アフロビートの人気曲|最新の楽曲も紹介
ヨルバやナイジェリアを起源とする音楽ジャンル、アフロビート。
ファンクやジャズから強い影響を受けているアフロビートですが、電子音楽が主流となってからは、レゲトンやダンスホール・レゲエのような進化を遂げていきました。
今回はそんなアフロビートの人気曲を、最新の作品から往年の名曲まで幅広くピックアップしてみました。
記事の最後には、2010年代後半から現在までのアフロビートの変化についても解説しています。
ぜひ最後までご覧ください!
アフロビートの人気曲|最新の楽曲も紹介(1〜10)
Mad Over YouRuntown

プロデューサーとしても活躍しているナイジェリアのシンガー・ソングライター、ランタウンさん。
2010年代に最も活躍したアフロ・ビートのアーティストの1人で、世界的な知名度も持っています。
そんな彼の名曲が、2017年にリリースされた、こちらの『Mad Over You』。
アフロ・ビートといえばアフロ・ビートの曲ですが、もっと細かく分類するのであれば、ガーナで生まれたハイライフというジャンルとR&Bをミックスさせたようなメロディーです。
IfDavido

アメリカで最もポピュラーなアフロ・ビート・ミュージシャンといえば、こちらのダビドさんが最も当てはまるでしょう。
時代が進むにつれて変化を迎えているアフロ・ビートですが、それでもヒップホップに比べれば音楽性の変化は少ないほうです。
ダビドさんの音楽性は、そんなアフロ・ビートのなかでも非常に先進的で、現在の主流であるエレクトロ・ポップを取り入れています。
彼の名曲である、こちらの『If』もハイセンスで先進的な音楽性が味わえる作品に仕上げられています。
AzontoFuse ODG

イギリスはアフリカ系の移民が多く、実はアフロ・ビートの市場が大きい国として知られています。
そんなイギリスで人気を集めるアフロ・ビートのミュージシャンが、こちらのヒューズODGさん。
アフロ・ビートは基本的にソウル・ミュージックとカリプソをミックスさせたジャンルなのですが、彼の場合はそこにファンクやレゲエといった、さまざまなジャンルがミックスされています。
こちらの『Azonto』もそういった作品の1つで、イントロからはハウスの要素を感じさせます。
My Woman, My Everything ft. Wande CoalPatoranking

ナイジェリア出身のアーティスト、パトロンキングさん。
アフロ・ビートの曲もリリースしていますが、ダンスホール・レゲエの作品も多くリリースしており、アフロ・ビートに関してもダンスホールの雰囲気が強い音楽性に仕上げられています。
そんな彼の人気を集める作品が、こちらの『My Woman, My Everything ft. Wande Coal』。
前述したように、レゲエの要素が強いメロディーに仕上げられているため、一般的なアフロ・ビートよるもパワフルな曲調が印象的です。
SoundgasmRema

ラップもこなすナイジェリア出身のシンガー・ソングライター、レマさん。
バラク・オバマ元大統領が公開したプレイリストに、彼の作品である『Ironman』が入っていたため、それにより世界的な知名度をほこるようになりました。
そんな彼の作品のなかで、特にオススメしたいのが、こちらの『Soundgasm』。
アフロ・ビートの曲のなかでも、最も最先端を走る作品で、ヒップホップとアフロ・ビートがミックスされたスタイリッシュな曲調に仕上げられています。
MimbayeurBlanche Bailly ft Mink’s

カメルーンを代表するアフロ・ビートの女性シンガー・ソングライター、ブランチ・バイリーさん。
厳密にはアフロ・ポップのアーティストで、彼女の作品は、一般的なアフロ・ビートに比べてよりポップな雰囲気に仕上げられています。
そんな彼女の作品のなかでも、特にオススメなのが、こちらの『Mimbayeur』。
トラックはアフリカンな感じですが、メロディーは現代的なものに仕上げられています。
ゴリゴリのアフロ・ビートが苦手な方にオススメです。
UnderstandOmah Lay

2019年にリリースした作品『Silent』がヒットを記録し、ナイジェリアで知られるようになったアーティスト、オマ・レイさん。
もともとはリル・キングという名前で作曲家として活動していたため、高い作曲能力を持ちます。
そんな彼の名曲が、こちらの『Understand』。
アフロ・ビートは他のジャンルに比べて進化の遅いジャンルですが、オマ・レイさんはヒップホップのトラックを取り入れた最新のアフロ・ビートが魅力的です。
オーソドックスなアフロ・ビートに飽きた方は、ぜひチェックしてみてください!