RAG MusicHR-HM
おすすめのハードロック・ヘビーメタル
search

【2025】おすすめのオルタナティブメタルバンドまとめ

【2025】おすすめのオルタナティブメタルバンドまとめ
最終更新:

洋楽を深掘りしていくとさまざまなサブジャンルを発見して、中には曖昧な定義のジャンルも多くこれって一体どんな音楽性なのかと戸惑うことも結構多いものですよね。

今回の記事のテーマは、まさに定義が曖昧な「オルタナティブメタル」というジャンルです。

ざっくり言えばオルタナティブロックやヘビーメタルの特徴を融合させたジャンルではあるのですが、本稿で取り上げているバンドたちは日本でも高い人気を誇るグループが多く、彼らが「オルタナティブメタル」と言われていることを知らなかった方も多いかもしれません。

そういった点も含めて、どんなバンドが「オルタナティブメタル」と呼ばれているのかぜひチェックしてみてください!

【2025】おすすめのオルタナティブメタルバンドまとめ(1〜10)

Chop Suey!System Of A Down

System Of A Down – Chop Suey! (Official HD Video)
Chop Suey!System Of A Down

アルメニア系アメリカ人メンバーからなるシステム・オブ・ア・ダウンは、驚異的なエネルギーとメッセージ性を兼ね備えたバンドです。

1994年の結成以来、セルジ・タンキアンさんの力強いボーカル、ダロン・マラキアンさんの卓越したギターワークが融合して、オルタナティブメタルの新たな地平を開いてきました。

日本では『毒性』という強烈な邦題も付けられた2001年の『Toxicity』は社会批判を込めた歌詞とユニークなサウンドで世界中のファンを魅了しました。

彼らのライブは観る者を圧倒し、そのダイナミズムで観客を一つにつなぐ力があります。

まさに、オルタナティブな音楽で世界観を拡げることのできるアーティストだと言えるでしょう。

NumbLinkin Park

Numb (Official Music Video) [4K UPGRADE] – Linkin Park
NumbLinkin Park

00年代において記録的な売り上げを記録、エレクトロニカなどの最先端の音楽を取り入れた洗練されたヘビーロックで時代を塗り替えたリンキン・パークは、音楽ファンなら誰もが知っている名前ですよね。

1996年に結成され、2000年のデビューアルバム『Hybrid Theory』は21世紀最大のヒットとなりました。

故チェスター・ベニントンさんの痛々しいほどのエモーションが炸裂する歌詞と歌声は、聴く人の人生まで変えるほどのパワーを持ち合わせていますね。

ニューメタルやラップメタル、オルタナティブメタルなどさまざまな評価のある彼らの音楽性は常に進化し続けており、これからリンキン・パークの音楽を聴こうとしている若い方はぜひデビュー作からリリース順にチェックしてみてください!

Wait And BleedSlipknot

Slipknot – Wait And Bleed [OFFICIAL VIDEO] [HD]
Wait And BleedSlipknot

日本でも圧倒的な人気を誇る覆面集団、スリップノット。

1999年にリリースされたデビューアルバム『Slipknot』の衝撃は、後続のバンドたちにも多大なる影響を与え続けています。

特に初期の彼らのライブはまさにカオスそのもので、赤いジャンプスーツに独特なマスクを身につけたスタイルも強烈なインパクトを放っていましたね。

9人の大所帯で繰り広げられるごった煮サウンドはハチャメチャなようでいて、各メンバーの高いスキルと優れたソングライティングセンスがまさに「オルタナティブ」なメタル、ヘビーロックを生み出したのです。

いつ解散してもおかしくないほどの緊張感が常にあり続けた彼らですが、2024年の現在もメンバーチェンジを重ねながらトップバンドとして活躍し続けています。

見た目に惑わされず、まずは彼らの鳴らす音を聴いてみてください!

Be Quiet And Drive (Far Away)Deftones

Deftones – Be Quiet And Drive (Far Away) (Official Video) [HD Remaster]
Be Quiet And Drive (Far Away)Deftones

デフトーンズは1988年に結成されたバンドで、ニューメタルのブームで頭角を現しながらも「ヘビーロック界のレディオヘッド」とも称されるアーティスティックな音楽性と独自のサウンドで後続のバンドたちにも多大なる影響を与え続けている存在です。

チノ・モレノさんの唯一無二のボーカルを軸として、さまざまなジャンルの要素を取り込んだ音楽性はアグレッシブでいてアートロック的でもあり、ヘビーロックファン以外のリスナーの心をつかむのですね。

特に2000年リリースのサードアルバム『White Pony』は彼らを孤高の存在へと押し上げ、グラミー賞受賞曲『Elite』を生み出しました。

そのパワフルでありながらも美しいメロディは、ライブで観るとさらにその魅力を感じることができますよ!

彼らが紡ぎ出すオルタナティブメタルの世界観をぜひ体験してみてください。

SchismTool

TOOL – Schism (Official Video)
SchismTool

オルタナティブ・メタルというより音楽シーンにおいて孤高のバンドと言える、ミステリアスな存在感を放ち続けるトゥール。

1990年の結成から押しも押されもせぬトップクラスのアーティストです。

プログレッシブロックやサイケデリックロック、アートロックの要素を取り入れながら、圧倒的な演奏力と表現力で魅せる彼らは異質な音楽性でいて商業的な成功も収めており、その音楽性は1996年リリースのセカンドアルバム『Ænima』以降確立され、真の意味でオルタナティブと言える存在なのですね。

非常に寡作なタイプではあるのですが、2019年には13年振りとなったアルバム『Fear Inoculum』をリリースしてシーンに新たな衝撃を与えました。

2024年の現在も、最も新作が待たれているバンドの一つと言えるでしょう!

In the Name of the FatherNEW!PRESIDENT

Sleep Tokenと同じマネジメントに所属し、シーンに彗星のごとく現れたプレジデント。

メンバー全員がマスクを着用する、その正体が謎に包まれた新進気鋭のバンドです。

彼らの音楽はメタルコアやハードロックを基盤にした重厚なサウンドが持ち味で、一部では「Octanecore」と称されています。

2025年5月に公開されたデビューシングルは、ラジオでもかかりやすいキャッチーさを持ちながら、攻撃的なリフと力強いボーカルが融合した見事な仕上がりです。

業界内では「スーパーグループ」との噂もあり、2025年6月の大型フェスでは「就任式」を行うと宣言するなど、その戦略的な活動からも目が離せませんね。

メロディ重視でかつヘヴィさもほしい、という方にはぴったりのバンドですよ!

GravityNEW!Sleep Theory

Sleep Theory – “Gravity” (Official Music Video)
GravityNEW!Sleep Theory

ヘヴィメタルとR&Bを掛け合わせた独自の音楽性で注目を集めているのが、ロックバンドのスリープ・セオリーです。

もともとはボーカルを務めるカレン・ムーアさんのソロプロジェクトとしてスタートし、現在ではバンド体制で活動しています。

2023年に公開されたデビューシングル『Another Way』は、SNS上でわずか36時間のうちに50万回以上も再生されるなど、活動初期からその実力は大きな話題になっていたんですよね。

その後も『Stuck In My Head』が全米アクティブ・ロックチャートで1位に輝くなど、その勢いはとどまる所を知りません。

リンキン・パークなどから影響を受けた重厚なサウンドとポップな感性が融合した音楽性は、新世代のロックを求めるリスナーにこそ聴いてみてほしいバンドです。