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AORの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム

AORの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
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AORの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム

突然ですが、皆さんは「AOR」と呼ばれる音楽ジャンルはご存じでしょうか。

1970年代後半から1980年代にかけて大いに盛り上がった「AOR」は「Adult-Oriented Rock」の略称で知られる大人の音楽として日本で根強い人気を誇るジャンルですが、実は和製英語で海外でのAORは「Album-oriented rock」と呼ばれるものなのですね。

こちらの記事ではそんな「AOR」と呼ばれるジャンルの名盤アルバムを幅広い視点でリサーチ、ソフトロックからハードロック寄りの音、フュージョンにいたるまで「AOR的」なアルバムとして人気が高い作品を集めてみました。

AOR初心者の方はぜひチェックしてみてください!

AORの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(1〜10)

Aja

PegSteely Dan

洗練されたジャズ・ロックの名作、それがスティーリー・ダンの『Aja』です。

ウォルター・ベッカーさんとドナルド・フェイゲンさんを中心に、一流のセッション・ミュージシャンたちが集結して生み出された傑作。

1977年のリリース以来、その緻密なアレンジと高度な演奏技術で多くのリスナーを魅了し続けています。

グラミー賞最優秀録音賞を受賞するなど、音楽的にも商業的にも大成功を収めた本作。

複雑なハーモニーと洗練されたメロディが織りなす7曲は、まさに大人のための音楽。

ジャズやロックが好きな方はもちろん、質の高い音楽を求める全ての方にお薦めの一枚です。

Silk Degrees

LowdownBoz Scaggs

Boz Scaggs – Lowdown (Official Audio)
LowdownBoz Scaggs

ブルー・アイド・ソウルの名手、ボズ・スキャッグスさんのキャリアを決定づけた傑作です。

1976年にリリースされたこのアルバムは、Billboard 200で第2位を記録し、5xプラチナにも認定される大ヒットとなりました。

洗練された都会的なサウンドと、ポップ、R&B、ディスコ、ソウルが絶妙に融合した楽曲の数々は、聴く人を魅了してやみません。

後にTOTOのメンバーとなるミュージシャンたちの参加も光る一枚で、1970年代のAORを代表する名盤として今なお高い評価を得ています。

洗練された大人の音楽を求める方にぜひおすすめしたい一枚です。

Another Night

Take Me To Your HeavenWilson Bros.

Wilson Bros. – Take Me To Your Heaven (1979)
Take Me To Your HeavenWilson Bros.

Wilson Brosは、スティーブさんとケリーさんのウィルソン兄弟によるミュージカル・デュオです。

1979年に唯一のアルバム『Another Night』をリリースし、AORファンの間で高い評価を得ています。

ナッシュビルを中心に録音されたこのアルバムには、スティーブ・ルカサーさんをはじめとする著名なミュージシャンが参加。

美しいメロディと洗練されたボーカル・ハーモニー、ブルー・アイド・ソウルの要素が特徴的な10曲が収録されています。

残念ながら大きな賞の受賞歴はありませんが、AORやウェストコースト・ミュージックのファンにとっては欠かせない1枚。

洗練されたポップ/ロックが好きな方におすすめの名盤です。

Christopher Cross

SailingChristopher Cross

Christopher Cross – Sailing (Official Music Video) [Remastered HD]
SailingChristopher Cross

クリストファー・クロスさんといえば、1979年にリリースしたデビューアルバムで一躍スターダムにのし上がったアメリカのシンガーソングライターです。

そのセルフタイトル作『Christopher Cross』は、まさにAORというジャンルを代表する名盤として知られています。

グラミー賞の主要4部門を独占するという快挙を成し遂げた本作は、『Sailing』や『Ride Like the Wind』といった大ヒット曲を収録。

クロスさんの透明感のある歌声と洗練されたサウンドは、まさに絶品と言えるでしょう。

大人の落ち着いた雰囲気を好む方や、心地よい音楽に癒されたい方にぜひ聴いていただきたい1枚です。

Bobby Caldwell

What You Won’t Do for LoveBobby Caldwell

いわゆるAORというサウンドは、都会的で大人の雰囲気を持った味わいが魅力ですよね。

そんなジャンルの代表的な存在、ボビー・コールドウェルさんのデビュー作『Bobby Caldwell』は1978年のリリース。

R&B、ジャズ、ソウルの要素を取り入れた洗練された音楽性が光る一枚です。

特に収録曲「What You Won’t Do for Love」は大ヒットを記録し、その後も長く愛され続けている名曲。

日本でも根強い人気を誇り、「ミスターAOR」の愛称で親しまれているボビーさんの魅力が詰まった作品です。

夏の終わりのセンチメンタルな気分にぴったりの、大人の音楽を求めている方にオススメですよ。

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