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80年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲

長年日本の音楽として愛されてきた演歌の魅力は色あせることなく、今もなおテレビやCMで起用されたり、紅白歌合戦では毎年多くの演歌歌手が出演したりしていますよね。

そこでこの記事では、そんな日本の心とも言える演歌の中から、80年代にリリースされてヒットした楽曲を一挙に紹介していきますね。

当時を知る方にとっては懐かしい曲も多い一方で、80年代にはまだ生まれていなかった方でもご存じであろう世代を超えた名曲もたくさん選びました。

ぜひこの機会に、80年代の演歌の名曲をじっくりと聴いてみてくださいね。

80年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲(1〜10)

氷雨日野美歌

1982年に発売されたこの曲は、演歌新時代の旗手と称された日野美歌さんの代表曲の一つに数えられています。

別れの悲しみと未練を歌った感傷的なバラードで、とまりれんさん作詞・作曲、高田弘さん編曲という豪華な布陣によって生み出されました。

切ない歌詞と情感あふれるメロディは多くの人々の心を捉え、同年の「第34回NHK紅白歌合戦」への出場をも実現させました。

発売直後に大阪のスーパーマーケットで歌った際、主婦の方から「絶対に売れるから!」と力強く応援されたエピソードも印象的です。

失恋の痛みを誰もが共感できる形で描き出した本作は、冬の夜に一人で聴きたくなる、心に染みる1曲です。

まつり北島三郎

まつり 北島三郎【COVER】
まつり北島三郎

1984年11月に発売されたこの曲は、北島三郎さんの代表曲の一つとなっています。

日本の祭りのダイナミズムを表現した歌詞が特徴的で、ステージでは「ねぶた」に乗ってのパフォーマンスが行われることが多いんですよ。

本作は、NHK紅白歌合戦で6回も歌唱され、そのうち5回は大トリを務めるという快挙を成し遂げています。

歌詞では、山の神や海の神への感謝の気持ちが描かれており、日本人の祭りに対する情熱や精神、自然への感謝の気持ちが表現されているんです。

祭りの雰囲気を味わいたい時や、日本の伝統文化に触れたい時におすすめの1曲ですね。

みちのくひとり旅山本譲二

山本譲二さんの1980年にリリースされた自身を代表する曲です。

発売当時はそれほど売れず、ヒットしたのは翌年の1981年になってからで、その年の紅白歌合戦にも出場しました。

譲二さんの熱いキャラクターと曲のイメージが素晴らしくマッチしています。

80年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲(11〜20)

酔いどれて桂銀淑

『酔いどれて』   桂銀淑  계은숙
酔いどれて桂銀淑

お酒の力を借りて、つらい出来事を忘れてしまおうとする様子を歌った韓国出身の歌手、桂銀淑さんの『酔いどれて』。

1989年にリリースされたこちらは、第31回日本レコード大賞の金賞や第22回日本有線大賞の有線音楽賞など、数々の賞を受賞した第ヒット曲です。

どんなにつらいことがあっても気にしないそぶりで生きているけれど、1人になってしまうともうこのまま人生を放棄したくなるような悲しみに襲われてしまう……。

そんな感情になってしまったことがある方は、少なくないのではないでしょうか。

桂銀淑さんのハスキーな歌声がまた、その歌詞のつらい感情をより引き立てていますね。

雨の慕情八代亜紀

八代亜紀さんの代表曲として知られる本作は、1980年に発表され、その年の日本レコード大賞を受賞しました。

失恋した女性の切ない想いを雨の情景に重ねて描いた歌詞は、多くの人の心に響き、社会現象にもなりましたよね。

フォーク調の明るいメロディーとは対照的に、物憂げなイントロが印象的です。

サビの手の振り付けは子供たちにも人気で、幅広い世代に愛されました。

1983年にはテレビドラマの主題歌にも起用され、CMでも使用されるなど、様々なメディアで活躍。

八代さんの独特なハスキーボイスと高い表現力で歌い上げられる本作は、雨の日に聴くとより一層心に染みわたりますよ。

奥飛騨慕情竜鉄也

竜鉄也 – 奥飛騨慕情[OFFICIAL MUSIC VIDEO]
奥飛騨慕情竜鉄也

日本の演歌界を代表する名曲として知られる本作は、竜鉄也さんの代表曲であり、デビューシングルとして1980年6月に発売されました。

奥飛騨の温泉街を舞台に、旅人の心情と自然の美しさを織り交ぜた情感豊かな歌詞が特徴です。

竜鉄也さんの伸びやかな歌声と相まって、聴く人の心に深い感動を与える楽曲となっています。

発売後、徐々に人気を集め、オリコンチャートのトップ10入りを果たしました。

また、第14回日本有線大賞を受賞し、1981年の第32回NHK紅白歌合戦への出場も果たしています。

本作は、演歌ファンはもちろん、日本の伝統的な音楽に触れたい方にもおすすめの1曲です。

ふたり酒川中美幸

ふたり酒/川中美幸(本人歌唱)
ふたり酒川中美幸

『ふたり酒』は川中美幸さんの1980年のヒット曲で自身がパーソナリティをつとめるラジオ番組から人気に火が付いた作品です。

作詞はたかたかしさん、作曲は弦哲哉さんのコンビの作品で、紅白歌合戦にもこの曲で3回歌唱されています。