AORの名曲。時代をこえるオススメの人気ナンバー
若者の初期衝動の発露だったロックミュージックがさまざまな音楽と出会いながら成長していくことで、メロウで都会的なサウンドに洗練されていったアダルトオリエンテッドロック(AOR)。
みなさんが日々、生活の中で遭遇する楽しさや悲しさ、そして寂しさなどを優しく包み込んでくれるAORは、まさに大人のサウンドトラックですね。
ここでは、そんな名曲をセレクトしてみました。
コクのあるサウンドと歌詞に、みなさんの思いを重ね合わせながら聴いてみてください。
きっと、乾きがちだった心もうるおいに満ちるはずですよ。
AORの名曲。時代をこえるオススメの人気ナンバー(26〜30)
She’s Out With A Gun AOR Melodic Rock City LightsVAN ZANT

1985年にリリースされたVAN ZANTの楽曲は、美しいメロディと印象的な歌詞が特徴的。
失恋した女性のふくしゅう心を描いた物語性豊かな歌詞が、聴く人の心に深く刻まれます。
アルバム『Van-Zant』に収録された本作は、AORやメロディック・ロックファンの間で高い評価を得ています。
VAN ZANTさんの透き通るような歌声と、洗練されたサウンドプロダクションが見事に調和しており、80年代の音楽シーンを象徴する一曲といえるでしょう。
ドライブや静かな夜のBGMとして最適な、心地よい音楽体験を提供してくれる作品です。
アイ・ゴー・クレイジーPaul Davis

1977年リリース。
日本では「なんとなくクリスタル」という映画の中で使われて大ヒットしました。
日本でのAORブームの火付け役となった曲としても知られています。
抑えた情熱と寂しさが同時に感じられるような、繊細さがある曲です。
彼にとっては初めてビルボードチャートトップ10入りした作品になりました。
Jo JoBoz Scaggs

1980年発売のアルバム『ミドル・マン』に収録されていた曲です。
簿図・スッキャッグスさんはヒット曲が多く、ベストソングを選ぶには苦労しますが、超有名なバラード曲『ウィア・オール・アローン』より、こちらの方が一層、大人の色気が際立って感じられます。
ミドルテンポで歯切れが良く、バランスのとれた作品ですね。
Shake ItIan Matthews

1978年にリリースされたイアン・マシューズさんのポップなボーカルナンバー。
イントロのバース風のギターが印象的な本作は、ビルボードトップ20入りを果たしました。
楽曲は自由奔放で魅力的な女性を主人公に、恋愛や夜を楽しむ様子がテーマとなっています。
1980年の映画『Little Darlings』の冒頭で使用されたほか、ビデオゲーム『The Warriors』のラジオでも流れるなど、メディアでも取り上げられました。
ポジティブなエネルギーと楽観的なメッセージが込められた歌詞は、聴く人の心を明るくしてくれます。
気分転換したい時や、友人とドライブに出かける際のBGMにぴったりですよ。
On The BeachChris Rea

『On The Beach』はイギリス出身のシンガーソングライター、クリス・レアさんによって書かれたなんばーで、1986年のアルバム『オン・ザ・ビーチ』からシングルカットされました。
暑い浜辺に揺れる陽炎のように気だるいリズムが印象的なこの曲は、ラテン風味とジャズのアドリブ風の後半が聴きどころです。