80年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲
長年日本の音楽として愛されてきた演歌の魅力は色あせることなく、今もなおテレビやCMで起用されたり、紅白歌合戦では毎年多くの演歌歌手が出演したりしていますよね。
そこでこの記事では、そんな日本の心とも言える演歌の中から、80年代にリリースされてヒットした楽曲を一挙に紹介していきますね。
当時を知る方にとっては懐かしい曲も多い一方で、80年代にはまだ生まれていなかった方でもご存じであろう世代を超えた名曲もたくさん選びました。
ぜひこの機会に、80年代の演歌の名曲をじっくりと聴いてみてくださいね。
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80年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲(1〜10)
とまり木小林幸子

自分のもとから去ってしまう男性への未練が歌われた、小林幸子さんの『とまり木』。
1980年にリリースされたこの曲は、第13回日本有線大賞で大賞を受賞したヒットナンバーです。
男性にとっていい心のよりどころになっていたはずのこの女性から、男性はいとも簡単に離れていってしまう……。
そんな情景を描いた歌詞は、今まで女性が男性に注いできた愛情をムダにされたように感じ、胸が痛くなります。
それでもこの女性の中に残る未練、男性への愛情に切なさが込み上げてきますね。
酔いどれて桂銀淑

お酒の力を借りて、つらい出来事を忘れてしまおうとする様子を歌った韓国出身の歌手、桂銀淑さんの『酔いどれて』。
1989年にリリースされたこちらは、第31回日本レコード大賞の金賞や第22回日本有線大賞の有線音楽賞など、数々の賞を受賞した第ヒット曲です。
どんなにつらいことがあっても気にしないそぶりで生きているけれど、1人になってしまうともうこのまま人生を放棄したくなるような悲しみに襲われてしまう……。
そんな感情になってしまったことがある方は、少なくないのではないでしょうか。
桂銀淑さんのハスキーな歌声がまた、その歌詞のつらい感情をより引き立てていますね。
まつり北島三郎

1984年11月に発売されたこの曲は、北島三郎さんの代表曲の一つとなっています。
日本の祭りのダイナミズムを表現した歌詞が特徴的で、ステージでは「ねぶた」に乗ってのパフォーマンスが行われることが多いんですよ。
本作は、NHK紅白歌合戦で6回も歌唱され、そのうち5回は大トリを務めるという快挙を成し遂げています。
歌詞では、山の神や海の神への感謝の気持ちが描かれており、日本人の祭りに対する情熱や精神、自然への感謝の気持ちが表現されているんです。
祭りの雰囲気を味わいたい時や、日本の伝統文化に触れたい時におすすめの1曲ですね。
80年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲(11〜20)
みちのくひとり旅山本譲二

山本譲二さんの1980年にリリースされた自身を代表する曲です。
発売当時はそれほど売れず、ヒットしたのは翌年の1981年になってからで、その年の紅白歌合戦にも出場しました。
譲二さんの熱いキャラクターと曲のイメージが素晴らしくマッチしています。
釜山港へ帰れ渥美二郎

遠く離れた街に住む大切な人への切なる思いを歌った、渥美二郎さんの『釜山港へ帰れ』。
1983年にリリースされたこの曲は、もともと韓国人歌手のチョー・ヨンピルさんの曲でした。
その後、同じく韓国人歌手の李成愛さんが日本でリリースしたLPにも収録されました。
渥美二郎さん以外にも、美川憲一さんや藤圭子さんなど、多くのアーティストにカバーされている名曲です。
「大切なあなたのいるあの場所へとにかく行きたい」という強い思いが全編を通して描かれており、その熱い思いに胸がしめつけられます。
あなたが思いをはせる人を思い浮かべながら、聴いてみてはいかがでしょうか。
北酒場細川たかし

1982年に発売されたこの曲は、なかにし礼さん作詞、中村泰士さん作曲というコンビによる楽曲で、細川たかしさんの代表曲の一つに数えられています。
発売以来数多くの歌手にカバーされたことからも、本作がどれほど愛されていたのかがわかると思います。
本作の歌詞では、北国の酒場での男女の出会いが描かれたあと、寒い夜に温もりを求め合う2人の姿がつづられています。
歌詞の最後には恋に落ちた女性だけでなく男性にとっても特別な時間であることが描かれているので、聴く人に居酒屋での温かい出会いを思い出させる魅力がありますね。
奥飛騨慕情竜鉄也

日本の演歌界を代表する名曲として知られる本作は、竜鉄也さんの代表曲であり、デビューシングルとして1980年6月に発売されました。
奥飛騨の温泉街を舞台に、旅人の心情と自然の美しさを織り交ぜた情感豊かな歌詞が特徴です。
竜鉄也さんの伸びやかな歌声と相まって、聴く人の心に深い感動を与える楽曲となっています。
発売後、徐々に人気を集め、オリコンチャートのトップ10入りを果たしました。
また、第14回日本有線大賞を受賞し、1981年の第32回NHK紅白歌合戦への出場も果たしています。
本作は、演歌ファンはもちろん、日本の伝統的な音楽に触れたい方にもおすすめの1曲です。





