Z世代のリスナーさん要チェック!J-POPシーンを彩る「いい曲」
いい曲の定義って、人それぞれ違いますよね。
大切な誰かを歌ったものや、背中を押してくれるもの、強い決意を描いたものなど、どれもいい曲と言えそうですが、聞き手の心情や状況によって変わってくるのではないでしょうか。
そこで今回は、Z世代のリスナーさんにターゲットを絞り、いい曲というキーワードでリストアップしました。
どれ名曲ばかりですので、Z世代の方だけでなく幅広い層のリスナーさんにも楽しんでいただければ幸いです。
Z世代のリスナーさん要チェック!J-POPシーンを彩る「いい曲」(1〜5)
宿命Official髭男dism

夢に向かって全力を尽くす人々への熱いエールが込められた、4人組ピアノポップバンド・Official髭男dismの楽曲。
2019年7月に「2019 ABC夏の高校野球応援ソング/『熱闘甲子園』テーマソング」として起用された本作は、阪神電鉄甲子園駅の列車接近メロディーにもなりました。
ニューヨークで撮影されたミュージックビデオも話題を呼びましたね。
高校球児をはじめ、努力する全ての人々に寄り添う歌詞は、挫折や不安を抱える人の心に深く響きます。
どんな困難にも立ち向かう勇気をくれる、Z世代のリスナーさんにぜひ聴いてほしい一曲です。
なにものKing&Prince

キンプリの愛称で知られ、メンバーそれぞれが歌手、俳優、タレントとして活躍している2人組アイドルグループ、King & Prince。
日本テレビ系日曜ドラマ『だが、情熱はある』の主題歌として起用された13枚目のシングル曲は、「気負わず、今を楽しむこと」をテーマに掲げています。
日常にある小さな幸せの積み重ねを通じて、日々が彩り豊かになっていく様子を描いた応援歌ですよね。
希望を感じさせる、爽やかなポップチューンです。
馬と鹿米津玄師

独創的な世界観とリリックセンスで多くの人々の心をつかむシンガーソングライター、米津玄師さん。
アルバム『STRAY SHEEP』にも収録された本作は、混沌とした社会状況の中で生まれた珠玉のナンバーです。
馬と鹿をモチーフにした象徴的な歌詞は、人間の不器用さや純粋な願いを描き出し、聴く人の心に深く響きかけますよね。
2019年8月にリリースされたこの楽曲は、逆境に立ち向かう強さと、愛や夢を守り抜く決意を歌い上げています。
挫折を繰り返しながらも前を向こうとする姿勢に、きっと多くの人が自分自身を重ね合わせることでしょう。
心に寄り添う歌声とメロディーが、あなたの背中を優しく押してくれる一曲です。
正解RADWIMPS

若者の心に寄り添う歌詞と爽快感が秀逸な、RADWIMPSの楽曲。
NHK特番『RADWIMPS 18祭』のために書き下ろされた本作は、卒業シーズンの定番曲として広く親しまれています。
2024年2月に合唱譜面付きCDがリリースされました。
友情や個人の成長、社会との調和など、青春期の心理的成長や自己発見をテーマにした歌詞は、多くの若者の共感を呼んでいますね。
人生の答えは一人一人異なるというメッセージが込められた本作は、自分自身の内なる声に従うことの大切さを教えてくれます。
NerdNEW!Rol3ert

シンガーソングライターRol3ertさんの4作目のシングルです。
この楽曲はプロデューサーにMONJOEさんを迎えて制作されており、インディーポップの浮遊感とロックの質感が溶け合うドリーミーなサウンドが魅力!
歌詞には自分の中の不器用さや、他人には理解されにくい個性を丸ごと肯定する、温かいメッセージが込められています。
周りと比べて息苦しさを感じる時に自分を信じる勇気をくれる応援歌といえるでしょう。
Z世代のリスナーさん要チェック!J-POPシーンを彩る「いい曲」(6〜10)
At The LastNEW!SKY-HI

冷笑されがちな「夢」や「理想」をあえて真正面から肯定し、聴く者の心を奮い立たせるアンセム。
SKY-HIさんが2025年6月に公開した作品で、同年発売のアルバム『Success Is The Best Revenge』からの先行シングルです。
BMSGとTBSが手がけるオーディション『THE LAST PIECE』のテーマソングに起用されました。
夢を追う若者たちへのエールソングで、アグレッシブなサウンドに乗せて、どんな逆境も笑い飛ばし、信念を貫く強い意志を歌っています。
大きな挑戦を前にしている時や、自分を信じたい時に聴くのにピッタリだと思いますよ!
ツキアカリNEW!センチミリメンタル

諦めの中に宿る生命力を描いた、温詞さんによるソロプロジェクト、センチミリメンタルのナンバーです。
2025年6月にリリースされた本作。
温詞さんは「明日はいらない」とさけび歌っていた人の姿に突き動かされて、この楽曲を書き上げたと語っています。
凛としたバンドサウンドと華やかなブラスの響きが、絶望の淵でなお燃え上がる心の炎を表現しているかのよう。
壁にぶつかり、立ち止まってしまったあなたの背中をそっと押してくれる曲だと思います。