビューを果たし、数えきれないほどの名曲が生まれた時代です。

今回のテーマである「バラード」も例外ではなく、色あせない70年代の洋楽名バラードは紹介しきれないほどに多く存在するのですよ。

今回の記事では、若い音楽ファンでも一度は耳にしたことがある代表的な70年代の洋楽バラードをまとめています。

もちろん当時青春を過ごされた方々にとっては涙が出るほど懐かしい名曲ばかりが登場しますから、ぜひお楽しみくださいね!

【色あせないメロディー】懐かしの70年代洋楽バラード名曲まとめ(21〜30)

Someday ManPaul Williams

カーペンターズやスリー・ドッグ・ナイトに珠玉のメロディを提供したソングライター、ポール・ウィリアムズさん。

映画音楽でも成功を収めた彼ですが、ソフトロックの入門としても最適な作品を残しています。

そんな彼の名曲が、デビューアルバム『Someday Man』の表題を飾る一曲です。

「いつか立派な人間になる」と願いながらも、一歩を踏み出せない主人公の姿が歌われています。

この少しほろ苦いテーマを、ロジャー・ニコルスさんが手がけた軽快なサウンドに乗せて歌うアンバランスさが印象的ですね。

本作は、もともと1969年にモンキーズが歌った楽曲で、翌1970年にポール・ウィリアムズさん自身のデビュー作に収録されたものです。

ゆったりとした午後に、物思いにふけりながら聴くのにぴったりな作品だと思いますよ。

I’ve Got You On My MindWhite Plains

恋が始まったときの、胸が躍るような高揚感をストレートに表現したポップナンバーです。

手がけたのは、バブルガム・ポップの軽快さで70年代初頭の音楽シーンを彩ったイギリスのグループ、ホワイト・プレインズ。

好きな人のことで頭がいっぱいになってしまう、そんなピュアな想いがピート・ネルソンさんの甘い歌声と、きらびやかなコーラスワークに乗って心地よく響きますよね。

この作品は1970年4月にシングルとして登場し、UKチャート17位を記録。

同年のアルバム『White Plains』にも収められています。

ウキウキした気分になりたいときに聴けば、気分がさらに盛り上がること間違いなしでしょう。

聴いているだけでハッピーになれる、ステキなソフトロックナンバーです。

Just the Way You AreBilly Joel

Billy Joel – Just the Way You Are (Official Audio)
Just the Way You AreBilly Joel

ニューヨーク出身のシンガーソングライター、ビリー・ジョエルさん。

「気の利いた会話をしようとしなくても、流行の服を着ていなくてもいい。

ありのままの君が一番素敵なんだ」と語りかける、究極のラブソングではないでしょうか。

夢の中でメロディが浮かんだという逸話もロマンチックですよね。

この楽曲は1977年の名盤『The Stranger』からのシングルで、当初はアルバムに合わないと収録が見送られそうだったんです。

しかし、1979年のグラミー賞で二冠を達成するほどの評価を得ました。

フェンダー・ローズの温かい音色と甘いサックスが溶け合うサウンドは、大切な人と過ごす時間を優しく彩ってくれますね。

I Go CrazyPaul Davis

ブルー・アイド・ソウルやカントリーなど、幅広いジャンルで才能を発揮したポール・デイヴィスさん。

本作は、彼のキャリアを代表するソフトロックの名バラードとして知られていますよね。

別れた恋人への未練を断ち切れず、ふとした瞬間に狂おしいほど想いが募る……そんな切ない心情が、彼の柔らかな歌声とメロウな旋律に乗せてつづられているんですよね。

1977年6月に名盤『Singer of Songs: Teller of Tales』からのシングルとして世に出た本作は、全米チャートに40週間もランクインし続けるという当時の最長記録を打ち立てました。

一人で静かに物思いにふけりたい夜、感傷的なメロディに心を委ねてみてはいかがでしょうか。

I’m Not In Love10cc

表向きには「好きなわけじゃない」と言い張りながら、実は深く恋に落ちてしまっている男性の切ない心情が、幻想的なメロディとともに描かれています。

イギリスのロックバンドテンシーシーが1975年にリリースした本作は、全英シングルチャート1位、全米2位を獲得。

エリック・スチュワートさんが妻との会話からインスピレーションを得て生まれた楽曲なんだそう。

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でも使用され、大切な人への思いを抑えきれない気持ちに共感する方も多いはず。

静かな夜に1人で聴きたい、心揺さぶられる珠玉のバラードです。

Sorry Seems To Be The Hardest WordElton John

別れの痛みを切なく綴った珠玉のピアノバラードは、イギリスのエルトン・ジョンさんが1976年にリリースした作品です。

恋人との関係が終わりに向かう中、「愛してもらうには何をすればいいのか」という問いかけと、謝罪の言葉を口にできない心の葛藤を繊細に描き出しています。

メロディーと一部の歌詞をエルトン・ジョンさんが先に生み出し、バーニー・トーピンさんが仕上げるという珍しい制作過程を経て誕生した本作は、アメリカのビルボードチャートで6位を記録。

アルバム『Blue Moves』に収録され、2002年にはイギリスのBlueとのコラボレーションで1位を獲得しました。

静かでありながら切迫感のあるメロディーと深い感情表現は、失恋の痛みを癒やしたい時や、大切な人との別れを考えている時に、きっと心に寄り添ってくれることでしょう。

Without YouBadfinger

『Without You』は、不朽の名バラードとして音楽史にその名を刻んだ楽曲です。

バッドフィンガーによって生み出され、後に数多くのアーティストによってカバーされたこの曲は、失われた愛への切ない想いが込められています。

この曲が誕生した70年代の音楽シーンの深みと濃厚な表現力を、その哀愁漂うメロディラインが鮮烈に伝えてくれていますよね。

1971年にハリー・ニルソンさんによってカバーされたバージョンは、ローリング・ストーン誌の「史上最高の500曲」の1つにも選出され、その普遍性と心に響くメロディは現代でも多くの人々に愛され続けています。