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AORの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム

突然ですが、皆さんは「AOR」と呼ばれる音楽ジャンルはご存じでしょうか。

1970年代後半から1980年代にかけて大いに盛り上がった「AOR」は「Adult-Oriented Rock」の略称で知られる大人の音楽として日本で根強い人気を誇るジャンルですが、実は和製英語で海外でのAORは「Album-oriented rock」と呼ばれるものなのですね。

こちらの記事ではそんな「AOR」と呼ばれるジャンルの名盤アルバムを幅広い視点でリサーチ、ソフトロックからハードロック寄りの音、フュージョンにいたるまで「AOR的」なアルバムとして人気が高い作品を集めてみました。

AOR初心者の方はぜひチェックしてみてください!

AORの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(1〜10)

Long Way From Love

The Last TimeMark Free

マーク・フリーさんといえば、パワフルなボーカルとメロディックな楽曲で知られるAORの名シンガーです。

1993年にリリースされた『Long Way From Love』は、彼の唯一のソロアルバムとして、AORファンの間で高い評価を得ています。

力強いボーカルと感動的なメロディが特徴的で、ハードロックとメロディック・ハードロックの要素を見事に融合させています。

ジェフ・シルヴァーマンさんのプロデュースによる洗練されたサウンドも魅力的です。

AORやメロディアスなロックが好きな方にはぜひ聴いていただきたい一枚。

マーク・フリーさんの才能と情熱が詰まった、必聴の作品といえるでしょう。

4

Waiting for a Girl Like YouForeigner

Foreigner – Waiting for a Girl Like You (Official Music Video)
Waiting for a Girl Like YouForeigner

Foreignerは1976年にニューヨークで結成された英米合作のロックバンドで、ミック・ジョーンズさんとルー・グラムさんを中心に、多くのヒット曲を生み出しました。

彼らの4枚目のスタジオアルバム『4』は1981年にリリースされ、アメリカのBillboard 200で1位を獲得し、特に「Urgent」や「Waiting For A Girl Like You」などのヒット曲を含んでいます。

このアルバムは、エネルギッシュでメロディアスなサウンドが特徴で、アリーナロックやポップ/ロックとしての評価も高いです。

ロバート・ジョン・マット・ラングさんがプロデュースし、シンセサイザーやサックスの使用が際立っています。

音楽性は洗練されたポップな要素と、ハードなロックの要素を兼ね備え、多くの音楽ファンに愛されています。

AORの魅力を体感したい方に特におすすめの一枚です。

Escape

EscapeJourney

Journey – Escape (Live 1981: Escape Tour – 2022 HD Remaster)
EscapeJourney

Journeyは、1973年にサンフランシスコで結成されたアメリカのロックバンドです。

スティーブ・ペリーさんがリードボーカルを務めた1978年から1987年にかけて最大の成功を収めました。

1981年7月31日にリリースされた『Escape』は、バンドの7枚目のスタジオアルバムにして、全米ビルボード200チャートで1位を獲得する大ヒット作です。

キーボード奏者ジョナサン・ケインさんが加わった最初のアルバムで、彼の参加がバンドのサウンドと成功に大きく貢献しました。

アルバム・ロックやアリーナ・ロックの要素を取り入れた音楽性は、幅広いリスナーに受け入れられ、80年代のAORを代表する作品となっています。

AORの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(11〜20)

Breezin’

Breezin’George Benson

ジョージ・ベンソンさんといえば、ジャズギタリストとして名を馳せつつも、ポップスへと活躍の場を広げた稀有なアーティストです。

幼少期からその才能を発揮し、様々なジャンルを横断する音楽性で知られています。

そんな彼の1976年作『Breezin’』は、ポップ、ジャズ、R&Bの各チャートで1位を獲得した記念碑的な作品。

ワーナー・ブラザーズへの移籍第1弾として制作され、プロデューサーのトミー・リプーマとのコラボレーションが実現しました。

グラミー賞「Record of the Year」を受賞し、ジャズアルバムとしては異例のマルチプラチナを達成。

スムーズジャズの先駆けとなった本作は、ジャズとポップの融合を求める方にぜひおすすめです。

Toto IV

RosannaTOTO

Toto – Rosanna (Official HD Video)
RosannaTOTO

TOTOは1976年にロサンゼルスで結成された伝説的なロックバンドです。

彼らの音楽性はAOR、ポップロック、プログレッシブロックなど幅広いジャンルにまたがります。

1982年にリリースされた4枚目のアルバム『Toto IV』は、バンドの代表作として高い評価を受けています。

「Africa」や「Rosanna」といった大ヒット曲を収録し、グラミー賞を含む数々の賞を受賞。

洗練されたポップセンスとテクニカルな演奏で、長年にわたって多くのリスナーに愛され続けています。

AORの名盤として、音楽を深く楽しみたい方におすすめの一枚です。

Into The Street

Need You TonightBoulevard

カナダのAORバンド、Boulevardが1990年にリリースした2枚目のアルバム『Into The Street』。

デビューアルバムの成功を経て、さらに円熟味を増した彼らの音楽性が存分に発揮された1枚です。

ジョン・パンターのプロデュースによる洗練されたサウンドは、メロディアスなAORファンの心を掴んで離しません。

「Lead Me On」や「Crazy Life」といったシングルは、カナダのチャートで上位にランクイン。

バンドの魅力が詰まったこの作品は、AORやメロディックロックの愛好者にとって、まさに聴き逃せない名盤といえるでしょう。

Airplay

After the Love Is GoneAIRPLAY

エアプレイは、デイヴィッド・フォスターさんとジェイ・グレイドンさんが1980年に結成したAORユニット。

トミー・ファンダーバークさんをリード・ボーカルに迎え、同年に唯一のアルバム『Airplay』をリリースしています。

TotoのメンバーらWest Coast人脈が参加したこのアルバムは、日本では80年代AORの名盤として高い評価を受け、根強い人気を誇っています。

収録曲「After the Love Has Gone」は、Earth, Wind & Fireによるカバーでグラミー賞を受賞。

夏の猛暑の中での過酷なジャケット撮影など、エピソードにも事欠きません。

リラックスした西海岸サウンドが魅力的で、ポップ/ロックやソフトロックが好きな方にオススメの一枚です。