洋楽を深掘りしていくとさまざまなサブジャンルを発見して、中には曖昧な定義のジャンルも多くこれって一体どんな音楽性なのかと戸惑うことも結構多いものですよね。
今回の記事のテーマは、まさに定義が曖昧な「オルタナティブメタル」というジャンルです。
ざっくり言えばオルタナティブロックやヘビーメタルの特徴を融合させたジャンルではあるのですが、本稿で取り上げているバンドたちは日本でも高い人気を誇るグループが多く、彼らが「オルタナティブメタル」と言われていることを知らなかった方も多いかもしれません。
そういった点も含めて、どんなバンドが「オルタナティブメタル」と呼ばれているのかぜひチェックしてみてください!
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もくじ
- 【2025】おすすめのオルタナティブメタルバンドまとめ
- Be Quiet And Drive (Far Away)Deftones
- SchismTool
- Wait And BleedSlipknot
- Chop Suey!System Of A Down
- The Diary of JaneBreaking Benjamin
- NumbLinkin Park
- Down With The SicknessDisturbed
- Midlife CrisisFaith No More
- Going UnderEvanescence
- UnsungHelmet
- Freak On a LeashKorn
- Happy?Mudvayne
- The RedChevelle
- I Hate Everything About YouThree Days Grace
- Killing In the NameRage Against The Machine
【2025】おすすめのオルタナティブメタルバンドまとめ
Be Quiet And Drive (Far Away)Deftones

デフトーンズは1988年に結成されたバンドで、ニューメタルのブームで頭角を現しながらも「ヘビーロック界のレディオヘッド」とも称されるアーティスティックな音楽性と独自のサウンドで後続のバンドたちにも多大なる影響を与え続けている存在です。
チノ・モレノさんの唯一無二のボーカルを軸として、さまざまなジャンルの要素を取り込んだ音楽性はアグレッシブでいてアートロック的でもあり、ヘビーロックファン以外のリスナーの心をつかむのですね。
特に2000年リリースのサードアルバム『White Pony』は彼らを孤高の存在へと押し上げ、グラミー賞受賞曲『Elite』を生み出しました。
そのパワフルでありながらも美しいメロディは、ライブで観るとさらにその魅力を感じることができますよ!
彼らが紡ぎ出すオルタナティブメタルの世界観をぜひ体験してみてください。
SchismTool

オルタナティブ・メタルというより音楽シーンにおいて孤高のバンドと言える、ミステリアスな存在感を放ち続けるトゥール。
1990年の結成から押しも押されもせぬトップクラスのアーティストです。
プログレッシブロックやサイケデリックロック、アートロックの要素を取り入れながら、圧倒的な演奏力と表現力で魅せる彼らは異質な音楽性でいて商業的な成功も収めており、その音楽性は1996年リリースのセカンドアルバム『Ænima』以降確立され、真の意味でオルタナティブと言える存在なのですね。
非常に寡作なタイプではあるのですが、2019年には13年振りとなったアルバム『Fear Inoculum』をリリースしてシーンに新たな衝撃を与えました。
2024年の現在も、最も新作が待たれているバンドの一つと言えるでしょう!
Wait And BleedSlipknot

日本でも圧倒的な人気を誇る覆面集団、スリップノット。
1999年にリリースされたデビューアルバム『Slipknot』の衝撃は、後続のバンドたちにも多大なる影響を与え続けています。
特に初期の彼らのライブはまさにカオスそのもので、赤いジャンプスーツに独特なマスクを身につけたスタイルも強烈なインパクトを放っていましたね。
9人の大所帯で繰り広げられるごった煮サウンドはハチャメチャなようでいて、各メンバーの高いスキルと優れたソングライティングセンスがまさに「オルタナティブ」なメタル、ヘビーロックを生み出したのです。
いつ解散してもおかしくないほどの緊張感が常にあり続けた彼らですが、2024年の現在もメンバーチェンジを重ねながらトップバンドとして活躍し続けています。
見た目に惑わされず、まずは彼らの鳴らす音を聴いてみてください!
Chop Suey!System Of A Down

アルメニア系アメリカ人メンバーからなるシステム・オブ・ア・ダウンは、驚異的なエネルギーとメッセージ性を兼ね備えたバンドです。
1994年の結成以来、セルジ・タンキアンさんの力強いボーカル、ダロン・マラキアンさんの卓越したギターワークが融合して、オルタナティブメタルの新たな地平を開いてきました。
日本では『毒性』という強烈な邦題も付けられた2001年の『Toxicity』は社会批判を込めた歌詞とユニークなサウンドで世界中のファンを魅了しました。
彼らのライブは観る者を圧倒し、そのダイナミズムで観客を一つにつなぐ力があります。
まさに、オルタナティブな音楽で世界観を拡げることのできるアーティストだと言えるでしょう。
The Diary of JaneBreaking Benjamin

ブレイキング・ベンジャミンは、1999年に結成されたアメリカのロックバンドです。
00年代以降のオルタナティブメタルの代表的な存在として名前が挙げられる筆頭の彼らの音楽性は、ポストグランジ的なエモーショナルなサウンドと情緒的な歌詞、力強いコーラスが特徴で、ファンを虜にしてきました。
こちらの記事で紹介している他のバンドと比べると日本ではやや知名度的には劣るかもしれませんが、2006年リリースのサードアルバム『Phobia』は全米チャート2位に輝くなど、人気実力共にトップクラスのバンドなのですね。
2015年にリリースされた5枚目のアルバム『Dark Before Dawn』では全米チャート1位を記録、健在ぶりをアピールしました。
メロディが美しいバンドですから、聴いたことがないという方もぜひチェックしてみてください!
NumbLinkin Park

00年代において記録的な売り上げを記録、エレクトロニカなどの最先端の音楽を取り入れた洗練されたヘビーロックで時代を塗り替えたリンキン・パークは、音楽ファンなら誰もが知っている名前ですよね。
1996年に結成され、2000年のデビューアルバム『Hybrid Theory』は21世紀最大のヒットとなりました。
故チェスター・ベニントンさんの痛々しいほどのエモーションが炸裂する歌詞と歌声は、聴く人の人生まで変えるほどのパワーを持ち合わせていますね。
ニューメタルやラップメタル、オルタナティブメタルなどさまざまな評価のある彼らの音楽性は常に進化し続けており、これからリンキン・パークの音楽を聴こうとしている若い方はぜひデビュー作からリリース順にチェックしてみてください!