AORの名曲。時代をこえるオススメの人気ナンバー
若者の初期衝動の発露だったロックミュージックがさまざまな音楽と出会いながら成長していくことで、メロウで都会的なサウンドに洗練されていったアダルトオリエンテッドロック(AOR)。
みなさんが日々、生活の中で遭遇する楽しさや悲しさ、そして寂しさなどを優しく包み込んでくれるAORは、まさに大人のサウンドトラックですね。
ここでは、そんな名曲をセレクトしてみました。
コクのあるサウンドと歌詞に、みなさんの思いを重ね合わせながら聴いてみてください。
きっと、乾きがちだった心もうるおいに満ちるはずですよ。
もくじ
- AORの名曲。時代をこえるオススメの人気ナンバー
- Valentine (I Was Wrong About You)Ned Doheny
- Driving Home For ChristmasChris Rea
- ユア・オンリー・ロンリーJ.D. Souther
- ニューヨーク・シティ・セレナーデChristpher Cross
- アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーンEarth, Wind & Fire
- クリスタルの恋人たちGrover Washington Jr.
- I’m Not In Love10cc
- Love Is Stronger Than PrideSade
- What A Fool BelievesThe Doobie Brothers
- Just the Way You AreBilly Joel
- ジョージー・ポージーTOTO
- Heart of MineBobby Caldwell
- ベイビー・カム・バックPlayer
- アメリカン・モーニングRandy Vanwarmer
- Through the FireChaka Khan
- I.G.Y.Donald Fagen
- You Are My LadyFreddie Jackson
- I Can’t Go For That (No Can Do)Daryl Hall & John Oates
- 中央フリーウェイ松任谷由実
- 二人だけの夜Robbie Dupree
- 風のシルエットBobby Caldwell
- SaraFleetwood Mac
- アイ・ジャスト・ワナ・ストップGino Vannelli
- 恋をしましょうCarole Bayer Sager
- Hard to Say I’m SorryCHICAGO
- Jo JoBoz Scaggs
- 追憶の甘い日々Little River Band
- アイ・ゴー・クレイジーPaul Davis
- She’s Out With A Gun AOR Melodic Rock City LightsVAN ZANT
- On The BeachChris Rea
- EscapeRupert Holmes
- Shake ItIan Matthews
- Mr.サマータイムサーカス
- イズ・イット・ユーLee Ritenour
- Arthur’s ThemeChristpher Cross
- CarelessStephen Bishop
- Baby Come BackPlayer
- That’s What Friends Are ForDionne Warwick
- SailingChristopher Cross
- ミニット・バイ・ミニットThe Doobie Brothers
- Nothing’s Gonna Change My Love for YouGeorge Benson
- How Deep Is Your LoveBee Gees
- オリビアを聴きながら杏里
- 思い出のスニーカーSneaker
- St. Elmo’s FireJohn Parr
- Secrets In The DarkChris Thompson
- HonestyBilly Joel
- A Woman like youRuss Ballard
- ロンガーDan Fogelberg
- Ellie My LoveBill Champlin
- 99TOTO
- JojoBoz Scaggs
- 愛のシルエットJim Photoglo
- ReminiscingLittle River Band
- I just Wanna StopGino Vannelli
- You Wouldn’t Know LoveMichael Bolton
- Lonely BoyAndrew Gold
- サッド・アイズRobert John
- If it takes all nightB.J.Thomas
- リヴィン・イット・アップBill LaBounty
- ロンリー・フリーウェイLarry Lee
- ワッチャ・ゴナ・ドゥ・フォー・ミーNed Doheny
- Heart Of The NightPoco
- Lost In LoveAir Supply
- hot rod heartsRobbie Dupree
- One More ChanceAlias
- Go EasyAlien
- Look At What You GotDRIVE ,SHE SAID
- Stranger In ParadiseDwayne Ford
- This Could Be the NightLoverboy
- The Year Of The CatAl Stewart
- FreedomDane Donohue
- Desert MoonDennis DeYoung
- 恋人Glenn Frey
- Goin’ DownGreg Guidry
- Keep On Loving YouREO Speed Wagon
- OceansSurvivor
- SOMEONEBEAU COUP
- Can’t Smile Without YouBarry Manilow
- ウェイト・フォー・ミーDaryl Hall & John Oates
- PersonallyKarla Bonoff
- Year Of The CatAl Stewart
- WHO’S CRYING NOWJourney
- Yes-Noオフコース
- ビゲスト・パート・オブ・ミーAmbrosia
- ブルーアー・ザン・ブルー/哀しみの序章Michael Johnson
- ヒムRupert Holmes
- 彼女はウェイト・フォー・ミーAIRPLAY
AORの名曲。時代をこえるオススメの人気ナンバー(1〜20)
Valentine (I Was Wrong About You)Ned Doheny

なめらかでメロウなサウンドが特徴的なこの曲は、70年代カリフォルニアの音楽シーンを象徴する1曲。
ネッド・ドヒニ―さんの感傷的で繊細なボーカルが、失敗した愛への後悔と自己反省を見事に表現しています。
1976年3月にリリースされたアルバム『Hard Candy』に収録され、洗練されたコード進行と感情豊かな歌詞で多くのリスナーの心をつかみました。
ラテンやジャズ、ソウルの影響を受けた独特のサウンドは、ドヒニ―さんの音楽性の豊かさ物語っていますね。
失恋の痛手や人間関係の複雑さに悩むあなたの心を優しく包み込んでくれる、大人のための極上のバラードです。
Driving Home For ChristmasChris Rea

冬の到来を感じさせるメロディと歌詞で、クリスマスの雰囲気をまとった心温まるバラードです。
渋滞の中、家族のもとへ帰る喜びを描いた歌詞は、多くの人の共感を呼び、クリスマスの定番曲となりました。
クリス・レアさんのハスキーで温かみのある歌声が、長い帰り道の疲れを癒してくれるようですね。
1986年に録音されたこの曲は、1988年リリースのベストアルバム『New Light Through Old Windows』に収録。
当初は大ヒットとはなりませんでしたが、年月を重ねるごとに人々に愛され、今ではクリスマスシーズンになると各国のチャートで上位にランクインする人気曲です。
家族や恋人と過ごすクリスマスを前に、あなたの心も温かくなること間違いなしですよ。
ユア・オンリー・ロンリーJ.D. Souther

1979年リリース。
J.D.サウザー(ジョン・デヴィッド・サウザー)さんはアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身もミュージシャンです。
ソロ活動と並行してイーグルスやリンダ・ロンシュタットらに作品を提供したり、俳優活動も行うなど多彩な人物です。
本作は彼にとって唯一のヒット曲になりました。
ニューヨーク・シティ・セレナーデChristpher Cross
1981年にリリースの都会的なサウンドが印象的なナンバーで、誰もが一度は聴いたことがあるだろうと思われるほど有名な曲です。
オリジナルタイトルは『アーサーのテーマ』ですが、歌詞の中に出てくるフレーズをそのままとってこの邦題が付けられました。
ダドリー・ムーア主演の映画『ミスター・アーサー』の主題歌ですね。
アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーンEarth, Wind & Fire

デヴィッド・フォスターさんが作曲したAORの傑作。
1980年にエアプレイもこの曲をリリースしています。
しかしアース・ウィンド&ファイアの方がそれよりも1年リリースが早かったのです。
アースはもちろんジャンル的にAORアーティストではありませんが、この曲に関しては文句のつけようがない仕上がりになっていますね。
クリスタルの恋人たちGrover Washington Jr.

雨が降る都会の夜を想起させるAORの名作。
映画『クリスタルの恋人たち』の中で使われたため、日本ではオリジナルタイトルとは全く関係のない邦題が付けられています。
作品の魅力をさらに盛り上げる見事なボーカルを聴かせているのは、ニューソウルの旗手、ビル・ウィザースさんです。